1. 「顔のくすみ向けの化粧水」はどんな効果がある?美白や乾燥対策も
肌のくすみには、くすみケア用の化粧水で肌の状態を整える対策がおすすめだ。くすみケア用の化粧水には、保湿と美白の効果が高い成分が配合されているものが多い。
保湿効果が高い化粧水を使うことで、くすみの改善はもちろん、肌のキメやハリ、ターンオーバー、バリア機能などを整え、シワやニキビなどのケアにもなる。また、美白効果が高い化粧水を使えば、くすみとともにシミやそばかすをケアできるのだ。
保湿効果が高い化粧水を使うことで、くすみの改善はもちろん、肌のキメやハリ、ターンオーバー、バリア機能などを整え、シワやニキビなどのケアにもなる。また、美白効果が高い化粧水を使えば、くすみとともにシミやそばかすをケアできるのだ。
2. 顔のくすみの「原因」について
顔のくすみには5つの種類がある。それぞれのくすみの原因を解説しよう。
乾燥によるくすみ
空気の乾燥や間違ったスキンケアで肌が乾燥すると、キメの乱れやハリの低下を招いて肌に細かい凹凸ができ、肌が光をキレイに反射せず、暗くくすんで見える。
角質肥厚によるくすみ
加齢や紫外線、間違ったスキンケアで肌のターンオーバーが乱れ、古い角質がたまって角質層が厚くなると、透明感がない肌になり、くすんで見えてしまう。
メラニンによるくすみ
紫外線や摩擦などの刺激でメラニン色素が過剰に生成され、排泄とのバランスが崩れて色素沈着を起こすことが、肌のくすみや黒ずみの原因となる。
血行不良によるくすみ
血液やリンパの流れが悪くなると、栄養などが充分に行き渡らず、肌の状態を悪化させる。血行不良は顔色を悪くし、くすんで見えるのだ。
糖化によるくすみ
体内のタンパク質が余分な糖質と結びつくことを糖化というが、肌もコラーゲンなどのタンパク質で糖化が起こり、黄色っぽく変色する。
3. 顔のくすみの「予防法」を知ろう
顔のくすみの原因がわかれば予防もしやすい。くすみの種類別の予防法を解説しよう。
乾燥によるくすみ
エアコンを控えめにしたり加湿器を使用することで、空気の乾燥を防げる。また、肌にやさしい洗顔をし、保湿効果が高い化粧水を選ぼう。
角質肥厚によるくすみ
ゴシゴシ洗いはNGで、やさしい洗顔と化粧水での保湿が重要だ。また、充分な睡眠とバランスのよい食事で、ターンオーバーを整えよう。
メラニンによるくすみ
日焼け止めなどのUV対策と、肌に負担をかけない洗顔を心がけよう。化粧水は、メラニンの抑制効果があるものが効果的だ。
血行不良によるくすみ
血流は、適度な運動や浴槽に浸かるといった生活習慣で改善できる。また、スキンケアの際に肌をマッサージするのもおすすめだ。
糖化によるくすみ
タンパク質の糖化の予防には、糖質を摂取しすぎないことだ。食事の糖質量を控えめにしたり、食後の運動で糖質を消費しよう。
4. 30代40代向け「肌のシミやくすみによい化粧水」の選び方
加齢による肌の変化を感じ始める30代・40代は、肌の老化による悩みをケアできる化粧水を選びたい。悩みに合った美容成分が配合された化粧水を選ぼう。
シワ・たるみ・毛穴
- レチノール
- ペプチド
- ナイアシン
- ビタミンC誘導体 など
くすみ・シミ・美白
- アルブチン
- プラセンタエキス
- トラネキサム酸
- ビタミンC誘導体 など
5. 「肌のくすみ」におすすめの化粧水・正しい使い方は?
くすみケア用の化粧水を使っても、使い方が間違っていては効果が得られないこともある。正しいスキンケア法を解説しよう。
1.洗顔
洗顔料を手でよく泡立て、泡でやさしく汚れを落とし、タオルで押さえて水気をふき取る。
2.化粧水
500円玉大の化粧水を手に取り、両手で包み込むようにしながら全体になじませる。
3.美容液
気になる肌悩みがある場合に使う。気になる部分を中心に、力を入れずにやさしく伸ばす。
4.乳液
10円玉大を手に取り、両手でやさしく伸ばす。乾燥が気になる部分は念入りにつける。
6. 肌のくすみに効果が期待できる「マッサージ」と「食べ物」
肌のくすみ対策に効果的なのは、化粧水のほかにもある。化粧水以外のくすみ対策を2つ紹介しよう。
くすみ改善のマッサージ
マッサージで血液やリンパの流れをよくすることが、くすみ改善につながる。中心から耳前へ向かい、首を通って鎖骨へ流れるというリンパの流れに合わせ、指の腹などでマッサージするのだ。
くすみ改善のための食べ物
- ビタミンC
コラーゲンの生成を助け、ターンオーバーを整える。レモンやキウイなどの果物、パプリカやゴーヤなどの野菜に多い。 - タンパク質
皮膚を形成するタンパク質が不足すると、ターンオーバーが乱れる。タンパク質には、肉や魚などの動物性と豆類などの植物性がある。 - 鉄分
全身に酸素を運んでターンオーバーを促すヘモグロビンは、鉄分を材料とする。レバーや赤身肉、青のり、ほうれん草、あさりなどに多い。 - βカロテン
体内でビタミンAに変化し、皮膚や粘膜の免疫力をアップさせる。にんじん、かぼちゃ、モロヘイヤなどの緑黄色野菜に多い。
結論
肌のくすみは顔色が悪くなり、暗い印象を与えたり、実年齢より老けて見えたりする悩みの原因だ。くすみケア用の成分が配合された化粧水での正しいスキンケアや、マッサージ、食事の改善などで、くすみのない若々しい肌を取り戻そう。