ストレッチポールに寝るだけで肩こり改善！？おすすめの使い方も紹介

肩こりは、筋肉の血行不良によって起こることを知っているだろうか。肩周辺には僧帽筋や肩甲拳筋などさまざまな筋肉があり、周りの筋肉と連結している。そのため血行不良が起こると背中の筋肉まで硬くなり、肩こりだけでなく広範囲に不調が起きるのだ。

ストレッチポールなら、寝転ぶだけで簡単にストレッチができる。ストレッチポールを縦向きにして寝転んだ場合、頭蓋骨と胸椎、仙骨の3点だけがストレッチポールに接する。背面の3点が自重によって下から押されるため、背骨のカーブや骨盤などの骨格を正しい位置に調整できるのだ。

さらにストレッチポールに乗って左右に揺れると、肩こりだけでなく、首や背中周りのこりにも効果が得られる。腕の重みで肩関節周りの筋肉の緊張を緩和するため、リラックスできるのだ。

肩周りの筋肉には、腕や肩甲骨だけでなく頭部の重さもかかっているため、負担がかかりやすくなっている。肩こりが悪化すると、頭痛やめまい、吐き気、肩が上がらない、腕のしびれ、倦怠感などの不調につながる。ストレッチポールを使用して、肩こりの悪化を解消しよう。

ストレッチポールは、肩甲骨周辺の筋肉を緩めて、肩関節を動かしやすくする効果も期待できる。五十肩予防にもなるため、気になっている人はストレッチポールを取り入れてみよう。しかし、あまりにも肩こりの症状がひどい場合や、頭痛やめまい、吐き気、腕のしびれなどの症状がある場合は、病気が潜んでいる恐れもあるため早めに病院に行こう。

円柱状のストレッチポールに寝ると、背骨だけで身体を支える状態になる。助骨が左右に広がるため胸が開きやすくなり、呼吸しやすくなるのだ。呼吸が深くなると身体がリラックスしやすくなるので、筋肉が緩み肩こり改善につながる。

また、背中側は上述した3点だけがストレッチポールに押されているため、肩甲骨を簡単に動かすことができ、肩こり改善の効果が得られやすい。ストレッチポールは円柱状のため、左右に揺れることで小さな振動が発生する。この振動によってアウターマッスルだけでなくインナーマッスルまで緩めることができる。

筋肉が緩められると関節が動きやすくなるため、肩こりを改善につながる。ストレッチポールを使用せずに床などに寝た場合は、背中全体が下から押されるため、肩甲骨は固定された状態になり筋肉は緩まない。

ストレッチポールを使った肩こりを解消できるおすすめの方法を紹介しよう。ストレッチポールの公式サイトでも部位別のエクササイズが動画であるのでチェックしてみよう。

両手を引き上げる際は、少しみぞおち方向に引き上げるのがポイントだ。肩甲骨まわりの筋肉がほぐれるため、肩こり改善につながる。

背中全体をほぐすことで肩こりを軽減できる。身体に負担がかからないように無理のない範囲で行おう。