1. カフスボタン(カフリンクス)とは何か?
カフリンクスとは、シャツの袖口のボタンホールに通すアクセサリーのことだ。日本では、カフスまたはカフスボタンとも呼ばれている。海外ドラマなどで、おしゃれなメンズが袖にカフリンクスを付けているのを一度は目にしたことがある人もいるだろう。
カフリンクスとはそもそも何か?
カフリンクスとは、17世紀にヨーロッパの貴族の間で広まったもので、袖口のボタンを金属のチェーンでつないでおしゃれをしたことが始まりだそうだ。現代では、普通のシャツをエレガントに見せるアイテムとして定着している。
結婚式からビジネスまでOK
カフリンクスは、結婚式などで装着するイメージがあるが、シンプルなものならビジネスシーンでも着用OKだ。着こなしを華やかに見せたいときはもちろん、ビジネスマナーをきちんと意識すれば、仕事先でもカフリンクスを楽しんでよいだろう。
多くのブランドがカフリンクスを作っている
エルメスやブルガリなどのハイブランドだけでなく、最近では洋服の青山やスーツセレクトなどのリーズナブルな紳士服店でもカフリンクスを取り扱っている。また、スワロフスキーなどでは、レディースのカフリンクスも人気のようだ。男女問わず、好みに合わせて気軽に楽しめるアクセサリーといえるだろう。
2. カフリンクスをシャツに付けてみる:カフスボタンの付け方と使い方(タイプ別)
袖口の裏地と裏地を合わせて留めるのが、カフリンクスの正しい付け方だ。普通のボタンのように袖口を重ねて通すわけではないので注意しよう。カフリンクスにはいくつかの種類があるので、タイプ別の付け方を紹介する。
スウィヴル式
スウィヴル式は留め具がT字で、カフリンクスのなかでも最もポピュラーなタイプだ。袖口を合わせてボタンホールにカフリンクスを通したら、留め具をくるっと回して留めればOKだ。
ラップアラウンド式
金属・革などのベルトで留めるタイプだ。ボタンホールに留め具を通したあと、袖の外側からベルトを回すようにして留める。
固定式・紐式
留め具とヘッドがくっついていて、ボタンホールに通すだけの単純な造りだ。紐式は布・ゴムなどの素材でできており、ビジネスやカジュアルシーンに向いている。
そのほか、クラシックなチェーン式やパチッと留めるだけのスナップ式などのタイプもある。いずれにせよ、片手でボタンホールに通すのは慣れるまでは多少難しい。ボタンホールに通しやすい太さであるかも買う前にチェックしておくとよいだろう。
そのほか、クラシックなチェーン式やパチッと留めるだけのスナップ式などのタイプもある。いずれにせよ、片手でボタンホールに通すのは慣れるまでは多少難しい。ボタンホールに通しやすい太さであるかも買う前にチェックしておくとよいだろう。
カフリンクスを付けられないシャツもある!
カフリンクスを装着するには袖の両側にボタンホールが必要なため、コンバーチブルカフス、ダブルカフス、テニスカフスという3種類のシャツでなければ付けられない。カフリンクスを使うなら、シャツがカフス用であるかも確認しておこう。
3. 結婚式に最適!華やかでおしゃれなカフリンクスおすすめ3種
結婚式では、手元を華やかにするシルバーやゴールドのカフリンクスがおすすめだ。ストーンなどが埋め込まれているタイプもよいだろう。ただ、フォーマルな結婚式ならチェーン式・紐式は避けたほうがよいとされる。以下に手頃な価格のカフリンクスをチョイスしたので参考にしてほしい。
Orazio「4pearメンズカフリンクスセット」
シルバー単色や、シルバー&ブラックの組み合わせなど、4種のカフリンクスがセットになった商品だ。スーツのタイプや好みによってシンプルにも華やかにも使えて便利である。
MENDEPOT「Onyx and Mother of Pearl Cufflink」
オニキスとマザーオブパールを組み合わせたカフリンクスだ。スクエア型の男性的なデザインで、品のよい輝きなのでカフリンクス初心者でも使いやすいだろう。
Kooer「ウェディング彫刻カフリンクス ネクタイクリップセット」
「新婦の兄弟」向け、「新郎の父」向けなど、それぞれに出席者用の文字が彫刻されている結婚式にぴったりのセットだ。希望のデザインを刻印してもらうこともできる。
4. ビジネスで大活躍!すっきりと涼やかに見えるカフリンクスおすすめ3種
ビジネスシーンでカフリンクスを付けるなら、目立ちすぎないシルバー系が最適だ。ゴールドはビジネススーツには不向きとされるので注意しよう。一見シンプルながら、どこか遊び心もプラスされたビジネス向けのカフスを選んでみた。
Honey Bear「カフリンクス 時計のムーブメント」
時計のムーブメントのような繊細な細工が施された、遊び心あるカフリンクスだ。色はシルバーとブラックの2種類があり、さりげなくビジネススーツの着こなしに個性を出してくれる。
Cuff-Daddy「カフスボタン USBフラッシュドライブ」
USBを模った何とも珍しいデザインが特徴的なカフリンクスだ。キャップを外すと本物のUSBコネクタが現れるが、パッと見はシンプルなカフスである。人と違ったモノを持ちたい方におすすめだ。
INBLUE「男性用カフリンクス地球型」
シルバーの土台に美しいブルーの地球儀がはめ込まれたカフリンクスだ。高級感もあり、ある程度カジュアルな服装が許される職場なら注目されること間違いなしである。
結論
なかなか使う機会が少ないカフリンクスではあるが、一度着用すればその上品な存在感にハマってしまうかもしれない。スーツスタイルに取り入れればワンランク上の着こなしを周囲にアピールできるので、活用してみてはいかがだろうか?