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頭皮ケアができるシャンプーの選び方って?注目すべきポイントを紹介

頭皮ケアができるシャンプーの選び方って?注目すべきポイントを紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2020年9月25日

30代・40代を迎えたら、今まで以上に頭皮ケアを意識することが大切だ。フケやかゆみ、臭いなどの頭皮トラブルは、年齢を重ねた男性に起こりやすい。しかし、早い段階で頭皮ケアをしておけば、この先の頭皮トラブルを予防することが期待できる。そこで今回は、頭皮ケアに役立つシャンプーの選び方を紹介する。現在、頭皮ケアに特化していないシャンプーを使っている人はぜひ参考にしてみてほしい。

  

1. 頭皮をケアするシャンプーの種類

頭皮ケアができるシャンプーと一口にいっても、実感できる効果は商品によってそれぞれ違う。頭皮の汚れ除去、保湿ケア、フケ・かゆみ予防、肌荒れ予防、臭いケアなど、さまざまな目的に特化したシャンプーがあるため、使う際は自分が抱えている頭皮トラブルに合ったシャンプーを選ぶことが大切だ。

2. 頭皮にいいシャンプーは「成分」に着目しよう

前述でお伝えした通り、頭皮ケアができるシャンプーは、商品によって実感できる効果が異なる。そのため、どんな頭皮トラブルを解消したいのか決めたら、今度はその訴求成分が含まれているか確認しながらシャンプーを選んでいこう。ここでは頭皮の悩み別に、配合されているかチェックしてもらいたい成分を紹介する。

頭皮が乾燥しやすい

頭皮の乾燥が気になる人は、アミノ酸系の洗浄成分が主成分になっているシャンプーを選ぶのがおすすめだ。アミノ酸系シャンプーは洗浄力がマイルドで、高級アルコールシャンプーや石鹸シャンプーに比べると頭皮へのダメージも少ないといえる。そのため、頭皮が乾燥してダメージを受けやすくなっている時も、低刺激で髪と頭皮をケアすることができる。

アミノ酸系の洗浄成分は成分名の中に「ココイル」「グリシン」「アラニン」などの単語が含まれているのが特徴だ。できれば成分表を見た時に、水のあとにこれらの成分が含まれているシャンプーを選ぼう。加えて、頭皮の乾燥をしっかり予防したいのであれば、アミノ酸系の洗浄成分だけでなく、保湿成分が含まれているかも見ておくことが重要だ。コラーゲンやヒアルロン酸などの保湿成分が含まれているか、もしくは保湿効果を謳っているシャンプーかどうかきちんとチェックしておこう。

フケ・かゆみが出やすい

フケやかゆみが出やすい人は、症状改善に向いた成分が含まれているものを選ぼう。ベタベタとしたフケが出る場合は「ピロクトンオラミン」、かゆみがひどい場合は「グリチルリチン酸ジカリウム」や「アラントイン」などが含まれているシャンプーを使ってケアをするのがおすすめだ。乾燥が原因でフケやかゆみが出やすい場合は保湿成分の有無もチェックしておこう。

頭皮に湿疹やニキビができやすい

頭皮が荒れやすい人は地肌が刺激に弱くなっている可能性が高いため、低刺激のシャンプーを使ってケアをするのがおすすめだ。頭皮が乾燥しやすい人同様に、洗浄力がマイルドなアミノ酸系のシャンプーを選ぼう。また、肌の状態によっては有効成分の刺激で頭皮が荒れてしまう場合もあるので、フケや臭いなどがとくに気にならないのであれば、有効成分が配合されていないシャンプーを選んでほしい。

頭皮の臭いが気になる

頭皮の臭いケアには、「イソプロピルメチルフェノール」と呼ばれる成分が良いとされている。脇や足などの体臭ケア商品にも使用されている成分なので、シャンプーを選ぶ際はぜひ配合されているかチェックしてみよう。

3. 頭皮ケアできるシャンプー「正しい選び方」とは?

頭皮ケアができるシャンプーは成分以外にも、以下の3つのポイントを意識して選ぶのがおすすめだ。

価格で選ぶ

いくら頭皮ケアに効果的なシャンプーでも、価格が高額なものだとなかなか継続して使うのが難しい。そのため、シャンプーを購入する際は自分の金銭事情に見合った価格のものを選ぶことが重要だ。とくに有効成分が配合されているシャンプーは価格が高い商品が多いので、使い続けられるかよく考えてから購入するようにしよう。

使い心地で選ぶ

香りや泡立ちが自分好みのものじゃないと、シャンプーすることがストレスになってしまいやすい。そのため、ずっと使い続けられるシャンプーを選ぶためには、価格だけではなく、使い心地も確かめておくことが大切だ。まずは事前に1回分のお試し用シャンプーを使ったり、口コミで使用感をチェックしたりして、自分の好みに合ったシャンプーを見つけよう。

成分で選ぶ

頭皮ケアができるシャンプーは頭皮環境の改善に向いているが、一方で髪の量を増やしたり、白髪を黒髪に戻したりする効果は期待できない。中には血行促進効果による抜け毛予防・白髪予防などを謳っている商品もあるが、基本的には頭皮汚れを洗浄する目的でつくられているので、あまり大きな期待はしないほうがいいだろう。購入の際はあくまでもシャンプーそのもので期待できる成分を持つものから選ぶようにしてほしい。

4. 頭皮ケアできるシャンプーの「メリット・デメリット」

頭皮ケアができるシャンプーは、頭皮環境を健やかにしていくメリットがある一方で、商品によっては洗浄力が弱い、泡立ちが悪いなどのデメリットを感じることがある。しかしこういったシャンプーは、頭皮への刺激を抑えてケアできるように作られているからであって、商品そのものの質が悪いというわけではない。むしろ洗浄力が高く、泡立ちのよいものは頭皮への刺激が強いため、肌質によっては頭皮が荒れてしまうことがある。

洗浄力が弱くても、頭皮ケアに特化したシャンプーであれば、基本的に1日の汚れは落とすことができる。もし洗浄力が気になるのであれば、普段は頭皮ケア用シャンプー、整髪料など落ちにくいものが付いている時は普通のシャンプーを使うようにしてみるといいだろう。

結論

頭皮ケアに特化したシャンプーは頭皮環境の改善をサポートするものであって、頭皮トラブルを治療するものではない。もしフケやかゆみ、頭皮の湿疹などがひどいのであれば、まずはシャンプーを選ぶことより、専門の医療機関を受診してほしい。また、頭皮ケアに効果的なシャンプーでも、過度に使用すると頭皮トラブルを招くこともあるので注意することが必要だ。
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  • 更新日:

    2020年9月25日

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