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太股の筋肉の名称を解説!大腿四頭筋・ハムストリング・内転筋とは?

太股の筋肉の名称を解説!大腿四頭筋・ハムストリング・内転筋とは?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2020年7月27日

太股(太もも)の筋肉には大腿四頭筋、ハムストリング、内転筋群、縫工筋などの種類がある。これらの筋肉は、さらにいくつかの筋肉が組み合わさって構成されている。そこで今回は太股にある大腿四頭筋、ハムストリング、内転筋がそれぞれどのように構成されているのかを確認する。個別の筋肉の名称や特徴、働きなどをしっかりと確認しておこう。

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1. 太股の筋肉(大腿筋)とは何か?

太股の主な筋肉には大腿四頭筋、ハムストリング、内転筋群の3つがある。大腿筋は股関節や膝関節の動作に関係しており、膝を曲げたり伸ばしたり、足を閉じたりするときに使われる筋肉だ。スポーツ競技ではもちろん、日常生活でも歩いたり、走ったり、ジャンプしたりするときなど、さまざまな動作で使われる重要な筋肉の1つとなっている。

2. 太股の前面にある「大腿四頭筋」とは?

大腿四頭筋は太股の前面にある筋肉で、複合筋としては身体の中で最大の体積になる。主な役割は膝関節の伸展と股関節の屈曲の2つ。つまり、膝関節を伸ばしたり、足を前に蹴り上げたりするときに使われる。そんな特徴のある大腿四頭筋は、四頭とあるように大腿直筋、内側広筋、外側広筋、中間広筋の4つの筋肉からできている。

大腿直筋(だいたいちょっきん)

大腿四頭筋の中心となる筋肉で、起始が骨盤部分にある寛骨の前面であり、停止が膝関節の前面あたりとなっている。2つの関節の働きに関係する「二関節筋」と呼ばれるタイプの筋肉だ。主な働きは膝関節の伸展、股関節の屈曲であり、このほかにも股関節の外旋や股関節の外転などにも関わっている。日常でもよく使われる筋肉である。

内側広筋(ないそくこうきん)

大腿四頭筋の内側に位置する筋肉で、大腿骨粗線の内側唇から起こり、膝関節の下側あたりで停止する。広筋群である外側広筋や中間広筋と一緒に膝関節の屈曲をサポートする役割を担っている。特に、膝下や足首を外側に向けている状態(膝関節外旋位)のときによく使われる筋肉である。

外側広筋(がいそくこうきん)

大腿四頭筋の外側に位置する筋肉で、大転子の外側面から起こり、膝関節の下側あたりで停止する。内側広筋と同じく広筋群のひとつで、膝関節の伸展をサポートしている。特に、膝下や足首が内側を向いている状態(膝関節内旋位)のときによく使われる筋肉となっている。

中間広筋(ちゅうかんこうきん)

大腿四頭筋の深い部分に位置する筋肉で、大腿骨の前面と外側面から起こり、膝関節の下側あたりで停止する。内側広筋と外側広筋と一緒に膝関節の伸展をサポートしている。日常生活では立ち上がったり、歩いたりするときによく使われる。

3. 太股の裏側にある「ハムストリング」とは?

ハムストリングは太股の後ろ面にある筋肉で、先ほど説明した大腿四頭筋とは拮抗筋の関係にある。全ての筋肉が二間接筋であり、主な役割には膝関節の屈曲や股関節の伸展がある。大腿四頭筋とは反対に膝を曲げたり、足を引いたりするときに使われる。このハムストリングは大腿二頭筋長頭、大腿二頭筋短頭、半膜様筋、半腱様筋でできている。

大腿二頭筋長頭(だいたいにとうきんちょうとう)

ハムストリングの外側に位置する筋肉で、座骨結節から起こり、途中で短頭と合流して腓骨頭で停止する。長頭は膝関節の屈曲にも関わるが、より使われるのは股関節の伸展時である。つまり、足を後ろに上げるときに使われる筋肉だ。

大腿二頭筋短頭(だいたいにとうきんたんとう)

大腿二頭筋長頭と同じくハムストリングの外側に位置する筋肉で、大腿骨粗面の外側唇から起こり、長頭と合流してから腓骨頭で停止する。大腿骨から起きているため長頭とは異なり、短頭は股関節の伸展には関与しない。主に膝を曲げたり、足を内側に向けたりするときに使われる筋肉である。

半膜様筋(はんまくようきん)

ハムストリングの内側に位置しており、座骨結節から起こり、膝関節の裏あたりで停止する。筋腹(筋肉の膨らみ部分)が膝関節寄りにあるため、特に膝関節の屈曲時に活躍する。つまり、膝を曲げる動作のときによく使われる筋肉である。

半腱様筋(はんけんようきん)

ハムストリングの内側に位置しており、半膜様筋を覆うように走行している筋肉である。坐骨結節の内側面から起こり、膝関節の裏側で停止する。半膜様筋とは異なり、筋腹が股関節寄りにあることが特徴である。ハムストリングはスプリント走で使われる筋肉だが、特に短距離選手はこの半腱様筋が発達している傾向がある。

4. 太股の内側にある「内転筋群」とは?

内転筋群は太股の内側にある筋肉で、大腿四頭筋やハムストリングとは異なり主に股関節の内転や股関節の屈曲など股関節の動作に関わる。日常生活ではたとえば、股を閉じたり、太股を内側に捻ったり、ガニ股になったりするときなどに使われる。また、内転筋群には多くの筋肉があり、それぞれ異なる特徴や働きがある。

恥骨筋(ちこつきん)

内転筋群で最も一番上部に位置しており、足の付け根あたりにある筋肉だ。恥骨櫛(ちこつしつ)から起こり、大腿骨近位部や恥骨筋線あたりで停止する。主な働きは股関節の内転であり、足を閉じる動作のときに活躍する。また、起始部が恥骨櫛近くにあるため、股関節の屈曲にも関わる。

大内転筋(だいないてんきん)

内転筋群の中で1番大きく、最も強い力を発揮する筋肉だ。内転筋部とハムストリング部に分かれており、内転筋部は恥骨下枝から起こり大腿骨粗線の内側唇で停止する。また、ハムストリング部は座骨結節あたりから起こり、大腿骨の内側上顆で停止する。主に股関節内転に関わるが、股関節の屈曲時にも使われる。

長内転筋(ちょうないてんきん)

内転筋群の中で前面にあり恥骨筋の下側に位置する筋肉で、恥骨上枝から起こり大腿骨の粗線の内側唇で停止する。ほかの内転筋群と同様に股関節の内転時によく使われるが、起始部が恥骨上枝(骨盤の内側)にあるため、股関節の屈曲時にも活躍する。

短内転筋(たんないてんきん)

恥骨筋と長内転筋の内側にある筋肉で、恥骨下枝から起こり大腿骨粗線の内側唇で停止する。基本的に長内転筋のサポートをする働きがあり、股関節の内転や股関節の屈曲などで使われる。

薄筋(はっきん)

太股の内側に位置する細長い筋肉で、恥骨から起こり、膝の下あたりで停止する。内転筋群の中では唯一、股関節と膝関節の動作に関わる二関節筋である。ほかの内転筋と同じく股関節の内転に関わり、膝を曲げる動作である膝関節の屈曲などにも関わる。

結論

太股にある筋肉(大腿筋)は、全身の筋肉の中でも特に大きくて強いことが特徴だ。そのことから筋トレ効率が高く、トレーニーだけでなくダイエッターの中にも鍛えている人は多い。それぞれの筋肉の働きを知ることで、トレーニングの際に筋肉の刺激を意識しやすくなるだろう。ぜひそれぞれの筋肉の名前や役割などを覚えておくといい。

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