目次
1. 髭剃りで肌荒れしやすい人は電動シェーバーがおすすめ

電動シェーバーで髭剃りを行う最大のメリットは「肌を傷つけない」ことだ。なぜ電動シェーバーは肌にやさしいのか、その仕組みから解説しよう。
電動シェーバーは刃が直接肌に触れない設計
電動シェーバーは外刃で肌を押してヒゲを露出させ、内側にある内刃でカットする仕組みだ。刃が直接肌に触れない設計なので、髭剃り時に肌にダメージを与えにくい。いっぽうT字カミソリは刃を直接肌に当てて毛を剃るため、カミソリ負けして赤くなったりヒリヒリすることがある。T字カミソリで肌荒れしてしまう方には、肌にやさしい電動シェーバーがおすすめなのだ。
電動シェーバーによる髭剃りはコストがかかる?
電動シェーバーはカミソリに比べコストがかかると思われがちだが、カミソリの交換時期の目安が2週間なのに対し、電動シェーバーの替刃の目安はメーカーによるが1年~最長3年ほどと長い。ランニングコストを考慮すれば、決して電動シェーバーが高価とはいえないのだ。
カミソリにメリットはないのか?
もちろんT字カミソリにもメリットはある。スパッとした切れ味で爽快感があり、深剃りがしやすい、小回りが利くので剃り残しや微調整にもすぐ対応できるなどだ。肌荒れさえしなければT字カミソリが好みという方も多いだろう。
2. 電動シェーバーの髭剃りは深剃りできない?

電動シェーバーの髭剃りは深剃りしにくいといわれているが、ポイントを押さえればしっかり深剃りすることも可能だ。深剃りしやすい電動シェーバーの種類や、シェーバーで深剃りするコツも知っておこう。
深剃りしたいなら「往復式」の電動シェーバーを選ぼう
往復式の電動シェーバーは、内刃が左右に往復しながら髭剃りをする仕組みで、電動シェーバーのなかでも最も一般的な種類である。太いヒゲも細いヒゲもパワフルに深剃りできるので、髭が濃い方にぴったりだ。ただ、往復式は電動シェーバーのなかでは摩擦が強めなのが難点。肌荒れが気になる場合は、往復式のなかでも4~5枚刃の(刃数が多い)商品を選ぶと負担を軽くできる。
ちなみにそのほかの電動シェーバーには、3つの丸型ヘッドで肌への負担が少ない「回転式」、T字カミソリに近いシャープな切れ味の「ロータリー式」がある。肌質や好みによって使い分けるとよいだろう。
ちなみにそのほかの電動シェーバーには、3つの丸型ヘッドで肌への負担が少ない「回転式」、T字カミソリに近いシャープな切れ味の「ロータリー式」がある。肌質や好みによって使い分けるとよいだろう。
順剃りと逆剃りを使い分けるのもコツ
電動シェーバーで深剃りしたいなら、髭剃りの際に「順剃り」と「逆剃り」を使い分けるのもコツだ。電動シェーバーは毛流れに逆らって動かす逆剃りが基本なので、深剃りしたい部分はしっかり逆剃りであてよう。手で肌を引っ張りながら剃ると、さらに深剃りしやすくなる。
髭がいろんな方向に生えている箇所は、さまざまな角度から順剃りと逆剃りの両方で剃るときれいに剃れるはずだ。
髭がいろんな方向に生えている箇所は、さまざまな角度から順剃りと逆剃りの両方で剃るときれいに剃れるはずだ。
3. 電動シェーバーの髭剃りで深剃りをするなら防水タイプ

電動シェーバーによる髭剃りで深剃りしたいなら、防水タイプを選び「ウェット剃り」をするのもおすすめだ。
防水タイプなら髭剃りでジェルやクリームが使える
ジェルやクリームなどのシェービング剤を使うことで摩擦が軽減され、肌へ負担をかけずに深剃りがしやすくなる。電動シェーバーによる髭剃りでも肌荒れしてしまう方は、防水タイプのシェーバーを使い、ジェルやクリームを併用する方法を試してみよう。お風呂剃りや丸洗いができるのも防水タイプのメリットだ。防水機能がついていない電動シェーバーもあるので購入時には必ずチェックしよう。
4. 髭剃りは電動シェーバーの使い方が大事

電動シェーバーの髭剃りで深剃りを極めたいなら、シェーバーの使い方も大事だ。深剃りのためのシェーバーの使い方のポイントもチェックしておこう。
電動シェーバーの場合は「洗顔前に髭剃り」が◎
電動シェーバーは、髭にある程度の硬さがあったほうが剃りやすい。先に洗顔をしてしまうと髭が柔らかくなってしまうため、「髭剃り⇒洗顔」の順番がおすすめだ。ちなみにT字カミソリの場合は髭が柔らかいほうが剃りやすいため、「洗顔⇒髭剃り」の順番がおすすめである。
順剃りと逆剃りの両方で剃る
電動シェーバーなら、毛流れに逆らう逆剃りでも肌荒れはしにくいので、ためらわずに逆剃りしてOKだ。毛が色々な方向に生えている箇所は、毛の流れに沿って剃る順剃りと逆剃りを交えて剃ろう。
剃りにくい箇所は手で伸ばしながら剃る
口周りやアゴ下などの剃りにくい箇所は、手で肌を伸ばしながら剃ると上手く剃れる。
結論
電動シェーバーによる髭剃りは肌にやさしいのがメリットだ。防水タイプを選び、ジェルやクリームを併用すれば肌への負担はさらに減らせる。最近では深剃りできる電動シェーバーも増えているので、カミソリで肌荒れしてしまう方であれば、電動シェーバーへの乗り換えを検討してみるのもおすすめである。