1. セルフカットのメリット・デメリット
セルフカットの一番の特徴は、もちろん自分でカットを行うということ。そのため、美容室や理髪店でカットする場合と比べてみて、以下のようなメリット・デメリットがある。
セルフカットのメリット
自分でカットをするため、金銭的な負担がないというのが最大のメリットである。もちろんカットを行うためのハサミやクシなどをそろえる必要はあるが、最初に用意さえすればあとからお金が必要になることはない。
また、忙しいビジネスパーソンにとって、お店の時間を気にせず好きなタイミングでカットできるのも魅力だ。そのほか、細かなこだわりがある場合は、自分で思うとおりにカットできるのもメリットといえる。とにかく自分優先でできるというのがメリットだといえる。
また、忙しいビジネスパーソンにとって、お店の時間を気にせず好きなタイミングでカットできるのも魅力だ。そのほか、細かなこだわりがある場合は、自分で思うとおりにカットできるのもメリットといえる。とにかく自分優先でできるというのがメリットだといえる。
セルフカットのデメリット
専門学校などでカットを学んでいた場合は別だが、ほとんどの方はカットに関して初心者だ。そのため、自分でカットした場合は仕上がりが悪くなってしまう可能性がある。また、自分でカットをする分、切りすぎといった失敗のリスクがある。
身嗜みが重要なビジネスパーソンにとって、不揃いな髪の毛は清潔感がなく相手に悪い印象を与えてしまう可能性がある。とくに髪の毛が短い場合は、切りすぎるとその部分だけが目立ってしまうことになる。
身嗜みが重要なビジネスパーソンにとって、不揃いな髪の毛は清潔感がなく相手に悪い印象を与えてしまう可能性がある。とくに髪の毛が短い場合は、切りすぎるとその部分だけが目立ってしまうことになる。
2. セルフカットの準備編
セルフカットをするなら、カット専用のハサミなどを用意する必要がある。メリットとデメリットをよく検討したうえで、もしセルフカットに挑戦するならば、以下に紹介するものは事前に用意しておこう。
セルフカットに必要なもの
- カットハサミ
- すきバサミ
- ヘアクリップ(ダッカール)
- コーム(クシ)
最低限これらのアイテムは必要になるため、もしセルフカットをするなら用意したほうがいい。ハサミなどは一般のハサミでも代用できるが、切れ味が悪いので専用のハサミを用意したほうがいい。また、ヘアクリップやクシなどは100円ショップのものでも問題ない。クシにはさまざまな種類があるので、いくつか用意しておくとカットのときに便利になるだろう。
セルフカットにあるといいもの
- 大きめの三面鏡
- 髪用ケープ
- 霧吹き
- バリカン
これらは必須ではないものの、用意していたほうがカットは楽になる。お風呂場にある鏡などより、三面鏡のほうが髪全体を確認できるので、キレイにそろえやすいだろう。また、髪の毛が落ちるのを防ぐ髪用ケープがあれば、部屋を汚さずにカットできるので便利だ。ほかにも目指しているヘアスタイルによっては、霧吹きやバリカンがあるとカットがしやすくなる。必要に応じて、これらのアイテムもそろえるといいだろう。
3. 前髪と頭頂部のセルフカット法
大まかに、髪の毛は前髪(バングス)、頭頂部(トップ)、後頭部(バック)、襟足(ネープ)、耳の上(サイド)にわけることができる。まずは前髪と頭頂部のカット法を紹介する。この部分は髪の毛の印象を大きく決めてしまうので注意してほしい。
前髪(バングス)のセルフカット法
前髪のカット法はさまざまあるが、軽くするだけなら「すきバサミ」を使ったカットがよい。まずは寝癖を整えて、両目の目頭・目尻を目印に4つにブロッキングする。ブロッキングした髪の束を持ち、毛根のほうから毛先に向かって横方向に3回カットする。同じことを4ブロック分繰り返すと、軽い印象の前髪にできる。
また、長さも調整したいなら「カットバサミ」を使うようにしよう。まず前髪を持ち、地面と水平になるように横に引っ張る。そして、少しずつハサミを縦方向に入れていく。カットバサミで横方向に切ってしまうと、いわゆるパッツン状態になってしまうので注意が必要だ。必ず毛先の方向からハサミを入れて、まだ長いかなと思うくらいのところでやめるとよい。
また、長さも調整したいなら「カットバサミ」を使うようにしよう。まず前髪を持ち、地面と水平になるように横に引っ張る。そして、少しずつハサミを縦方向に入れていく。カットバサミで横方向に切ってしまうと、いわゆるパッツン状態になってしまうので注意が必要だ。必ず毛先の方向からハサミを入れて、まだ長いかなと思うくらいのところでやめるとよい。
頭頂部(トップ)のセルフカット法
トップの場合は、整えるだけなら「すきバサミ」を使ったカットがよい。カットバサミを使ってしまうと、「切りすぎ」の印象を与えてしまうことが多い。ボリューム感を残したいなら、気になる部分をしっかりと指に取ってから、不揃いな部分をカットしよう。ハサミは完全に閉じるのではなく、20度くらいを目安に開いた状態で切るようにするのがポイントだ。
トップを立たせたい場合にも「すきバサミ」を使ったカットがおすすめだ。目安としては、指3~5本分くらいの長さにするとよい。まず頭頂部の髪を集めて、指をそろえて並べる。そして、長さを合わせてから、長すぎる部分を少しずつカットすればよい。これを繰り返していき、トップ全体の長さが同じになるようにしていく。
トップを立たせたい場合にも「すきバサミ」を使ったカットがおすすめだ。目安としては、指3~5本分くらいの長さにするとよい。まず頭頂部の髪を集めて、指をそろえて並べる。そして、長さを合わせてから、長すぎる部分を少しずつカットすればよい。これを繰り返していき、トップ全体の長さが同じになるようにしていく。
4. 後頭部と襟足のセルフカット法
続いて後頭部と襟足のカット方法を紹介する。後ろは見えにくい部分なので、おおざっぱに切ってしまうと変なヘアスタイルになってしまう可能性がある。以下で説明しているポイントを意識しながら切るようにしてもらいたい。
後頭部(バック)のセルフカット法
後頭部のボリューム感を減らしたいなら、「すきバサミ」を使うとよい。長さにもよるが、短い場合は手のひらを外に向けて、5本指で引っ張り出してからカットすればよい。指を切る恐れがあるため、もし見えにくいなら合わせ鏡などをして安全に行おう。また、長い場合は正面の鏡に見えるよう、引っ張ってからカットすると安全に切ることができる。
後頭部の長さも調整したい場合は、短い髪の毛なら「バリカン」で整えるとよい。ブロッキングごとに、専用のアタッチメントで長さを変えてカットすれば、キレイなレイヤーを作ることができる。また、髪の毛が長いなら「カットバサミ」を使うようにしよう。指で挟むようにして引っ張り出し、毛先のほうからハサミを入れるときれいにカットできる。
後頭部の長さも調整したい場合は、短い髪の毛なら「バリカン」で整えるとよい。ブロッキングごとに、専用のアタッチメントで長さを変えてカットすれば、キレイなレイヤーを作ることができる。また、髪の毛が長いなら「カットバサミ」を使うようにしよう。指で挟むようにして引っ張り出し、毛先のほうからハサミを入れるときれいにカットできる。
襟足(ネープ)のセルフカット法
襟足の長さを整えたいなら「カットバサミ」がおすすめだ。横一直線に指で挟んで、指1本分程度から飛び出した部分をカットすると、キレイに長さを調節できる。また、簡単にそろえるなら「バリカン」を使うのもおすすめだ。専用のアタッチメントを使ってカットすることで好みの長さに調整することが可能だ。
5. サイドのセルフカット法
最後にサイドのセルフカット法を紹介する。
サイドの長さを調整したい場合は、まず指で髪の毛を下のほうかつかむ。そして、そのまま水平になるよう横のほうに引っ張り出す。それから、長く伸びてしまっているところを、毛先のほうから「カットバサミ」で切ればよい。その後、ボリュームも調節するなら、切りたい部分を指に取り「すきバサミ」でカットしていこう。
また、サイドのカットでも「バリカン」を使うと簡単に整えることができる。とくに、耳周りは長さを整えるのが難しいが、バリカンを使うことで均一にできるだろう。必要以上にほかの髪の毛を切らないよう、ブロッキングしてから行うと上手にカットができる。
サイドの長さを調整したい場合は、まず指で髪の毛を下のほうかつかむ。そして、そのまま水平になるよう横のほうに引っ張り出す。それから、長く伸びてしまっているところを、毛先のほうから「カットバサミ」で切ればよい。その後、ボリュームも調節するなら、切りたい部分を指に取り「すきバサミ」でカットしていこう。
また、サイドのカットでも「バリカン」を使うと簡単に整えることができる。とくに、耳周りは長さを整えるのが難しいが、バリカンを使うことで均一にできるだろう。必要以上にほかの髪の毛を切らないよう、ブロッキングしてから行うと上手にカットができる。
結論
セルフカットをするには、あらかじめカット用のハサミやヘアクリップなどのアイテムを用意する必要がある。また、カットのやり方は前髪や頭頂部、後頭部などで異なるので、それぞれのポイントを押さえておくことが重要だ。自分の理想の髪型をしっかりと想像しておき、それに近づけるようにカットしていこう。