目次
- 1. 肩甲骨はがしは人にやってもらうほうが効果的
- 2. 肩甲骨はがしを人にやってあげる方法
- 3. 肩甲骨はがしをセルフでやる方法
- 4. 肩甲骨はがしの効果は?「肩甲骨」についても解説
- 5. 肩甲骨はがしを人にやってあげると喜ばれる!
- 肩甲骨はがしやってあげる相手に横になってもらう
- 相手の肩に片方の手を添えて、後ろへグッと押していく
- 反対の手を肩甲骨の下に添える
- 肩甲骨を身体からはがしてあげるようなイメージで、上下左右に手を動かしていく
- 体勢を変えて、反対側も同じ手順で肩甲骨はがしをやってあげる
- 両方の手をそれぞれの肩に置く
- そのままの状態をキープしながら前回りに肩をまわす
- 20秒ほどかけてゆっくりまわしたら後ろまわりにする
- 右手を肩の高さでまっすぐ前に出し、左側の腕を下に通す
- 左腕を曲げて、左右の手の平を重ねる
- そのままの姿勢を10秒間キープして、ゆっくり元の体勢に戻す
- 今度は左手をまっすぐ前に出し、同じ手順でストレッチする
- 肩こりの解消・軽減・緩和効果
- 疲労の軽減・緩和効果
- 血行促進効果
- リラックス効果
- 猫背といった姿勢の改善効果 など
1. 肩甲骨はがしは人にやってもらうほうが効果的

肩甲骨はがしは1人でもできるが、人にやってもらうほうが高い効果が望める。その理由を解説しよう。
リラックスした状態で施術を受けられる
筋肉がカチコチに凝り固まっている人には、肩甲骨はがしをやってあげるのがおすすめだ。肩甲骨はがしをやってもらう側は身体を動かさずに済むため、リラックスした状態で受けられる。結果として自分でやるよりも効率的に肩甲骨の柔軟性を取り戻せる可能性がある。自宅で手軽にできるため、ぜひご家族やパートナーにも肩甲骨はがしをやってあげよう。
2. 肩甲骨はがしを人にやってあげる方法

肩甲骨はがしを人にやってあげる場合、何パターンかの方法がある。その中から、相手が横になった状態で受けられる肩甲骨はがしのやり方を紹介しよう。
肩甲骨はがしをやってあげるときの手順
肩甲骨はがしをやってあげるときのポイント
「1」で横になってもらうときは高さのある枕などを使い、頭が床につかないようにしよう。腰から下は自由な体勢(楽な姿勢)でOKだ。リラックスできるポーズで横になってもらおう。また手順「2」「3」は肩甲骨を両手でつかむイメージでやるのがポイントになる。
「4」で上下左右に動かす際は、無理に動かすと相手が肩を痛めるおそれがあるため、声をかけながらやってあげてほしい。肩甲骨はがしをしてもらっている人は、深く呼吸して身体をリラックスさせよう。
3. 肩甲骨はがしをセルフでやる方法

肩甲骨はがしは人にやってあげる、人にやってもらうのがおすすめではあるが、自分でやらなければならないこともある。肩甲骨まわりの筋肉が凝りやすい人はとくに、自分で肩甲骨はがしができるようになっておくとよい。セルフ肩甲骨はがしのやり方を紹介する。
セルフ肩甲骨はがしのやり方1|肩まわし
肩甲骨まわりの筋肉をほぐすには、肘で円を描くような動きをするのがポイントだ。勢いよく肩を動かすと痛みを感じることもあるため、ゆっくり時間をかけて肩まわしをしていこう。
セルフ肩甲骨はがしのやり方2|両手をクロスさせるストレッチ
左右の手のひらを重ねるときは、とくに両手をピッタリ重ねる必要はない。キツいようであれば、手の甲を合わせる姿勢でもOKだ。
4. 肩甲骨はがしの効果は?「肩甲骨」についても解説

人に肩甲骨はがしをやってあげるなら、肩甲骨のことをよく理解しておくことも大切だ。肩甲骨の位置や役割、肩甲骨はがしの効果などについて解説しておこう。
肩甲骨の位置
「肩」が付くため肩の骨と思いがちだが、背中の上部に位置する骨だ。平べったい逆三角形で左右対称にあり、浮いているように位置している。腕を背中の上部にまわすとボコッと出るので、位置を知りたい人は確かめてみるとよいだろう。
肩甲骨の役割
肩甲骨は腕の動きをサポートする役割を担う。鎖骨のみと繋がっており、周囲の筋肉が凝り固まってさえいなければ腕の上げ下げや肩まわしなど、腕を自由に動かすことができる。
肩甲骨はがしの効果
肩甲骨はがしにはこうした効果が期待できるとされている。たとえば肩こりの原因は、肩甲骨およびその周辺の筋肉がカチカチに固まり、血行が悪くなることにある。肩甲骨はがしをすることで筋肉がほぐれれば、血行も改善し肩こりが軽減あるいは解消されるというわけだ。
血行が改善することで疲労物質も排出されやすくなるし、筋肉がほぐれて可動域が広がれば姿勢の改善といった効果も期待できる。
5. 肩甲骨はがしを人にやってあげると喜ばれる!

肩甲骨はがしに限ったことではないが、マッサージなどの施術はとにかく人にやってもらうと気持ちがいい。今回のテーマである肩甲骨はがしも例外ではなく、人にやってあげることできっと喜んでもらえるはずだ。ただし勢いよく動かしたり無理やり動かしたりすると、相手が痛みを覚えることがある。さじ加減をつかむまでは、逐一声をかけながら少しずつやってあげるようにするとよいだろう。
結論
肩甲骨はがしは、人にやってもらうことでセルフよりも高い肩こり解消、顔のたるみ防止、姿勢改善などの効果が期待できる。普段から自分で肩甲骨を動かすように意識することも大切だが、ご家族やパートナーが肩こりなどの症状を訴えたときはぜひ、ペアで肩甲骨はがしをやってみよう。