目次
1. ストレッチポールで肩甲骨のコリや痛みを改善しよう

肩甲骨まわりがゴリゴリと固まっていてつらいときはストレッチポールでほぐそう。まずはストレッチポールがどのようなものか紹介する。
ストレッチポールは使うと身体が楽になる
ストレッチポールとは円柱型のエクササイズアイテムだ。ポールに乗りながら身体を動かすことで、普段の姿勢では動かしにくい筋肉を刺激したり伸ばしたりできる。難しい動きはほとんどなく安全なので、ひとりでも簡単に使え、日々のセルフケアにぴったりのアイテムだ。
肩甲骨の凝りをほぐす
肩甲骨まわりが痛い、凝っている人はストレッチポールで肩甲骨まわりをほぐすエクササイズをしてみよう。ストレッチに利用するのもおすすめだ。ストレッチポールで身体のゆがみがとれることによりむくみも改善されるので、ダイエット中の人にもぜひ活用してほしい。
2. ストレッチポールが肩甲骨の痛みを和らげる理由とは

ストレッチポールが肩甲骨の痛みを緩和してくれるメカニズムを紹介していく。身体が凝り固まってしまう理由とともにおさらいしよう。
デスクワークで前傾姿勢になりやすい
我々人間は、仕事や運転で集中すればするほど前かがみになり、その姿勢を筋肉が記憶し凝り固まってしまうそうだ。凝り固まった身体のままでいると次第に疲れや痛みがあらわれ、不調につながる。
肩甲骨が凝ると肩こりの原因にも
肩甲骨の動きが鈍くなると肩回りの血流が悪化し、慢性的な肩こりの原因になってしまうこともある。そうなる前に、凝り固まった筋肉をストレッチポールで緩めよう。
ストレッチポールは姿勢のゆがみを緩和する
ストレッチポールは適度な硬さで身体を支え、手足を脱力させてもバランスを取りやすい。ストレッチポールに乗ると身体が伸び、筋肉の緊張を緩めるのでリラックス効果が得られる。猫背や反り腰などのクセが改善されるだけでなく、骨盤が本来の角度に戻ることも魅力で、肩甲骨の痛みの緩和にもおすすめだ。
3. ストレッチポールで肩甲骨の痛みをセルフケアする方法

ストレッチポールで肩甲骨の痛みをケアする方法を紹介しよう。ストレッチポールがあれば肩甲骨まわりを効果的に動かせる。ストレッチポールを使った肩甲骨まわりにアプローチするエクササイズやストレッチは、血流悪化などによる痛みの緩和に有効だ。
ストレッチポールに乗って「前ならえ」
- 両膝を楽に広げてひざを立てた状態でストレッチポールに仰向けに乗り、両手を「前ならえ」のように天井に向かって伸ばす。
- 肩甲骨を意識しながら前ならえの姿勢のまま指先を天井に向かって上げる。
- 上に上げた手をゆっくりと戻す動作を20回ほど繰り返そう。
ストレッチポールに乗って腕の外転運動
- 両膝を楽に広げてひざを立てた状態でストレッチポールに仰向けに乗り、両腕は身体に沿ってだらんと下げる。
- 息を吸いながら、床に半円を描くように両手を肩のあたりまで広げ、ゆっくりと戻す動作を10回ほど繰り返そう。手のひらは天井に向けて動作を行うのがポイントだ。
運動に慣れていない人の場合、腕が筋肉痛になることもあるので極端に回数を増やす必要はない。気持ちよいと思える範囲の動きで、適度な回数を行おう。
4. ストレッチポールで肩甲骨の痛みが改善されない場合は?

ストレッチポールでエクササイズやストレッチによるセルフケアしても、痛みが一向に改善しない、悪化する、といった場合は単なる肩凝りではなく別の病気が潜んでいる可能性もある。
痛みが長引く、激しい痛みがある、といった場合は我慢せず、すぐに医療機関を受診してほしい。
痛みが長引く、激しい痛みがある、といった場合は我慢せず、すぐに医療機関を受診してほしい。
結論
ストレッチポールを使用したエクササイズやストレッチは、肩甲骨まわりの血行不良や凝りによる痛みを緩和するのにおすすめだ。ストレッチポールを習慣的に使用しセルフケアすることでハツラツとした毎日を送れるようになるだろう。肩甲骨まわりの慢性的な痛みが気になる人は、ぜひストレッチポールの導入も対策のひとつとして検討してみてほしい。また、ストレッチポールの使用により腰痛などの痛みが悪化する場合もある。痛みの原因が分からない場合、むやみに使用せずにまずは病院を受診しよう。