目次
1. 「ビジカジ」は暑い日本の夏にぴったり

ビジカジ(=ビジネスカジュアル)はスーツよりもくだけた服装を指し、ジャケットや襟付きシャツにスラックスなどを合わせるのが基本だ。クールビズ期間であれば、ポロシャツやスニーカーなどさらに軽装が許される職場もあり、暑い日本の夏にはうれしい取り組みである。
しかし夏のビジカジはともすればオジサン臭くなりがちだ。色や素材、デザインなどにこだわって垢抜けたコーデを目指そう。
しかし夏のビジカジはともすればオジサン臭くなりがちだ。色や素材、デザインなどにこだわって垢抜けたコーデを目指そう。
2. 「ビジカジ」夏のおすすめアイテムとコーデ例は?

夏のビジカジでは「ただジャケットを脱ぐ」のではなく、夏ならではのアイテムを取り入れることが大切だ。おすすめアイテムやコーデのコツを紹介しよう
シャツは色・柄ものが◎
コーデの主役となるシャツは、白よりもブルーや紺、水色などの色つきシャツを選ぼう。ストライプやチェックなどの柄入りシャツ、襟だけが別の色になっているクレリックシャツもオシャレである。襟の形は、ノータイでもサマになるホリゾンタルカラーやボタンダウンがおすすめだ。
ポロシャツも取り入れよう
ポロシャツも夏のビジカジには欠かせない。とくに台襟つきでカッチリ見える「ビズポロ」は、ビジネスで着ることを前提に作られたポロシャツなので使いやすい。注意点としては、カジュアルになりすぎないようポロシャツは無地のほうがよい。
パンツはスラックスとチノパンを活用
夏のビジカジではスラックスに加えて、よりカジュアル度の高いチノパンを活躍させよう。グレーやネイビーもよいが、ベージュや白のパンツだと夏らしいコーデになる。
ジャケットは涼しげな素材のものを
ジャケットが必要な場合は、麻や綿など清涼感のある素材を選ぶのがポイントだ。クールマックスなど機能性のあるタイプもおすすめである。
ネクタイやベルトにも気を使おう
ネクタイは、ニットタイや麻・綿素材がおすすめで、さらに細身のタイプだとさわやかな印象になる。また、ノージャケットではベルトにも気を抜けない。レザー素材のしっかりしたものが基本だが、メッシュベルトも涼しげでよい。
3. 「ビジカジ」夏にも履きたいスニーカーなどの「靴」

近年はスニーカー通勤の浸透もあり、夏のビジカジでスニーカーを履く人は多い。スニーカーを選ぶ際のポイントと革靴との履き分けについても知っておこう。
レザースニーカーなら失敗しない
ビジカジに合わせる場合はシンプルなレザースニーカーが最適だ。レザー素材だとカジュアルになりすぎず、全体のバランスが崩れにくい。色は黒か白が基本だが、茶やネイビーもOKである。キャンパス地やボリュームのあるスニーカーは避けたほうが無難だ。
きちんと感を出したければ革靴
ただしフォーマルな印象がほしければ革靴がマストだ。スニーカーNGの企業もあるので気を付けよう。夏のビジカジでは、暗くなり過ぎない茶色の革靴がおすすめである。
4. 「ビジカジ」夏に取り入れる際の「注意点」は?

汗染みに注意
夏のビジカジでは、脇や背中の汗染みが目立ってしまうことが多々ある。汗をかきやすい人は、吸汗インナーや汗取りパッドで対策をしよう。クールマックスなどの高機能アイテムを選ぶのもよい方法だ。
インナー透けもNG
シャツの下からインナーが透けていると、オシャレな印象には程遠い。白シャツを着るならベージュ系のインナーを選ぶなど注意しよう。
オジサン臭くなっていないか
夏のビジカジは油断をするとオジサン臭くなるリスクが高い。とくに「半袖の白シャツ」は要注意。半袖の白シャツを着る場合は、デザインやサイズ感にはこだわろう。長袖を着て腕まくりをするスタイルのほうが、若々しく見えるといわれている。
結論
夏のビジカジでは、色つきシャツ、ポロシャツ、スニーカーなどを活用してさりげなくオシャレを楽しもう。麻や綿など夏らしい素材を取り入れるのもおすすめだ。ただしお勤めの会社の服装規定の範囲内でコーディネートすることを忘れないでほしい。