1. もみあげの長さや形で印象が変わる

もみあげは顔の一部であり、目にも止まりやすいことから見た目の印象に影響する。せっかく髪の毛をていねいにセットしても、もみあげの手入れが不十分だと周りから清潔感がないと思われる可能性すらある。もみあげが不ぞろいになってきたら、長さや角度、形などを調整して、清潔感を維持しておくことが重要だ。
もみあげの長さによる印象の違い
もみあげの長さ別の印象としては、耳の下側くらいまで長いと男性らしく見えるようになり、耳の中央くらいまで短くすると清潔感があるように見えるといわれている。また、耳の上側くらいまで極端に短くする、またはもみあげを完全になくしてしまうと個性的な印象になる。顔のバランスや個性に合わせてもみあげを調整しよう。
もみあげの形による印象の違い
もみあげの形には逆三角形と長方形の2種類がある。逆三角形のほうが一般的で、どのような髪形にも合わせやすいのが特徴だ。一方、長方形は男性らしい印象が強くなるという。もみあげの形なども踏まえて決めるようにするといいだろう。
2. もみあげを調整するために必要なもの

もみあげの調整は美容室や床屋に行かなくても、自分で行うことが可能だ。そのためには、いくつかアイテムを用意しておく必要がある。少なくとも以下で紹介するものは、あらかじめ揃えておくといいだろう。
カット用ハサミ
もみあげはカット用のハサミで調整することが可能である。くしで調節しながら、飛び出しているわずかなもみあげをカットするのに使用できる。しかし、ハサミだけでもみあげを調整しようとすると、時間がかかったり、長さがバラバラになったりすることもある。あって困ることはないが、無理にハサミだけで調整する必要はないだろう。
電気シェーバー
もみあげのカットに便利なのが電気シェーバーである。もみあげカット用のアタッチメントがついていれば、初心者でも、簡単に長さを調整することができる。また、アタッチメントの長さが複数あると、グラデーションを作るのに便利だ。もし電気シェーバーを購入するタイミングがあるなら、もみあげのカットもできるかを確認しておこう。
コーム(くし)
もみあげをカットするときには、直線のコーム(くし)があると便利だ。コームをあてたときに飛び出している髪の毛を切ると、上手にもみあげを整えることができる。形を整えるときにも役立つので持っておこう。
3. もみあげをセルフカットする方法

カット用ハサミ、電気シェーバー、コームなどを用意したら、好みの長さ・形にもみあげをカットしよう。カットの流れは以下のとおりなので参考にしながら整えるとよいだろう。
1.もみあげの長さを決める
最初にもみあげの長さを整えよう。もみあげの長さは、耳の位置を参考にすると左右ちょうどに合わせることが可能だ。なお、髭が伸びておりもみあげとくっついている場合は、最初に髭ともみあげの位置を見極めておこう。コームでしっかりと分けておくか、髭を剃っておくとその後のカットがやりやすくなる。
2.もみあげの毛を短くする
長さを決めたら、まずはもみあげの毛の流れを整えるためにコームでとかすとよい。それからコームを前側から入れて、長くなった髪の毛を電気シェーバーで少しずつ短くする。次にコームを後ろ側から入れて、同じように短くする。少しずつ行うことで切り過ぎによる失敗を防ぐことが可能になる。
3.もみあげの形を整える
長くなったもみあげを切ったら、もみあげの形を整える。アタッチメントを取り外したシェーバーを使い、余分なもみあげをカットする。あらかじめ逆三角形にするか、長方形にするかを決めておくとカットしやすいだろう。
4.左右の長さ・形を確認する
逆側も同じようにカットが終わったら、左右のもみあげの長さや形を確認しよう。もみあげが左右対称になっていれば完成となる。もし気になる部分があれば修正を加えよう。
4. もみあげをカットするコツ

もみあげのカットを失敗したくないなら、あらかじめアイブロウ用のペンシルを使って、もみあげの形をデザインしておくとよい。手間にはなってしまうが、事前に仕上がりを決めておけばセルフカットの際に失敗しにくくなる。また、もみあげは伸びやすいので早めに手入れをするのがおすすめだ。伸びすぎると印象が悪くなるし、切りにくくもなってしまう。
結論
もみあげの長さや形は見た目に影響するが、ていねいに手入れをしている人は少ないのではないだろうか。もみあげは伸びやすい部分であり、伸びると見た目が悪くなるので定期的に手入れをしよう。手入れは電気シェーバーやコームがあれば比較的簡単にできるので、もし持っていないなら購入しておくといいかもしれない。