目次
1. コームオーバーとはどんなヘアスタイル?

コームオーバーの基本的なところから解説していこう。
クラシカルな雰囲気のオシャレなヘアスタイル
コームオーバーとはサイドを短く刈り上げ、トップを流したヘアスタイルのことだ。セットが簡単で、大人っぽい雰囲気が出せるヘアスタイルでもある。もともとは海外で人気を集めていたのだが、近年は日本でも人気があり、一般人はもちろんミュージシャンや芸能人、スポーツ選手などもにも多く取り入れられている。
ビジネスシーンでも好印象
キチッと整ったコームオーバーは、相手に「爽やか」「清潔」といった印象を与えることができる。加えてアレンジの自由度も高いため、ビジネスシーンにも向いているヘアスタイルである。
ヒゲとの相性もよい
「爽やか」「清潔」という印象からは外れてしまうかもしれないが、コームオーバーはヒゲとの相性もよい。渋みや大人っぽさ、男の色気やワイルドさなどを求める方は、ヒゲと組み合わせるのもおすすめだ。
アレンジの幅も広い
コームオーバーはアレンジの自由度が高い。後ろに流せばオールバック風になるし、トップに十分ボリュームを持たせればポンパドール風にもできる。左右のバランスをアシンメトリーにして楽しんだり、前髪をコームできっちり流さずラフに仕上げるといったアレンジを楽しんだりもできる。
2. コームオーバーが似合う日本人男性とは?

日本人でコームオーバーが似合うのはどういった男性なのだろうか?
日本人でコームオーバーが似合う顔の特徴は?
- 楕円形
- 三角形
- 正方形 など
あくまで傾向があるというだけだが、コームオーバーはこうした顔の形に合うヘアスタイルとされている。逆に似合わないとされているのは丸形だ。だがアレンジの幅が広いことから、自分なりのスタイルを見つけることができれば丸形の方でもきっと似合うはずである。
コームオーバーはさまざまな日本人男性におすすめ
ベーシックなコームオーバーはクラシカルな雰囲気に仕上がるので、大人っぽいヘアスタイルを楽しみたい方におすすめだ。またアレンジしやすいため、髪の長さや流し方で印象を変えるといった楽しみ方もできる。伸びかけのツーブロックや、強めに当てたパーマとも相性がよい。つまりコームオーバーは、さまざまな男性にとって似合う可能性のあるヘアスタイルというわけだ。迷ったらぜひ一度チャレンジしみてはいかがだろうか?
3. コームオーバーのセット方法

コームオーバーはセットしやすいヘアスタイルではあるが、これからチャレンジしてみたいと思う方の中には、日々自分でセットできるのかといった不安もあるだろう。基本のコームオーバーのセット方法を解説するので、イメージしておこう。
コームオーバーのセット方法
- 髪を軽く濡らしてタオルドライをする
- ドライヤーで全体的に乾かし、前髪は立ち上げる
- スタイリング剤を手全体になじませたら、分け目からつけていく
- その後、後頭部から全体へとスタイリング剤をなじませていく
- 前髪部分にスタイリング剤をつけて形を整えれば完成
基本的なセット方法はこのような流れになる。数分で完了するので、慣れれば朝の忙しい時間帯でもスムーズにセットできるはずだ。
4. コームオーバーはスタイリング剤で仕上がりが変わる

コームオーバーは、セットに使うスタイリング剤によって印象に違いが出てくる。スタイリング剤に、どういった仕上がり具合になるかある程度イメージをつかんでおこう。
ポマード
ポマードには油性と水性があり、両者で仕上がりやヘアスタイルの持ちが変わってくる。油性はセット力が強く湿気に強い。一方、水性はグリースとも呼ばれほどよいセット力がある。コームオーバーをセットする際におすすめなのは、ヘアスタイルをキープしつつ美しいツヤを出すことができる水性だ。髪を湿らせた状態でポマード(グリース)をなじませ、コームを使って毛の流れを整えよう。
ワックス
ヘアスタイルが多少崩れても後から手直しできるのはワックスの大きな特徴だろう。ただし、ほかのスタイリング剤と比べてキープ力の点で劣るため、硬い髪質の方は使いにくいかもしれない。商品によってセット力や質感がさまざまあるため、自分に合ったワックスを選ぶことも重要だ。
ムース
ワックスよりもふんわりと髪が固まるのがムースである。トップのボリュームが出にくい方におすすめだ。タオルドライをした髪にスタイリング剤をなじませてから、髪の流れを意識してドライヤーをあてると上手くいくだろう。
5. コームオーバーはフェードのデザインで雰囲気が変わる

スタイリング剤もそうだが、コームオーバーはフェード(サイドの刈り上げ部分)のデザインによっても雰囲気が変わる。
ローフェード
眉毛の高さから下を短く刈り上げたスタイルがローフェードだ。コームオーバーと相性がよく、比較的挑戦しやすいデザインといえる。今まで刈り上げたことがない方はローフェードから試してみるとよいだろう。
ミドルフェード
額の真ん中くらいの高さまで短く刈り上げたのがミドルフェードだ。ローフェードと比べてスッキリした印象を与えられる。ミドルフェードは、コームオーバーはもちろんさまざまなヘアスタイルに合わせやすいデザインなので覚えておこう。
ハイフェード
額の上のラインから下を短く刈り上げたスタイルがハイフェードである。力強く男らしい印象を与えられるデザインだ。サイドがタイトに収まるので、どうしてもボリュームが出てしまうという方にもおすすめできる。
6. 刈り上げないコームオーバーも雰囲気があっておすすめ

コームオーバーはサイドを短く刈り上げたスタイルが基本だが、刈り上げないコームオーバーも雰囲気があってよい。とくにトップを長めに残したコームオーバーの場合、刈り上げないことでより大人っぽい色気を醸し出すことができる。この場合、サイドとトップのメリハリを出すためトップは長めに残すとよい。
またセットは手ぐしではなく、コームを使用すると美しいシルエットを再現できる。トップにふんわりボリュームを持たせるイメージでセットしよう。
またセットは手ぐしではなく、コームを使用すると美しいシルエットを再現できる。トップにふんわりボリュームを持たせるイメージでセットしよう。
結論
トレンド感抜群のコームオーバーはセット方法が簡単なうえ、前髪の長さやスタイリング剤、あるいはフェードのデザインなどによって幅広い楽しみ方ができるヘアスタイルだ。ぜひ自分に合うコームオーバーのスタイルを見つけてほしい。