1. hsp入浴法でダイエット効果アップ!

hsp入浴法がどういうものなのかといった基本的概要と、hsp入浴が私たちの身体にもたらすメリットを見ていこう。
hspとhsp入浴法とは?
ヒートショックプロテイン(hsp)とは、傷ついた細胞を治す働きがあるタンパク質のことを指す。hspが増えると免疫細胞の働きを活性化したり、疲労の原因である乳酸の生成を遅らせたりと、疲れにくい丈夫な身体作りに一役買ってくれる物質だ。hspはその名の通りヒートショック、つまり身体が熱によるストレスを受けることで増加する。一番手っ取り早く安全にhspを増やせるのは、hsp入浴法とされている。
hsp入浴法のメリット5選
hsp入浴法を行うと以下5つのメリットがあるといわれている。
- 免疫力アップで風邪などの病気にかかりづらくなる。
- 低体温体質が改善する。
- 乳酸の生成を抑制し、疲れにくい身体になる。
- 肌の状態をよくするといった美容にも効果あり。
- 体温が高まることで代謝が促進される。
2. hsp入浴法の効果的なやり方

hsp入浴法には特別な道具などは必要ないため、さっそく今日からでも実践してみよう。
hsp入浴法の準備
まず体温計で入浴前の自分の体温を測定する。その際測った数値をしっかりと覚えておこう。
湯船の温度と入浴について
お湯の温度は40~42度、湯船に浸かるのは20分ほどが目安だ。hsp入浴法の目的は体温を上げることのため、入浴前から体温が1.5℃ほど上がったら湯船から出よう。入浴中に体温を測定する際は、舌の下に体温計を入れて測るのがおすすめだ。
入浴後のポイント
入浴後はバスタオルで身体を包み込み、取り込んだ熱が逃げないよう15分ほど安静にしよう。
日本は夏と冬で室内の温度が大きく異なるため、夏は熱中症防止のため軽く冷房をかけよう。冬は衣服を着込み暖房をつけた状態でもよい。自分の体温やその季節ごとに上手く調整して保温を心がけよう。
日本は夏と冬で室内の温度が大きく異なるため、夏は熱中症防止のため軽く冷房をかけよう。冬は衣服を着込み暖房をつけた状態でもよい。自分の体温やその季節ごとに上手く調整して保温を心がけよう。
3. hsp入浴法を行う時に気を付けること

hsp入浴法は簡単にできる入浴方法だが、行う際はいくつか注意しておく点がある。
いきなり熱いお湯に入らない
hsp入浴法を試す場合は、徐々に身体の温度を上げていくことを意識しよう。そのためにはまずは浴室内にシャワーをかけ、浴室内を温めておきたい。入浴の前にはお湯をかけ、足や手から順番に湯船に入れていくなど、慎重に入浴するくらいがちょうどよいとされている。
水分補給は忘れずに行う
hsp入浴法を行うと、身体の中の水分が抜けていくため、入浴前と入浴後にそれぞれ250mlほどの水を摂取しよう。入浴前後での水分補給はhsp入浴法に限らず行ったほうがよいが、hsp入浴法の場合はとくに注意しよう。
お風呂上りは冷たいものを飲まない
水分補給は大切だが、同時に冷たい水などを摂取しないようにしよう。というのもhsp入浴法のポイントは、体温を37℃以上に保つことのため、冷えた飲み物などを飲むと、体温が下がってしまう恐れがあるからだ。
4. hsp入浴法は3~4日に1回のペースで行う

hsp入浴法は少し手間なため、毎日行うのは難しいと感じるかもしれない。むしろ毎日行う必要はなく、週2回程度がちょうどよいとされている。
hsp入浴法の頻度
なぜ週2回程度でもよいのかというと、hsp入浴法の効果は実行した日の1~3日後とされており、2日後にこそ最高潮に達するからだ。そのため毎日行わずとも十分に効果が期待でき、やる気を出したい2日前にhsp入浴法を実践するのもおすすめだ。
ただし低体温の方の場合は、基礎体温が上がるまで毎日行った方がよいともされている。まずは自分の平熱を測定して、hsp入浴法をどれくらい行うか検討してみよう。
ただし低体温の方の場合は、基礎体温が上がるまで毎日行った方がよいともされている。まずは自分の平熱を測定して、hsp入浴法をどれくらい行うか検討してみよう。
結論
忙しい毎日を送っていると、ついついシャワーだけになってしまいがちだが、健康的な身体を保つためには入浴が必要だ。hsp入浴法は普段の入浴よりも手間に感じるかもしれないが、その分免疫力アップ、疲労改善、ダイエットなどさまざまなメリットがあるので、ぜひ実践してみよう。