1. ビバークレーションは新しいアウトドア飯

ビバークレーションはキャンプや登山のときに持ち歩ける美味しい食料として、現在注目を集めている。
ビバークレーションとは?
ビバークレーションは元々軍隊で配給されていた行動食「レーション」を改良した食料で具がしっかりと含まれているリゾットだ。お湯を入れて2分以内にできあがるため、早く作れて美味しいと評判だ。
他の携帯食料との違い
登山やキャンプなど自然あふれる地を訪れた場合、やはり何を食べるのかは楽しみであり1つの課題だ。簡単に作れて美味しいものなら、カップ麺やインスタントラーメンがある。しかし麺類はスープの処理に困るはずだ。飲み干すのは健康に悪いと気が引けてしまうし、人によっては飲むのが苦痛になるかもしれない。またアルファ米は調理するのに15分近くかかるため、時間がもったいない。
そういった従来の携帯食料の問題を解決したのがビバークレーションだ。リゾットなのでラーメンのように処分に困らず、アルファ米ほど長く待つ必要もない。
そういった従来の携帯食料の問題を解決したのがビバークレーションだ。リゾットなのでラーメンのように処分に困らず、アルファ米ほど長く待つ必要もない。
軽くてかさばらないため持ち運びも楽々
携帯食料を選ぶ際に気をつけたいのが、やはり持ち運びが簡単かどうかだ。ビバークレーションの重量は84gと軽量である。真空パックに乾燥した米や具が入っており、薄くてかさばらない。
2. ビバークレーションは1食あたり約400kcal

ビバークレーションの一食あたりのカロリーは400kcalは、ご飯大盛りやきつねうどん1杯分とおよそ同程度。味のレパートリーは4種類用意されている。
ビバークレーションのレパートリー
- 寒い日に最適な「ホッター・ザン・カレー」
- 日本人にはたまらない「海苔茶漬け」
- 豊かな香りが絶品「ポルチーニクリーム」
- 辛味が魅力「トマトキック」
肉や魚、乳製品、卵が含まれていないため、ヴィーガンの方でも問題なく食べられる。味に変化をつけたい、マンネリを避けたい方は、サラミやチーズなどトッピングできるものを用意して、ビバークレーションに足してみるのもよいだろう。
3. ビバークレーションの取扱店

持ち運びしやすくてすぐに食べられる米類で、メリットが多いビバークレーション。ただまったく欠点がないというわけではなく、価格と入手のしづらさというデメリットも存在する。
ビバークレーションの価格と取扱店
ビバークレーションは4個セットで税込み約2,000円。1個500円とコンビニ弁当と同程度の価格だ。ビバークレーションと同じ米類のアルファ米が1個300円前後のため、微妙に単価が高いのがネックである。調理時間と価格、どちらをとるのかは悩ましい問題だろう。
取扱店に関しては、石井スポーツのような山岳用品店やイベントなどで販売されている。ネットでは以下3店舗のみ。
取扱店に関しては、石井スポーツのような山岳用品店やイベントなどで販売されている。ネットでは以下3店舗のみ。
- ULTRA LUNCH web店舗
- Mountain Products
- Amazon
ただし記事執筆時点ではAmazonで品切れしているため、現状は上記2店舗のみと入手のしづらさが目立つ。見かけた際はぜひ積極的に手にとってみよう。
4. ビバークレーションの作り方は簡単!

ビバークレーションの作り方やアレンジレシピも購入前に把握しておこう。
ビバークレーションの作り方
必要なものはビバークレーションとお湯、容器だ。お湯に関しては、保温ボトルに温かいお湯を入れて行けばすぐにお湯を注げる。容器は耐熱効果があるものならなんでもよく、ジップロックコンテナがおすすめだ。
アレンジしてみよう
ビバークレーションは米類なので、コンビニなどで売っているおつまみとの相性も抜群。味が4種類用意されているため、各ビバークレーションに何が合うかを考えながら用意するのも一興だ。
結論
登山やキャンプは疲れるからこそ、食事はなによりの楽しみだろう。ビバークレーションは処分に困らず、短時間で調理できる携帯食料のため、早くご飯を食べたい方の心強いお供となるだろう。アウトドアが趣味の方は、ぜひ一度食べてみてはどうだろうか?