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グリースとワックスの違いは?特徴や使い方を知って理想の髪型を実現

グリースとワックスの違いは?特徴や使い方を知って理想の髪型を実現

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年9月24日

グリース、ワックス、ジェル、フォーム、スプレーなど、さまざまな種類がある整髪料だが、違いを理解して使い分けられている方は多くない。そのなかでも、似ているようで違いがあるグリースとワックスについて解説しよう。

  

1. 「グリース」と「ワックス」匂いや特徴などの違い

グリースとワックスは、どんな整髪料なのだろうか。その特徴を解説しよう。

グリースとワックスの共通点

整髪料は、成分によって大きく2タイプに分けられる。ひとつは合成樹脂が主成分のジェル、フォーム、スプレーなどで、固まってヘアスタイルを強力にキープするものだ。

もうひとつは油を主成分とするもので、グリース、ワックス、ポマードなどが該当する。グリースとワックスは、油を主成分とする整髪料であることが共通点なのだ。合成樹脂のものにくらべるとキープ力は弱いが、セット後の手直しができるのがメリットといえる。

グリースとワックスの違い

グリースとワックスは、どちらも油分と水分が配合されているが、その割合が違うため、かたさや使用感などが変わってくる。
  • ワックス
    油分が多いワックスは、かためのクリームのような形状である。ハードなものやソフトなものなど、ワックスのセット力にはさまざまなタイプがあり、仕上がりはマットなものが多い。ボリュームや毛束感、毛先の動きなどを表現するのが得意だが、かための形状なので髪へのつき方にムラができやすく、油分が多いのでシャンプーで落としにくい。
  • グリース
    水分を多く含むグリースは、とろみのあるゲル状で、髪につけやすく整えやすい。濡れたようなツヤ感を演出できるのも、グリースの特徴だ。カチッとかたまることはないが適度なセット力があり、セット後の手直しも簡単にできる。また、水分が多いのでシャンプーでも落としやすい。グリースは水性ポマードともいわれ、油性のポマードと同じように香りが強いものもある。

2. 「グリース」と「ワックス」は混ぜるのもおすすめ

ヘアスタイリングには1種類の整髪料を使うことが多いが、種類が違う整髪料を混ぜて使うテクニックもおすすめだ。特徴が違う整髪料を混ぜることで、両方の特徴を活かしたスタイリングができる。グリースとワックスは、油分と水分の割合は違っても同じ成分でできているので、混ぜて使うのにも相性がよいのだ。

ワックスは、毛束感や毛先に動きを出すスタイリングが得意だが、マットな質感に仕上がるものが多い。グリースを混ぜることでツヤ感がプラスされ、扱いやすくもなるのだ。混ぜる割合は1:1が基本で、もっとツヤ感を出したければグリースを多めにするなど、好みで調整するとよいだろう。

3. 「オールバック」も「七三分け」もOKなグリースのおすすめセット法

ワックスはよく使うが、グリースは使ったことがないという方もいるだろう。グリース初心者のために、グリースでのセット法を解説しよう。

グリースを使った基本のセット法

  • 髪を濡らす。
  • ドライヤーを使い、仕上がりを意識してクセづけしながら、8割程度乾かす。
  • 500円玉大のグリースを手に取り、手のひらによく伸ばして髪全体になじませる。
  • 手ぐしやコームでヘアスタイルを整える。

ヘアスタイル別のスタイリングのコツ

  • 七三分け
    黒目の延長線上を基準にし、コームを使って分けると、7:3のきれいな分け目になる。スタイリングは、手ぐしならナチュラルに、コームを使えばシャープな印象に仕上がる。
  • アップバング
    手ぐしでトップ、サイド、前髪の順に整える。トップとサイドは後ろへと流し、前髪は好みのボリュームになるよう立ち上げて仕上げる。
  • パーマヘア
    毛先を指でつまんで毛束を作り、全体のシルエットを整えていく。毛先が少し濡れた状態でスタイリングすると、ウェーブ感がしっかり出せる。

4. 自分に合った「グリース」や「ワックス」の選び方は?

グリースもワックスもいろいろな種類がある。自分に合ったグリースやワックスを選ぶためのポイントを解説しよう。

セット力で選ぶ

自分の髪質によっても、仕上げたい髪型によっても、グリースやワックスに求めるセット力が違ってくる。やわらかく細い毛にはソフトなものを、かたく太い毛やくせ毛にはしっかりとスタイリングできるタイプがおすすめだ。また、パーマヘアやロングヘアなどは、毛先に動きを出せるソフトなセット力で充分だが、リーゼントヘアやショートヘアなどには、セット力が高いものを使いたい。

香りで選ぶ

グリースもワックスも、ライムやレモンのようなさわやかな香りや、アップルやバナナのようなフルーティーな香り、バニラやローズのような甘い香りなどの香りを楽しめる。好みに合わせて香りを選ぼう。また、香水をつける方は、グリースやワックスの香りが邪魔になることがあるので、無香料のものがおすすめだ。

結論

グリースもワックスも使いやすい整髪料だ。しかし、髪質やヘアスタイルに合ったものを選ばないと、思いどおりのスタイリングができないこともある。自分に合ったグリースやワックスを選んで、髪のオシャレを思いきり楽しもう。
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  • 公開日:

    2020年8月11日

  • 更新日:

    2021年9月24日

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