目次
1. 短髪からミディアムまでOK「グリース」はメンズにおすすめ

グリースは、ワックスなどと比べて水分を多く含むため、濡れたようなツヤのある仕上がりを楽しめるスタイリング剤だ。ゼリー状のテクスチャで「水性ポマード」とも呼ばれる。ホールド力が高く、オールバックや七三のようなカチッとした髪型を作るのが得意だが、時間が経っても再セットが可能なので使いやすい。
アップバングやミディアム、パーマヘアなど、さまざまな髪型にウェット感を与え長時間キープができるため、「大人っぽさ」と「きちんと感」を両立させたい30・40代にはおすすめのアイテムだ。
アップバングやミディアム、パーマヘアなど、さまざまな髪型にウェット感を与え長時間キープができるため、「大人っぽさ」と「きちんと感」を両立させたい30・40代にはおすすめのアイテムだ。
2. 水溶性の「グリース」ヘアワックスとの違い・おすすめの混ぜ方も知ろう

グリースはワックスと似た整髪料だが、ワックスは油性であるのに対しグリースは水溶性であることが大きな違いだ。ワックスよりべたつかず、シャンプーで簡単に落とせるため使い勝手のよさでグリースを選ぶ人も多い。キープ力もワックスより高いものが多いため、ワックスにはないツヤ感と持続力を求める場合はグリースを選ぶのがおすすめだ。
グリースをワックスと1:1で混ぜて、ワックスの軽さやニュアンスとグリースのツヤ・キープ力を両方活かした使い方もある。全体はワックスで仕上げて、グリースで部分的にツヤを出すなどのダブル使いも便利だ。
グリースをワックスと1:1で混ぜて、ワックスの軽さやニュアンスとグリースのツヤ・キープ力を両方活かした使い方もある。全体はワックスで仕上げて、グリースで部分的にツヤを出すなどのダブル使いも便利だ。
3. 「グリース」の選び方は?剛毛や軟毛かも考えよう・おすすめ商品も

髪質に合わせて選ぶ
軟毛の人はグリースの重さで髪がボリュームダウンしてしまうことがあるため、グリースの中でも軽めでワックスに近いタイプが向いている。逆に剛毛・天パの人はグリースの水分でボリュームが抑えられるので、ウェット感が強めのものが向く傾向にある。
自分の求めるツヤ感・セット力
グリースのツヤ感やセット力には商品によって差があるので、控えめなツヤを求めるならツヤ感を抑えたタイプ、セット力を重視したいならハードタイプなど、自分の求める仕上がりを考えて選ぼう。
香りも好みのものを
柑橘・シトラスなど、甘めの香りを放つグリースも多い。自分の好みの香りかどうかも確認しておくとよい。
厳選おすすめグリースも紹介
- 阪本高生堂「クールグリースG」
絶妙なツヤとホールド力で、使いやすさナンバーワンといわれる定番のグリースだ。使う量を調整することで軟毛でも剛毛でも目指すスタイルが決まりやすく、初心者にも上級者にもおすすめだ。強すぎないライムの香りで女性人気も高い。 - バブロ ポマード「ストロング ホールド」
日本人の硬い髪をセットする目的で作られた、ホールド力抜群のグリースである。剛毛・くせ毛でも長時間キープが可能で、髪型を1日中乱したくない人におすすめだ。再セットのしやすさやシャンプーでの落としやすさなど、グリースのよさもしっかりある。男性向けのスパイス&バニラの香りつきだ。
4. 「オールバック」も「七三分け」もOKなグリースのおすすめセット法

グリースを使って髪形をセットするコツも紹介しよう。グリースをつける前には、髪を濡らしてドライヤーで軽く整えておくのがおすすめだ。
オールバック・七三分け
グリースは手のひらに出し、両手をすり合わせて指までしっかり伸ばす。次に、根元から髪を立ち上げるように頭全体にしっかりなじませる。仕上げにコームを使って撫でるように整えるか、自然な毛流れを残したい場合は、手グシで整える。
アップバングやミディアムヘアにも
グリースを使って、アップバングやミディアムヘアに大人っぽい濡れ感を出す方法もある。アップバングの場合はオールバックと同じく根元から立ち上げるようにつけよう。ミディアムヘアなら毛先を中心につけるだけでもニュアンスが出る。
結論
一度セットした髪でも再調整が可能で、シャンプーで簡単に落とすことができるグリースは初心者にもおすすめの整髪料である。ほかのスタイリング剤にはない上品なツヤと、固まりすぎない適度なホールド力に、使い始めたら手放せなくなるかもしれない。