ストレッチポールで反り腰改善！簡単エクササイズでリラックス効果も

女性に多い反り腰は、ストレッチポールで改善できることをご存知だろうか。本来、人の身体は骨盤がまっすぐな状態で、背骨は緩いS字カーブを描いている。反り腰の人は、骨盤が前に倒れてしまうことで背骨のS字カーブがおなか側に極端にカーブした状態になってしまうのだ。

反り腰はさまざまな不調の原因ともいわれているが、腰に大きな負担がかかるので慢性的な腰痛を引き起こすこともある。背中が丸まってしまう猫背の人の中には、反り腰になってしまっている人もいる。猫背の自覚がある人は、注意が必要だ。

ストレッチポールには、背骨を正しい位置に戻す効果もある。反り腰が原因と思われる不調がある人は、ストレッチポールを使用するといいだろう。

反り腰は、加齢や運動不足による筋力の低下が原因といわれている。正しい姿勢をキープするためには、首や背中、太ももや足首にある「主要姿勢筋」と呼ばれる筋肉の力が必要となる。これらの筋肉がうまく使えていないと、骨盤が前に傾いてしまい反り腰になりやすくなってしまうのだ。

太っている訳ではないのにお腹だけがぽっこり出ている人は、反り腰の可能性がある。反り腰を改善するには、ストレッチや筋トレが有効とされている。ストレッチポールは、プロスポーツ選手をはじめ、スポーツ医療の現場でも使われているアイテムだ。

日々のエクササイズにストレッチポールを使えば、反り腰が原因となっている不調が改善されるかもしれない。ストレッチポールを使ったエクササイズにはリラックス効果もあるので、疲労やストレスの解消にもいいだろう。

ストレッチポールは、背骨を適切なS字カーブに戻す効果が期待できる。反り腰の改善も効果的だろう。仰向けで寝るだけで反り腰や猫背が改善できるのは、ストレッチポールならではのメリットと言える。

ストレッチポールを使うのに慣れてきたら、お尻のインナーマッスルを鍛えたり、股関節ストレッチを行ったりして、継続的に腰痛予防のエクササイズを行うこともできる。ストレッチポールを使った反り腰改善エクササイズで、正しく効果を実感するには、いくつか注意点もある。

ストレッチポールには仰向けで縦に乗るようにし、身体の力を抜くように意識するといいだろう。効果をより実感するには使用前後で自分の身体を比較するようにし、騒音などがないリラックスできる環境でエクササイズを行うようにしよう。

ストレッチポールを使って反り腰を改善するために、基本的な使い方と反り腰の改善に効果が期待できる使い方を押さえておこう。

これが「基本姿勢」となる。

部位別エクササイズは多数あるが、反り腰を改善したいのなら背骨に効果がある「小さなゆらぎ運動」に挑戦するといいだろう。ストレッチポールに寝た状態で、左右に10回ほど身体を軽く揺らすエクササイズだ。

ストレッチポールには、さまざまな形状のものがあるが、腰痛予防に使用するなら細いものがいいだろう。反り腰の改善に効果が期待できるストレッチポールだが、すでに痛みがある場合は使用を控えるようにしよう。痛みがなければ、反り腰の改善に効果を発揮できるかもしれない。