1. 電動シェーバーでの髭剃り負けの原因は?

電動シェーバーで髭剃り負けを繰り返してしまう場合、いくつかの原因が考えられる。以下に思い当たる点がないかチェックしてみよう。
アフターケアをしていない
肌にやさしいとされる電動シェーバーでも、髭剃り後の肌は乾燥し表面が荒れている状態だ。髭剃り後にアフターシェーブローションなどで保湿をしないと、赤みやひりつきなど髭剃り負けの症状は出やすくなる。
電動シェーバーのメンテナンス不足
剃り味の悪い刃でヒゲを剃っていると、そのぶん刃を押し付けたり何度も往復させることになり、髭剃り負けが起きやすくなる。電動シェーバーは1~2年で替刃が必要なので、交換時期は頭に入れておこう。
また、シェーバーの洗浄を怠っていると雑菌が繁殖し肌荒れの原因になることがある。メーカーの推奨する方法でお手入れすることも忘れないようにしよう。
また、シェーバーの洗浄を怠っていると雑菌が繁殖し肌荒れの原因になることがある。メーカーの推奨する方法でお手入れすることも忘れないようにしよう。
ドライシェービングしている
電動シェーバーはドライシェービングが基本ではあるが、肌が弱い方はそれが負担になっている可能性も。髭剃り負けが治らない場合、摩擦を軽減するウェットシェービングに切り替えてみるのもひとつの対処法だ。
2. 髭剃り負けしないために
電動シェーバーで髭剃り負けしないためには、シェーバーの使い方や選び方を見直してみることが必要だ。髭剃り負けしやすい方が試すべき予防法を紹介しよう。
髭剃り後にしっかり保湿する
まずはアフターシェーブローションや化粧水などで、髭剃り後の敏感な肌を保湿することが大切だ。肌のバリア機能が整うことで髭剃り負けが起きにくくなるだけでなく、ニキビや脂性肌の予防にもなる。
クリームやジェルを使って髭剃りをする
クリームやジェルを使うとシェービング時の摩擦が軽減でき、髭が柔らかくなるので剃りやすさもアップする。ドライシェービングで髭剃り負けする方は、保湿も兼ねてクリームやジェルを使ってみるのもおすすめだ。ただし、クリームやジェルを使うには防水対応の電動シェーバーが必要なので注意しよう。
肌にやさしい電動シェーバーに変えてみる
電動シェーバーには、内刃が往復しながら剃る往復式、3つのヘッドが回転する回転式、T字カミソリに近いロータリー式の3種類がある。このうち最も肌にやさしいのは、肌に触れる面積の広い「回転式」とされる。
往復式は深剃りしやすいが、肌への負担が大きいのがデメリットだ。往復式を使いたい場合、4枚刃・5枚刃など刃数の多いタイプを選ぶと刺激が軽減されるので参考にしてほしい。
往復式は深剃りしやすいが、肌への負担が大きいのがデメリットだ。往復式を使いたい場合、4枚刃・5枚刃など刃数の多いタイプを選ぶと刺激が軽減されるので参考にしてほしい。
朝ではなく夜にシェービングする
時間のない朝のシェービングは雑になり、肌を傷つけてしまいがちだ。髭剃り負けしやすい方は、夜にゆっくりとシェービング⇒保湿という時間をとることで、髭剃り負けが軽減するケースもある。
3. 髭剃り負けしてしまったときのケアや薬は?

電動シェーバーで髭剃り負けしてしまった!そんなときのケア方法や薬にはどんなものがあるのかも紹介しよう。
保湿をしても治らないなら市販薬を使う手も
繰り返しになるが、髭剃り負けにはまず保湿をすることが大切だ。ただ、それでも治らない場合は市販の軟膏を使う方法もある。オロナインなど傷用の軟膏や髭剃り負け専用の軟膏を使うことで、赤みや炎症をある程度抑えることが可能だ。
髭剃りの回数を減らす
髭がそんなに濃くない方なら、あえて1日1回と決めず髭剃りの頻度を2、3日に1回に減らしてしまってもよいだろう。そのぶん肌への負担を軽くできる。また、ヒゲが濃い方でも「剃らずにすむ日は剃らない」など、髭剃りを休む日をつくるのがおすすめだ。
炎症が引かない場合は皮膚科へ
以上のような対処をしても髭剃り負けが長期間続く場合、皮膚科で適切な薬をもらう、あるいは永久脱毛をするのもひとつの方法だ。無理して自己処理を続け、肌荒れが悪化しないよう気を付けてほしい。
結論
電動シェーバーによる髭剃り負けは、刃を新しく取り替えたり、アフターケアをしっかり行うだけでも軽減する可能性がある。替刃せず長い間使っている方は、剃り味のよい新しい刃に変えてみよう。また、お持ちのシェーバーが防水タイプであれば、ウェットシェービングに変えるのも手だ。髭剃り後は化粧水などでしっかり保湿することも忘れないでほしい。
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