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黒スーツをかっこよく着る!結婚式とビジネスで違う着こなしのルール

黒スーツをかっこよく着る!結婚式とビジネスで違う着こなしのルール

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年9月 8日

黒いスーツは冠婚葬祭用という印象があるが、最近ではビジネスシーンでも着用する方が増えている。同じ黒スーツでも、冠婚葬祭とビジネスでは、スーツそのものの着こなし方が違う。では黒スーツは、どうすればかっこよく着こなせるだろうか。

  

1. 「黒スーツ」は着こなし次第でかっこいい印象に

黒スーツのかっこいい着こなしには、サイズ感が重要だ。自分の身体に合うスーツ選びのポイントは何だろうか。

肩幅

肩幅が合わないと、ジャケットの背中に不自然なシワができる。肩は、縫い目部分を1cm程度つまめるくらいが適正サイズだ。

袖丈

動かすことが多い袖口は人目につきやすいので、袖丈には気を付けよう。腕を下ろした時に、シャツが1cmほど見えるくらいがベストだ。

着丈

ジャケットの丈が短すぎるとカジュアルな印象に、長すぎると短足に見える。お尻がほぼ隠れる、お尻の下のラインより少し上くらいの丈がおすすめだ。

身幅

好みのシルエットを選びたいが、小さすぎるとシワができ、大きいとふくらんで見える。ボタンを留めた状態で、こぶしが入るくらいが基準といわれる。

すそ丈

パンツのすそは、靴の甲にふれて軽くたわむ程度が望ましい。短すぎて靴下が見えたり、長すぎてたわみが大きくなったりしないように注意しよう。

2. 黒スーツのおしゃれな着こなし方「結婚式」では?

結婚式といえば黒スーツだ。フォーマルな場である結婚式の黒スーツをおしゃれに着こなすにはどうすればよいのだろうか。

結婚式での黒スーツの基本コーデ

黒スーツは礼服とビジネス用で違いがあるので、結婚式には礼服の黒スーツを着用しよう。シャツは白無地のレギュラーかセミワイドカラー、ネクタイは白かシルバーが基本だ。足元は肌が見えないミドル丈の黒の靴下と、内羽根ストレートチップの黒の革靴をはこう。

黒スーツを格上げするアイテム

ベストをプラスするとフォーマル感が増し、黒スーツの品格を上げることができる。黒スーツと共生地のものや、シルバーやグレーなどのベストを合わせよう。ネクタイピンやカフスボタン、ポケットチーフといった小物使いも、おしゃれに見せるポイントだ。

黒スーツをおしゃれにアレンジ

シャツやネクタイの色は、最近では淡いブルーやピンクもOKとされている。ネクタイは、ゴージャスなシャンパンゴールドや、高貴な色とされる淡いパープルなどもおすすめだ。ネクタイとポケットチーフの色を合わせると、統一感が出ておしゃれ度が増すだろう。

3. 黒スーツのおしゃれな着こなし方「ビジネス」では?

黒スーツは、礼服とビジネス用では生地に違いがある。礼服は上質なウールが高混率であることが多いのに対し、ビジネス用はポリエステルが使われることが多い。そのため、礼服はマットな深い黒で、ビジネス用は光沢があるグレー寄りの黒というのが一般的だ。

ビジネス用の黒スーツは、マットで無地の礼服にはない、光沢感や柄を楽しもう。シャドーストライプやシャドーチェックは、光の当たり方で表情を変えてくれるので、上品なおしゃれ感を演出できるだろう。

4. 「黒スーツ」をビジネスで着る時に合わせたいシャツ・ネクタイ・靴

ビジネスシーンでの黒スーツは、礼服っぽく見えない着こなしが大事だ。礼服と違って合わせるアイテムの自由度が高いので、小物でおしゃれを楽しもう。

シャツ

どんなシャツでも合わせやすいのも、黒スーツの魅力だ。定番は白や薄めのブルーだが、パステル系のピンクやイエローなどは明るい印象に、グレーなら大人の雰囲気を演出できる。知的な印象のストライプや、個性的なチェックなどの柄シャツも合わせやすい。ただ、黒いシャツはカジュアル感が強く、ビジネスシーンには向いていない。

ネクタイ

シンプルな黒スーツには、華やかな色や柄のネクタイがおしゃれに決まる。赤系はインパクトがあり、青系は誠実さ、黄色系はやさしさ、緑系は落ち着き、ストライプ柄はさわやかさ、トッド柄はかわいさなど、色や柄でさまざまな印象を演出できるのだ。白や黒のネクタイは、礼服感が出るので避けよう。

靴・ベルト

靴とベルトは、スーツと同じ黒を選べば失敗がない。ダークブラウンなら、ややカジュアルでおしゃれ感のあるコーディネートになる。同じブラウン系でも、明るめの色味は浮いてしまうので要注意だ。また、カバンの色も合わせると、おしゃれ度がさらにアップする。

5. 黒スーツ「礼服」をビジネスで着るのはNG?

礼服とビジネス用では、素材や光沢感、黒の深みといった生地の違いだけでなく、デザインにも違いがある。ビジネス用は流行を取り入れたデザインで、シェイプの効いたタイトめのシルエットが主流だが、礼服は長く着るために体型の変化を想定し、ゆとりのあるシルエットが多い。

ビジネス用の黒スーツなら、好みのシルエットでスタイリッシュに着こなせるが、礼服をビジネスシーンで着るとシルエットに違和感が生じるだろう。また、礼服はベント(ジャケット裾のスリット)がないものが正式だが、ビジネス用はベントが入っている。ビジネス用の黒スーツは、動きやすさなどの機能性も兼ね備えているのだ。

結論

黒スーツは、男の魅力を引き出してくれる、シンプルでかっこいいアイテムである。冠婚葬祭はもちろん、ビジネスシーンでもぜひ活用したいスーツだ。それぞれの着こなしルールに従って、よりおしゃれに黒スーツを楽しもう。
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  • 公開日:

    2020年6月13日

  • 更新日:

    2021年9月 8日

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