このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
ダンベルを手にする男性の写真

マッスルメモリーとは?筋肉の記憶を呼び起こしてブランクを取り戻せ

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年2月 1日

筋トレを長期間休んでしまっている方にとっては【朗報】だ。本稿では「マッスルメモリー」について具体的に解説するとともに、マッスルメモリーが定着するまでに必要な期間や、いつまでメモリーが残っているのか、マッスルメモリーで元の筋肉の状態に戻るにはどれくらいの期間が必要なのかといったところも解説する。

  

1. マッスルメモリーとは?筋トレのブランクを取り戻せる

「memory」のイメージ写真
マッスルメモリーは、そのまま訳せば「筋肉の記憶」となる。具体的にどういうことなのか、簡単に説明しておこう。

筋トレで鍛えた筋肉はそれを「記憶」する

筋トレをして鍛えた筋肉には、人間でいうところの「記憶力」のようなものが備わっている。たとえばダンベルの重さ、トレーニング時の動きや負荷、そして鍛え上げられていたときの状態などを、遺伝子レベルで記憶しているという。

さまざまな研究論文が発表されている

マッスルメモリーについてはさまざまな研究論文が発表されている。もっとも有力とされているのは「筋細胞の核の数」に着目したものだ。筋細胞はほかの細胞よりもサイズが大きく、その分多くの細胞核が含まれている。この核のおかげで筋肉は肥大することに加え、筋トレで増殖した核はトレーニングを中断しても長期間、消失せず残るという。

筋トレのブランクはマッスルメモリーで取り戻せる

「筋トレを1日休むと、それを取り戻すのに3日かかる」そんな話を聞いたことがある方も多いのではないだろうか?実際にそうしたことが囁かれていた過去は事実だ。だがトレーニングを一時的に中断したとしても、マッスルメモリーがあれば身体が反応し、再開から短期間で元の筋肉量に戻る。以前鍛えていた人ほどマッスルメモリーが残りやすいため、トレーニングを再開するとより短期間で効果が出る。人によっては、以前より筋肥大することもあるという。

2. マッスルメモリーが定着するために必要な期間は?

筋トレで鍛え上げられた男性の写真
マッスルメモリー、すなわち筋肉が記憶を定着させるまでに必要な期間はどれくらいなのだろうか?

1年間は継続的にトレーニングしたい

どれくらいの期間筋トレを継続するとマッスルメモリーが定着するのか、という具体的な根拠は解明されていない。だが最低2カ月以上、一般的には1年間、筋トレを継続することが重要であるといわれている。別の見方もある。そもそも身体の細胞は、約3カ月かけて入れ替わるとされているという視点だ。ここから考えた場合「3カ月以上筋トレを継続する必要があるといえるだろう。

3. マッスルメモリーで筋肉を取り戻せる期間は?

期間を表すカレンダーと、筋トレグッズの写真
逆に、筋肉はいつまで記憶してくれているのだろうか?マッスルメモリーであの頃の筋肉を取り戻したいと考えたとき、気になるのが「有効期間」だろう。

マッスルメモリーはいつまで残る?

こちらも解明されていないが、マッスルメモリーは10〜15年ほどは安定して有効なのではないかと考えられている。ただしこの期間が経過したら直ちにマッスルメモリーがゼロになるかというとそうではないようだ。安定期間を経過したマッスルメモリーは、100%から徐々に記憶力が衰退していく、すなわち忘れていくと考えておくとよいだろう。

マッスルメモリーで筋肉を取り戻すのに必要な期間は?

マッスルメモリーで筋肉を取り戻すためにかかる期間には個人差がある。だが一般的には、以前鍛えた期間より短くなる傾向にあるという。一度鍛えた筋肉は決して無駄になることはないということだ。歳をとってからトレーニングする際も、マッスルメモリーが残っていればスムーズかつ効果的にトレーニングできる。とはいえ筋トレは、運動能力が高く筋肉が発達しやすい若いうちに始めておくのがおすすめだ。

若い頃の運動経験がマッスルメモリーを発動させる?

学生時代に運動部であったり、身体の発達ピーク時にスポーツをしていたりした方は、マッスルメモリーが発動しやすい傾向にある。このことからも、身体は歳を重ねてからではなく、若いうちから鍛え始めた方が効果的だ。学生時代に鍛えた経験がある方なら、社会人になってからでも短期間で当時の筋肉まで戻すことも可能だろう。

4. 心肺機能にはマッスルメモリーのようなものはない?

心肺機能を取り戻すためルームランナーでトレーニングをする男性のイメージ写真
ところで、心肺機能にもマッスルメモリーのような機能はあるのだろうか?筋肉は取り戻せるが、心肺機能も取り戻すことはできるのだろうか?

心肺機能を取り戻すことは難しい

心肺機能は筋肉よりも低下しやすく、一度低下した心肺機能を取り戻すことは難しい(時間がかかる)といわれている。残念ながらマッスルメモリーのような機能は備わっていないようだ。心肺機能の低下=持久力の低下を感じている方は、ウォーキングやジョギング、縄跳びや水中歩行といった有酸素運動を継続し、徐々に取り戻していくことが大切になるだろう。

5. 筋トレを長期間休んでしまった方はマッスルメモリーを呼び起こそう

ダンベルで腕の筋肉を鍛えている男性の写真
筋トレを何らかの理由で中断してしまった方、休みグセがついてしまいせっかく継続していたのに止めてしまった方、昔のような痩せマッチョ体型に戻りたい方などにとって、マッスルメモリーは夢のような機能だろう。ぜひマッスルメモリーを信じて、今からでも筋トレを再開してみてはいかがだろうか?
とはいえマッスルメモリーもパーフェクトではない。ムキムキだった方が10〜20年経過して脂肪が増えてきたタイミングで筋トレを再開しても、さすがに短期間でムキムキを取り戻すことは非常に難しいだろう。マッスルメモリーがあるとはいえ、鍛えなければ衰えることは確かである。また同時に、食事や栄養、休息といった筋肉の発達に必要な要素もバランスよく取り入れていくことが大切だ。

結論

マッスルメモリーとは筋肉が「鍛えていた当時の状態を記憶している」という機能のことだ。若い時期に筋肉を鍛えておくこと、かつ一定期間継続して筋トレをすることが必要だ。しばらく筋トレを休んでしまっている方も、これを機にぜひマッスルメモリーを呼び起こしてみてはいかがだろうか。
  • 公開日:

    2020年11月15日

  • 更新日:

    2022年2月 1日

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

人気記事一覧

急上昇
週間

新着記事一覧新着記事一覧