1. 腹筋は簡単に鍛えられる!

実は腹筋は簡単な鍛え方でも効果があるのだ。鍛えるために特殊な器具を使ったりキツイトレーニングを行わなくても、ポイントさえおさえれば簡単に鍛えることが可能な部位なのである。では、ポイントとは一体なんなのだろうか?腹筋の鍛え方で最も大切なのは、筋トレを「毎日続ける」ということである。基本的なことと思うかもしれないが、習慣づけて行うことが何より重要なのだ。生活の一部として腹筋が毎日行えるように、まずは鍛え方が簡単なものからはじめるとよいだろう。また、あらかじめ腹筋をするタイミングを決めておくなど、生活リズムに組み込むことも毎日続けるためのコツだ。
2. 腹筋を鍛えることで得られるメリット

腹筋は簡単な鍛え方でよいといわれても継続させるのは難しい、という方もいるだろう。ここでは腹筋を鍛えることで得られるメリットについて紹介する。ぜひ腹筋を鍛えるモチベーションにしてほしい。
ぽっこりお腹防止
腹筋を鍛えることで、ぽっこりお腹防止にもなる。加齢とともに支えきれなくなった脂肪や内臓脂肪は、お腹周りの筋肉を鍛えることで正しい位置に戻すことが可能なのだ。さらに腹筋を鍛えると脂肪を燃やすことにもつながり、体脂肪を減らすこともできる。
姿勢がよくなる
腹筋をすることで体幹も鍛えられ、身体を支える力が強くなる。結果、姿勢がよくなるのだ。また、身体のバランス感覚がよくなったり、腰痛予防にもつながるのだ。
便秘解消
便秘と密接な関係にあるのが、S状結腸周辺にある腹横筋だ。腹横筋は、お腹の内臓を包み込むコルセットのような役割をしてくれている。ここが緩むと腸の動きが鈍くなってしまう。そのため、便秘で悩んでいる方も腹筋を鍛えることで解消効果が期待できるのだ。
簡単な鍛え方でも腹筋をつけることは可能だ。さらに腹筋を鍛えることは、見た目だけでなく身体の調子を整えてくれる効果もあるのだ。後ほど腹筋の簡単な鍛え方について解説するので参考にしてほしい。
3. 腹筋と背筋をセットで鍛えるとお得

腹筋を鍛える際には、背筋もセットで鍛えるとよい、というのはご存知だろうか?では、なぜセットで鍛えた方がよいのか?その理由を解説しよう。
美しい姿勢は筋肉のバランスが大事
腹筋と背筋はどちらか一方ばかりを鍛えていると、鍛えていない弱い部分を身体がかばい負荷がかかる。そのため、姿勢が悪くなったり、腰痛の原因につながってしまうのだ。腹筋と背筋、どちらもバランスよく鍛えることで正しい姿勢を保つことができ、腰痛予防にもなるのだ。
脂肪燃焼効果
腹筋や背筋はほかの部位と比べて筋肉が大きいため、簡単な鍛え方でもその効果は高い。鍛えることで基礎代謝が上がり、脂肪燃焼効果もあるため太りにくい身体を手に入れることができるのだ。
腹筋と背筋をセットでトレーニングするという鍛え方は大切なポイントだ。やみくもに腹筋を鍛えるのではなく、正しく、そして効率のよい鍛え方をしっかりおさえることが重要なのだ。続いて腹筋と背筋の簡単な鍛え方を紹介しよう。女性や初心者にもおすすめの簡単な鍛え方なのでぜひチャレンジしてほしい。
4. 腹筋と背筋の簡単な鍛え方

最後に腹筋と背筋の簡単な鍛え方を紹介しよう。
フロントブリッジ
体幹を鍛え、腹筋を引き締める効果のあるフロントブリッジは、身体を固定することが重要。正しい鍛え方をしっかりとマスターしよう。
- 床にうつぶせの状態で寝て、腕は床につけ肩幅ほど広げたら上体を軽く起こす。
- 足元はつま先を使い軽く上体を起こす。
- 首筋から足先までまっすぐな1枚の板になるようにキープする。
- 30秒1セット×2セット行う。
ポイントはお尻が下がらないようにすることや上体を起こした腕は、90度の直角になることを意識するとよい。慣れてきたら秒数を延ばしてみてもよいだろう。
立ち腹筋
腹筋と聞くと床で行うものと思いがちではないだろうか。より簡単に鍛えることができる方法が、この立ち腹筋だ。
- 立った状態になり肩幅に足を広げ、頭の後ろに手を回す。
- 膝を高く上げることを意識して、反対側の肘と上げた膝をくっつけるように身体をひねる。
- 2の動作を左右交互に5分ほど続ける。
立ち腹筋は鍛え方としてはとても簡単なうえ、効率よくお腹の前と横を一度に鍛えることが可能だ。立ったまま行えるため、場所を選ばずできるのも嬉しいポイントである。さらに、単なる筋トレだけでなく有酸素運動の効果も得られるメリットもあるのだ。慣れてきたら回数を増やす、負荷をかけるなど自分でアレンジをして行ってみるのもよいだろう。
結論
腹筋はジムに通ったり、ダンベルなどの専用器具を使うことなく、自宅で手軽に鍛えることが可能だ。今回紹介した、簡単にできる腹筋の鍛え方を参考に理想の腹筋を手に入れてほしい。何より継続が大事なので、あまり頑張りすぎずに楽しみながらトレーニングしてみよう。