このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
歯間ブラシの最適な頻度とは?使用するペースや交換頻度などを解説!

歯間ブラシの最適な頻度とは?使用するペースや交換頻度などを解説!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2020年9月19日

歯と歯の間についた歯垢を取り除くことができる歯間ブラシ。虫歯や歯周病、口臭などの予防に役立つため、歯ブラシの際に使っている人もいるだろう。しかし、歯間ブラシの使用頻度が多すぎると、歯茎を傷つけてしまう可能性もあるので注意が必要だ。今回は歯間ブラシの最適な頻度について解説する。また、歯間ブラシの交換タイミングも併せて確認する。

  

1. 歯間ブラシの頻度はどれくらいがおすすめ?

結論を先にいうと、歯間ブラシは「毎日行うのがよい」とされている。この理由は歯垢(プラーク)や歯石ができるまでにある程度の時間が必要であり、1日1回歯間ブラシで歯間掃除を行っていれば歯垢の形成を防げるからだ。まずは食べかすが歯垢になるまでの流れや、歯垢が歯石になるまでの流れを確認しておこう。

食べかすが歯垢になるまでの過程

そもそも歯垢とは、歯の表面についたネバネバしている柔らかい汚れのことをいう。歯の表面についていた食べかすに細菌が繁殖した状態であり、一般的に8~24時間程度で歯垢が形成されるといわれている。プラーク中に含まれる細菌は300種類と数多くあり、その中には虫歯の原因となる「ミュータンス菌」なども含まれている。

歯垢が歯石になるまでの過程

歯石とは、歯垢にカルシウムなどがついて形成された石のようなものである。歯磨きによって早い段階で歯垢が取り除かれれば石灰化することはないが、不十分な歯磨きにより歯に歯垢が残っていると歯石となってしまう。一般的に歯垢が歯石になるのに2~3日程度の日数を要する。歯石は歯磨きでは落とすのが難しく、歯科医院で歯石除去を受ける必要がある。

歯間ブラシは1日1回行うとよい

歯間ブラシを行う目的は、通常の歯ブラシでは届かない歯と歯の間についた歯垢を取り除くことだ。そして、この歯垢は8~24時間程度で形成される。そのため、1日1回の頻度で歯間ブラシを使うことで、歯間の食べカスや歯垢を取り除くことができるのだ。歯垢は粘着性が高くうがいでは落ちないので、しっかりと歯と歯の間の掃除も行うようにしよう。

2. 歯間ブラシの1日の頻度はどれくらいが最適?

歯間ブラシは毎日使うほうがよいが、1日に何回程度使えばいいのか気になる人もいるはずだ。一般的には1日1回行えばよいとされている。あまり回数を多くしすぎると、歯茎を傷つけてしまう可能性もあるという。そこで1日の中ならどれくらいの頻度で歯間ブラシを使うべきか確認しよう。

歯間ブラシを使うのは夜がよい

歯間ブラシは、1日1回で十分とされている。歯間ブラシを行う時間帯は特別決められていないが、一般的に就寝前に行うことが推奨されている。この理由は、睡眠中の口内は唾液量が少なくなり細菌が繁殖しやすくなるからだ。そのため、事前に食べかすや歯垢を取り除いておくことが重要になる。毎日、寝る前の習慣にするとよいだろう。

複数回行うと歯茎を傷つける可能性がある

歯間ブラシは歯垢や食べかすを取り除くのに役立つ。しかし1日に何回も歯間ブラシを使ってしまうと、歯茎を傷つけてしまう可能性があるので注意が必要だ。また、1か所のこする回数は、2~3回程度で十分である。あまり多く磨きすぎると歯茎への負担が大きくなってしまうため、頻度や回数は少なめにしたほうがよい。

3. 歯間ブラシの交換頻度は何か月ごとがいいの?

歯間ブラシには、使い捨てタイプと数日間使えるタイプがある。使い捨てタイプの場合は、衛生面と機能面の観点から毎回新しい歯間ブラシを使うようにしよう。一方、数日間使えるタイプの場合は、毎回使用後に流水できれいに汚れを落とし、風通しのよい場所で十分乾かす必要がある。ブラシ部分が濡れたままだと細菌が繁殖する恐れもあるので注意しよう。

また、数日間使えるタイプの歯間ブラシを交換する時期は、ブラシ部分が曲がったり、毛先が乱れたりしたときを目安にするとよい。このような状態の歯間ブラシを使用していると、歯と歯の間の歯垢や汚れを落とせないだけでなく、歯茎や歯を傷つけてしまう恐れもある。使用する際には歯間ブラシの状態を確認するとよいだろう。

なお、今使っている歯間ブラシがきれいに見える場合でも、少なくとも1か月に1回は交換したほうがよい。一般的に歯間ブラシのワイヤー部分は2週間程度で劣化が見られるようになるため、ワイヤー部分が折れてしまうリスクもある。安全に歯間ブラシを使うためにも、定期的に新しい歯間ブラシに交換することを心がけよう。

結論

歯間ブラシを使った歯間掃除の頻度は、毎日1回行うことがよい。使用する時間帯は基本的にいつでも問題ないが、夜寝る前の歯磨きのタイミングと一緒に行うようにすると虫歯や歯周病の予防などに役立つのでおすすめだ。1日に何回も一生懸命行う必要はないので、「いつの時間帯に行うのか」を決めて習慣として忘れずに取り組むようにしよう。
インフォメーションマークアイコンオリひとを楽しむための注意事項はこちら
  • 更新日:

    2020年9月19日

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

人気記事一覧

急上昇
週間

新着記事一覧新着記事一覧