1. 有名なランニングコースにはどのような場所があるか

日本全国には魅力的なランニングコースが数多くあるが、ランナーなら一度は有名コースを走ってみたいものだ。ごく一部ではあるが、ここでは東京、千葉、埼玉、神奈川と大阪近郊のおすすめコースを厳選して紹介しよう。
東京のおすすめランニングコース
- 日本一のランニングコース「皇居」(千代田区)
「皇居ラン」の愛称でも知られる、日本随一のランニングコースだ。千鳥ヶ淵や桜田門、日比谷・丸の内の高層ビル群など、皇居周辺の景色を堪能できるため、毎日多くのランナーが集まる。警備員が常駐しているので夜ランの安全性も高い。一周5kmなので、10km、20km...と測りやすいのもポイントだ。 - スカイツリーも臨める「隅田川沿い」(台東区)
隅田川沿いはテラスとして整備されており、道幅も広く初心者でも走りやすい。スカイツリーを臨みながら季節ごとの川の表情を楽しんで走れる人気コースだ。折り返し地点や渡る橋を変えれば、距離の調整も簡単である。 - 丸1日楽しめる「お台場ランニングコース」(港区)
臨海エリアの広々とした景色に加え、買い物・食事スポットが充実しているのが魅力だ。丸1日かけて楽しむプランを立ててもいいだろう。3~7kmのコースがあるが、物足りなければレインボーブリッジを渡るコースもおすすめだ。
千葉の有名なランニングコース
- 全長13km「幕張稲毛シーサイドランニングコース」(千葉市)
イオンモール幕張新都心店を起点に、美浜大橋・稲毛ヨットハーバー・幕張メッセなど、海辺の観光スポットを通過する。コース上にはトイレも多く、イオンにはランステが用意されていて利便性も高い。 - ディズニー好きならぜひ!「ディズニーリゾートコース」(浦安市)
JR舞浜駅をスタートし、ディズニーランドとディズニーシの外周を一周する5.7kmのコースだ。アトラクションやモノレールを眺めながら走れるコースは、ディズニーファンでなくとも楽しめる。
神奈川の有名なランニングコース
- オシャレなベイエリア「横浜みなとみらいコース」(横浜市)
横浜の代表的な観光ランコースで、みなとみらいのランステ「THE SPACE」から高島中央公園~赤レンガ倉庫~港の見える丘公園を一周する。全長は6.7kmだ。人出の少ない朝ランがおすすめである。
埼玉の有名なランニングコース
- 森林浴しながら走れる「武蔵一宮氷川神社・大宮公園コース」(さいたま市)
氷川神社の総本社である「武蔵一宮氷川神社」の周辺を走る、緑豊かなコースだ。参道である約2kmのケヤキ並木を抜け、樹齢100年以上の大樹が立ち並ぶ大宮公園をめぐる。起点はショッピングモール・コクーンシティである。
大阪近郊のおすすめコース
- 大阪のランニングスポットといえば!「大阪城コース」(大阪市)
大阪城公園入口をスタートし、大川沿いを走り、毛馬閘門(けまこうもん)で折り返す11.8kmの人気コースだ。そのほか公園内には、1.4~5.5kmまで4つのジョギングコースがあるので好みに合わせて走れる。出張ランにも最適である。 - ぴったり45.195kmになる「長居公園周回コース」(大阪市)
長居陸上競技場がある長居公園内に整備された、関西ランナー憧れのコースである。15周走るとちょうど42.195kmになるため、セミプロのランナーも多い。街灯が明るいので、夜ランでも走りやすい。 - 絶景が楽しめる「三宮駅~神戸空港往復コース」(神戸市)
三宮駅からポートアイランドを抜け神戸空港で折り返す、神戸の湾岸エリアを存分に満喫できるコースである。神戸大橋や神戸スカイブリッジから見える景色は絶景だ。途中、神戸空港でひと休みするのもよいだろう。
2. 自分でお気に入りの道をランニングコースにしよう

ランニングは遠出をせず、近場で行いたいという方も多いだろう。続いては、自宅周辺でお気に入りのコースを見つけて、日々のマンネリを打破するポイントを解説しよう。
ランニングコースを見つけるポイント
- 初心者は公園や河川敷などがおすすめ
公園や河川敷は、車やバイクが通らず信号もないため、初心者ランナーには最適だ。距離やペースを測りやすく、決まったコースを走る安心感もある。 - 新コースを開発してマンネリ打破
新しいコースを模索するのにおすすめなのが、自宅から2~3駅のところで下車し、好きなルートで帰る方法だ。気の向くままに走るだけで新しいコースを開拓できる。また、公園や河川敷であれば、インターバルトレニーングなどで変化をつけることでマンネリ打破になる。
ランニングコースを探すときに注意したいこと
- 距離を測っておく
行き当たりばったりで走るのではなく、走るコースの大体の距離やかかる時間を計算しておこう。車などで一度走ってみたり、GPS付きのランニングウォッチをつけて歩いてみる方法がある。また、出発・到着点を入力するだけで距離を教えてくれる「キョリ測」というアプリも便利だ。 - 安全性を考えよう
通行量が多すぎると走りにくいが、人通りがまばらな道はとくに夜間に危険が伴うので注意したい。すでに走っているランナーがいるコースは良コースといえるので、参考にするのもいいだろう。
万が一体調が悪くなったときのために、帰る方法を考えておくことも大切だ。また、アスファルトか土の道かで足への負担が変わることも考慮しておきたい。
3. たまには違ったランニングコースを走ろう:ランニングコースを作るアプリ

ランニングコースの作成にアプリを使うのもおすすめの方法だ。距離やタイムなどを管理できるアプリもあり、ひとつスマホに入れておくと便利である。ランニングコースを作れるおすすめアプリも紹介しておこう。
PUMA RUN NAVI
走りたい距離と行きたい場所を入力するだけで、自動的にランニングコースを作成・提案してくれる人気アプリだ。新しいコースの開拓だけでなく、出張ランなどの際にも便利である。走ったコースや距離、タイム、コース上のスポットなどは、アプリに記録できる。
Routeshuffle
走りたいエリアの地図を表示させ、距離を入力すると、コースを自動作成してくれるWEBサイトだ。出てきたルートが気に入らなければ、何度でも別のコースを提案してくれる。ウォーキングやサイクリングにも対応している。
結論
東京・大阪近郊のおすすめランニングコースや、自分でランニングコースを探す方法を紹介したがいかがだっただろうか。既存のコースを走るのもよし、自分だけのオリジナルコースを走るのもよしだ。ぜひ、お気に入りのコースを見つけてランニングを楽しんでもらいたい。