目次
1. コームの使い方!まずは種類を知ろう

コームにはいくつかの種類がある。上手にセットをするためには、作りたいヘアスタイルに合わせたコームを使うことが重要だ。コームの使い方を解説する前に、どんなコームがあるのかを見ていこう。
テールコーム
テールコームは、しっぽのような細い持ち手がついているコームのことだ。美容師は持ち手の部分でパーマのロットを巻く時に使用する。自宅で使用する場合は、クシの部分で髪をとかし、持ち手の部分で髪の分け目を作る使い方ができる。
テーツコーム
目の粗さが違う2種類の歯がついているのがテーツコームだ。美容師が髪をカットする時に使うので、カットコームとも呼ばれる。セルフカットする時や2種類のコームを使いたい方におすすめである。
ジャンボコーム
名前の通り大きいサイズのコームだ。目が粗いので、ヘアカラー剤やトリートメントをなじませる使い方がおすめである。また、髪をとかした時の摩擦が少ないので、毛の量が多い方やダメージが強い方にもぴったりだろう。
素材によっても違う
コームは、木やプラスチックで作られたアイテムが多い。木製のコームは、壊れにくいのが特徴だ。また、静電気も起こりにくく髪が傷みづらいというメリットもある。一方プラスチック製は、水で洗うことができるので清潔に使用することが可能だ。
お風呂の中で使いたいという方もプラスチック製が合っているだろう。プラスチック製のコームは、リーズナブルで手に入れやすいことも魅力である。
お風呂の中で使いたいという方もプラスチック製が合っているだろう。プラスチック製のコームは、リーズナブルで手に入れやすいことも魅力である。
2. 日常のヘアスタイリングで活かせるコームの使い方

ビジネスシーンにぴったりな、ネオ七三分けをセットする使い方を解説する。
ネオ七三分けのコームの使い方
ネオ七三分けとは、やや古い印象のある七三分けを現代風にアレンジした髪型だ。大人の魅力を演出できる髪型のため、男性芸能人やスポーツ選手も取り入れている。そんなネオ七三分けをかっこよくセットするには、コームの使い方がポイントになる。ネオ七三分けのセット方法を見ていこう。
- 髪を濡らし、分け目と流したい方向を意識しながら乾かす。前髪は毛が持ちあがるように、前から後ろに流す。
- 髪が半分乾いたら、ジェルワックスを両手に広げる。髪をかきあげるようにしてジェルワックスを髪になじませる。
- 髪を七三に分け、コームを使って髪の流れを整える。サイドの毛はボリュームを抑えながら後ろに流す。
3. フォーマルにも!ヘアセットで活かせるコームの使い方

結婚式のようなフォーマルなシーンで役立つコームの使い方を解説する。
コームの使い方・オールバック
誠実な印象になるオールバックは、フォーマルなシーンにぴったりだ。オールバックは正しい使い方でコームを活用して、毛の流れを美しく揃えることが重要である。オールバックのセット方法を見ていこう。
- 髪を濡らし、根本から後ろに流すように乾かす。サイドはボリュームを抑えるように、手で押さえながらセットしよう。
- 髪が9割程度乾いたら、ジェルを両手に広げ、髪をかきあげるようにして全体になじませる。
- 髪をコームでとかし、髪の流れを整えて完成だ。
4. コームは使い方次第でメリットたくさん

コームは使い方次第でさまざまなメリットがある。コームを使うメリットを見ていこう。
清潔な印象になる
コームはブラシと比べて静電気が起きにくく、正しい使い方をマスターすれば美しく髪の流れが整えられるアイテムだ。そのため、スッキリとまとまった清潔感のあるヘアスタイルを作りやすい。また、コームでとかすことで髪のツヤを出すこともできるだろう。
ヘアセットがしやすい
コームはコンパクトなものが多く小回りがきくので、ヘアセットをしやすいことも魅力だ。また、コンパクトに折りたためるものを選べば、外出先でヘアスタイルを直すという使い方もできる。
シャンプーの準備にも使える
シャンプー前にコームで髪をとかすと、毛についているホコリやチリなどの汚れを落とすことができる。さらに、コームを使って頭皮をマッサージすることで、血流促進の効果も期待できる。健康的な頭皮と髪を育てたい方にもコームはおすすめだ。
結論
コームの使い方を紹介した。コームは髪をとかすだけでなく、ヘアセットやトリートメントをなじませる時、シャンプーの前などさまざまな場面で使用することができる。ぜひ、上手にコームを活用して、よりかっこいいヘアスタイルを仕上げてほしい。