目次
- 1. 坊主の長さは1mmから細かく調節できる
- 2. 長さ3mmの坊主が与える印象
- 3. 長さ6mmの坊主が与える印象
- 4. 長さ12mmの坊主が与える印象
- 5. 長さ20mmの坊主が与える印象
- 6. 自分に似合う坊主の長さはどうやって決める?
- 骨格に合う長さにしたい
- オシャレ坊主を目指したい
- 薄毛をカバーしたい など
1. 坊主の長さは1mmから細かく調節できる

坊主の長さに決まり(定義めいたもの)はないが、一般的には1cm以下を「坊主」と称することが多いようだ。髪の毛の長さを段階的に変化させるツーブロック、トップを長めに残したベリーショート風の坊主なども登場し、いわゆる「オシャレ坊主」が増えている。だが一般的にいう坊主は、髪の毛を均一に短くする「丸坊主」を指すことが多い。そんな坊主は1mm単位で長さを調節できる。この長さによって印象が変わるため「たかが坊主、されど坊主」である。
2. 長さ3mmの坊主が与える印象

3mmの坊主(いわゆる「一分刈り」である)は、坊主の中でもオーソドックスな長さといえるだろう。指の先でつまめる程度の長さで、手触りはよくクセ毛が目立ちにくい特徴がある。頭の形が強調されるため、丸みのあるキレイな頭をしている方におすすめの長さだ。
清潔感や爽やかな印象を与えられる
3mmの坊主は、一般的に清潔感があり爽やかな印象を与えられるといわれている。1mmの坊主に比べると青っぽさもほとんどないため、オシャレな雰囲気を作り出すことも可能だ。スポーツに励む男性、無難な坊主頭にしたい男性などにもおすすめである。
【短すぎるイメージを与えることも】
ただし3mmは結構短い。人によっては「短すぎる」といった印象を与えることもあるため、ビジネスシーンにはふさわしくないことがある点は覚えておこう。
3. 長さ6mmの坊主が与える印象

6mmの坊主(三分刈り)は、短すぎず長すぎないため初心者にもおすすめの長さだ。髪の毛をつまめる長さで、うっすらと地肌が見えている程度である。3mmの倍の長さだがクセ毛は目立ちにくい。スタイリング剤を使うには難しい長さなので、頭の形で似合うか似合わないかが決まるだろう。
爽やかな印象を与え、カラーリングも可能
6mmの坊主も3mmに近く、爽やかな好印象を与えることが多い。また髪の毛で地肌が隠れるため、頭皮の青っぽさも目立たなくなる。6mmより長くなると坊主感が弱まるので、坊主頭にしたいなら6mm以下の長さを選ぶのがおすすめだ。なお6mmほどの長さがあればカラーリングできる。3mmよりも個性を出しやすい長さといえるだろう。
4. 長さ12mmの坊主が与える印象

12mmの坊主(七分刈り)は坊主の中でも長めで、初めての方もやりやすい長さでもある。仮に似合わなかったとしてもスタイリング剤が使えるため、フロントやトップのアレンジが可能だ。坊主でありながらオシャレ感を演出したい方にピッタリだろう。
ベリーショートに近い印象を与える
12mmの坊主になると、ベリーショートに近い長さであり坊主らしさは少なくなる。一方で、地肌が隠れるくらいまで髪の毛が伸びているため、少し重たく見えることもある。必要に応じて軽く見せるためヘアワックスを使って動きを出したり、ツヤを出したりするとよいだろう。
5. 長さ20mmの坊主が与える印象

20mmは相当長い坊主だ。パーマやカラーリングもできるので、いわゆる「オシャレ坊主」といわれるアレンジ性の高いスタイルを作るのにも向いている。スタイリング剤も使えるので、理想のスタイルにセットしやすいのも特徴だ。ベリーショートのような楽しみ方をしたいときにおすすめの長さである。
スッキリかつ爽やかな印象を与える
20mmの坊主は、周りの人にスッキリした爽やかな印象を与えることができる。坊主感はほとんどないため、ビジネスシーンでも問題ない長さといえるだろう。初めての坊主で短くしすぎてしまうのが心配という方は、この20mmで様子を見てみるといった考え方もおすすめだ。どんな仕上がりになるか感じてみて、徐々に短い長さに整えていくとよいだろう。
6. 自分に似合う坊主の長さはどうやって決める?

長さごとにどういった印象を与えやすいかを解説してきたが、そもそも自分に似合う長さはどう判断すればよいのだろうか?20mmにして徐々に短く、といった方法は手間がかかるため、最初から何mmくらいがよいか目星を付けておきたいという方も多いだろう。
坊主頭にする目的を明確にしよう
一例だが、まずはこのような目的をはっきりさせるとよい。たとえばオシャレ坊主を目指したいのであれば、トップを20mmとしてサイドや襟足でグラデーションを付けるといったように、徐々に絞り込んでいける。
頭の形に合った毛の長さにすることも重要
坊主が似合うかどうかは、頭の形に合わせた毛の長さを選択できているかどうかも関係する。丸みのあるキレイな頭の形をしているなら坊主は似合うだろう。だが後頭部が平ら気味の絶壁頭の場合、似合わないことが多いといわれている。また頭の形は短くカットすれば目立つが、長めにカットすればスタイリングでカバーできる部分もある。自分に合った長さにカットすることが大切だ。
結論
坊主の長さはさまざまあり、相手に与える印象もその長さによって大きく変わってくる。基本的に10mm以下はスタイリング剤が使えないことが多いため、頭の形に自信がない方にはおすすめできない。また短すぎるとビジネスシーンで不適切なケースもある。与えたい印象、頭の形などを考慮し、自分に合った長さにカットすることが何よりも大切だ。