目次
- 1. ノーセットでも決まるメンズの髪型とは
- 2. ノーセットでも決まるメンズの髪型のメリットとデメリット
- 3. ノーセット(ノーワックス)でも決まるメンズにおすすめの髪型
- 4. ノーセットでも決まるメンズの髪型は意外に多い
- 朝の忙しい時間帯に助かる
- セットが苦手な方にとって非常に楽
- 髪や頭皮へのダメージが少なく済む
- ナチュラルな印象を与えることができる など
- 質感や束感を出すのが難しい
- 形をキープするのが難しい
- ヘアアレンジを楽しみたい方には少々不向き
- こまめにメンテナンスに通う必要が出てくることもある
- キッチリしたスタイルを求められる場面では不向き など
1. ノーセットでも決まるメンズの髪型とは

ワックスやジェル、ポマードなどの整髪料を使って髪型を整えるという男性は多いだろう。少し伸びてくると形が決まらたなかったり、サイドが目立ってきてボリューミーになってしまったりなど、朝の忙しい時間帯に手直しするのはかなりのストレスだ。そんなとき、ノーセットでも決まる髪型があればどんなに楽であろうか。
ノーセットでも決まるメンズの髪型は意外と多い
ノーセットでも決まるメンズの髪型は意外と多い。それこそ「ボウズ」を筆頭に、短く切り込んだ「ベリーショート」やサイドを刈り上げた「ツーブロック」、オイルをもみ込んでラフに仕上げる「パーマヘア」などが挙げられる。ほかにも「マッシュ」や「ナチュラルウルフ」「エイジングショート」など、デザイン次第ではノーセットでも決まるものも多い。ヘアスタイルについては後述するので、まずはノーセットでも決まるメンズの髪型は意外と多いということを知っておこう。
そもそも「ノーセット」の定義は?
ノーセットでも決まる髪型とはいえ寝癖をほったらかしというわけにはいかない。髪を濡らして寝癖を直しつつ、ドライヤーを使って毛の流れを整えたりクセをつけたりしておくといったことは必要になるだろう。すなわちノーセットの髪型の定義とは「簡単に決まり、かつナチュラルに見えるメンズの髪型」といったところになる。作りこまず自然に仕上げるため整髪料は必須ではないが、オイルを馴染ませてツヤを出すなど工夫するとより整った印象になる。髪を伸ばしっぱなしにしないことも大切だ。ノーセットでも決まる髪型をキープするには、こまめにメンテナンスに通うといったことも必要になるだろう。
2. ノーセットでも決まるメンズの髪型のメリットとデメリット

ノーセットでも決まるメンズの髪型にはメリットもデメリットもある。メリットだけを見ていると思わぬ落とし穴にハマってしまうおそれがあるため、双方を知っておくことが大切だ。
ノーセットでも決まるメンズの髪型のメリット
髪を乾かすだけでバッチリ決まってくれる髪型にすれば時短になる。忙しいビジネスマンにとっては非常に助かるだろう。また毎回、美容室でカットした当日はバッチリ決まっているが、翌日以降自分でセットしようとするとうまくいかない、というメンズにとってもノーセットでも決まる髪型はありがたい。整髪料を使わない(または使っても少量)などであることから、髪や頭皮へのダメージが少なく済む点、ナチュラルな仕上がりになるため優しい印象を与えることができる点などもメリットである。
ノーセットでも決まるメンズの髪型のデメリット
一方、デメリットとしてはこうしたことが挙げられる。整髪料を使用しない場合、質感や束感を出したり形をキープしたりするのが難しい。ヘアアレンジを楽しみたいメンズにもやや不向きかもしれない(もちろんノーセットで決まる髪型にしたうえで、お好みでアレンジすることは可能だが)。またナチュラルな雰囲気は好印象を与えられることが多いものの、キッチリしたスタイルを求められるビジネスシーンでは不向きかもしれない。髪型やデザインにもよるが、セット前提の髪型と比較した場合、メンテナンスの頻度が高くなることも想定される。こうした点があることも覚えておこう。
3. ノーセット(ノーワックス)でも決まるメンズにおすすめの髪型

ヘアセットにワックスを使っているというメンズは多いだろう。スタイリングしやすい反面、独特の重さやベタつきが苦手な方も多いのではないだろうか。ワックスを上手く使いこなすにはそれなりのテクニックも要るため、プロのように上手く仕上がらないということも多い。そこで本稿では、ノーセットで決まるメンズの髪型として「ノーワックスOK」というおすすめの髪型を紹介する。
マッシュ
乾かすだけでシルエットが決まりやすく、ノーワックスのナチュラルな質感にも合う髪型がマッシュだ。サラサラした髪質の方にはとくに向いている。サイドを短くカットしたツーブロック×マッシュの組み合わせも人気がある。刈り込みを多めにするとマッシュ部分とのメリハリが出てシルエットもキレイに仕上がる。
ショート/ベリーショート
さわやかな印象のショートやベリーショートはビジネスシーンにも合うし女子ウケもよい。硬い髪質やクセがは短くカットすることで扱いやすくなるので、そうした方も挑戦しやすいだろう。刈り上げやツーブロックもオシャレな雰囲気で人気がある。坊主より少し長めの場合はドライヤーで毛の流れを作っておくのがおすすめだ。
ウルフカット
トップ部分はマッシュで襟足にレイヤーを入れたウルフカットも、ノーワックスの質感がよく馴染む髪型である。整髪料に頼らずに立体感を出すには、ドライヤーで乾かす際しっかり毛の流れを作っておくのがポイントだ。ウルフカット×パーマを組み合わせたスタイルも大人な雰囲気が出せる。
パーマ
無造作に決まるメンズのパーマスタイルもノーセットを取り入れやすい髪型である。少量オイルを馴染ませると、硬すぎず緩すぎずの絶妙な仕上がりになる。硬い髪質もパーマをかけると柔らかなニュアンスになるのでおすすめだ。前髪をセンターパートにするのも色気があってかっこいい。
ミディアム
長めのヘアスタイルもワックスなしで決まりやすい髪型のひとつだ。ドライヤーで乾かす前や仕上げに、オイルを少量馴染ませるだけで様になる。前髪を長めに残し、センター分けや七三分けなどにするのもよい。あるいは緩やかなパーマをかけるのも、ノーセットで大人っぽく仕上がるのでおすすめだ。
4. ノーセットでも決まるメンズの髪型は意外に多い

お伝えしてきたように、ノーセットでも決まるメンズの髪型は意外に多くある。本稿で紹介できたのはごく一例だが、たとえばマッシュひとつをとってもビジネス向きのマッシュ、韓流のニュアンスを取り入れたマッシュ、スパイラルパーマ×マッシュ、ツーブロック×マッシュなどアレンジは多様だ。大切なのは自分のイメージをいかに具体的に、かつ正確に美容師さんに伝えられるかである。担当の美容師さんとよく相談しイメージをしっかり伝えておこう。また毛の流れのクセ、つむじの場所、ボリュームが出やすい部位といったポイントがあれば、同時に伝えることを忘れないようにしよう。
結論
ノーセットでも決まり、かつ自分に合う髪型が見つかればそれに越したことはない。だが実際には髪質によって、ノーセットに向いている場合やスタイリング剤を使用した方がかえって楽な場合もある。プロに相談して、ぜひ自分に合った髪型を見つけてほしい。