目次
1. ジムでプールだけ使うのはおすすめ?筋力アップや痩せる効果も

ジムではさまざまな運動ができるが、プールでの運動はとくにおすすめだ。ジムのプールで行う運動にはどんな効果があるのだろうか。
全身が鍛えられる
ジムのプールは、効率よく全身を鍛えられる場所である。水泳は上半身も下半身も動かし、日常生活ではあまり使わない筋肉まで動かすので、全身の筋肉を鍛えられるのだ。
動くスピードや体表面積によって変わるが、空気の約800倍の密度である水の抵抗は陸上の抵抗の10倍以上になるという。プールでの運動は、水の抵抗で筋肉への負荷が大きく、筋力アップできるのだ。
動くスピードや体表面積によって変わるが、空気の約800倍の密度である水の抵抗は陸上の抵抗の10倍以上になるという。プールでの運動は、水の抵抗で筋肉への負荷が大きく、筋力アップできるのだ。
ダイエット効果がある
プールで行う運動は、脂肪燃焼させやすい有酸素運動だ。プールでは水の抵抗を受け、陸上よりも運動強度は高く、消費カロリーはより多くなる。
さらに、プールの水温は体温より低いことが多く、熱が奪われて体温が下がるため、体温を一定にキープしようとしてエネルギーを消費するのだ。また、筋肉量がアップすると基礎代謝も上がり、やせやすい身体になるのである。
さらに、プールの水温は体温より低いことが多く、熱が奪われて体温が下がるため、体温を一定にキープしようとしてエネルギーを消費するのだ。また、筋肉量がアップすると基礎代謝も上がり、やせやすい身体になるのである。
健康増進につながる
水中では身体に水圧がかかり、マッサージのような効果が得られる。陸上では血液や老廃物は重力で下半身にたまりがちだが、プールでは水圧で筋肉のポンプ機能が活発になり、むくみや血流の改善につながるのだ。
また、胸やお腹に水圧がかかった状態で呼吸すると、呼吸に使う筋肉が強化され、心肺機能も鍛えられる。心肺機能を鍛えたり脂肪を落とすことで、心疾患や生活習慣病などを予防できるのである。
また、胸やお腹に水圧がかかった状態で呼吸すると、呼吸に使う筋肉が強化され、心肺機能も鍛えられる。心肺機能を鍛えたり脂肪を落とすことで、心疾患や生活習慣病などを予防できるのである。
身体への負担が少ない
プールなどの水中では、身体が浮いたような感じがするが、これは水の浮力によるものだ。水の浮力によって陸上の10分の1ほどの重さになるため、腰やひざ、足首などにかかっていた負担も軽減される。
腰やひざなどに問題がある方や太りすぎの場合、陸上では関節への負担が大きく関節を痛める可能性があるが、プールなら関節への負担が軽く、痛める心配も少ないのだ。ケガをした後のリハビリのための運動にも、ジムのプールはおすすめである。
腰やひざなどに問題がある方や太りすぎの場合、陸上では関節への負担が大きく関節を痛める可能性があるが、プールなら関節への負担が軽く、痛める心配も少ないのだ。ケガをした後のリハビリのための運動にも、ジムのプールはおすすめである。
2. ジムのプールに行く初心者が知っておきたい「持ち物」や「服装」は?メンズもチェック

ジムのプールを利用する際の必需品や着用ルールを解説しよう。ジムによってはレンタルできるものもあるので、レンタルを検討するのもよいだろう。
ジムのプールでの必需品
- 水着
各ジムの規定に合ったものを用意しよう。ハーフスパッツタイプの競泳用やフィットネス用の水着がおすすめだ。 - スイミングキャップ
プールに入る際はスイミングキャップの着用が必須だ。水が入りにくいシリコン素材やかぶりやすいメッシュ素材などがある。 - ゴーグル
水中ウォーキングであれば必要ないが、水泳の場合はゴーグルで目を保護しよう。視力が悪い方は、度付きレンズが便利だ。 - タオル
吸水性が高く、絞ればまた水分を吸収するセームタオルがおすすめだ。
ジムのプールで便利なもの
- 飲み物
運動すれば汗をかくのでプール内であっても水分補給は必要だ。衛生的にも、フタ付きの容器で持参しよう。 - ゴーグルのくもり止め
ゴーグルがくもると不便なので、くもり止めがあると便利だ。 - 耳栓
耳に水が入るのが苦手な方は、耳栓を着用して泳ごう。 - 防水腕時計
時計の着用がOKなジムであれば、距離やタイムの計測ができるものを装着すると便利だ。 - メガネストラップ
水中ウォーキングではメガネ着用OKのジムが多いが、落下防止のためのストラップをつけておこう。 - 防水バッグ
濡れた水着などを持ち帰るため、防水仕様のバッグが便利だ。
3. ジムのプールに行く初心者が知っておきたい「ルール」や「注意点」

多くの人が利用するジムのプールは、トラブルなく快適に使えるよう、マナーを守らなければならない。ジムのプールを利用する際の注意点を説明しよう。
自分に合うコースを選ぶ
ジムのプールでは、泳ぎのレベルや運動内容などで使用するコースが分かれている。ウォーキング用のコースで泳いだりすることがないように、コースを把握しておこう。
追い越し・飛び込みは禁止
多くの人がいるジムのプールでは、勝手な動きをすると接触してケガをする可能性が高い。無理な追い越しやプールへの飛び込みは、危険な行為である。
アクセサリーを外す
指輪やネックレス、ピアスなどを着けてプールに入ると、水中で落とす可能性がある。プールでの落とし物は見つけるのが困難であり、踏んでケガをする危険性もあるのだ。
プールの前にシャワーを浴びる
髪の整髪料や顔のメイク、身体に付いた汗や汚れなどを落とすため、プールの前にはシャワーを浴び、清潔な状態で入るようにしよう。
結論
プールでの運動は、水着に着替えたり全身が濡れたりする、面倒な運動である。しかし、水の抵抗、圧力、浮力を利用することで、陸上よりも高い効果が得られるのだ。ジムのプールで全身を鍛え、理想の身体を目指そう。