1. 腰痛の原因をフォームローラーで解消?【おしり編】

おしりのこりや筋肉不足が原因で、腰痛になると知っているだろうか。おしりの筋肉のなかでも、中殿筋といっておしり上部の外側についている筋肉がこっていると、腰の中央にある仙骨を中心に広い範囲にわたって痛みが出やすいとされている。同じ姿勢で長時間座っていると血行不良となり、中殿筋がこりやすいので、デスクワークが多い人は注意したほうがいいだろう。
中殿筋を触って硬いと感じるところがこっている部分だ。セルフケアでこりを改善するなら、フォームローラーがおすすめだ。身体の気になる部分をフォームローラーの上にのせ、ゆっくりと揺らすだけでこりの緩和だけでなく、筋肉の可動する範囲を広げたり、筋膜を整えたりする効果が期待できる。
使用するフォームローラーのタイプや身体の部位にもよるが、1部分につき30秒程度と短時間でできるのもメリットだ。自重による負荷を利用するため、無理なく使用できる。しかし、あまりにも痛い場合や筋肉に違和感がある場合などは、病院を受診したほうがよいだろう。
中殿筋を触って硬いと感じるところがこっている部分だ。セルフケアでこりを改善するなら、フォームローラーがおすすめだ。身体の気になる部分をフォームローラーの上にのせ、ゆっくりと揺らすだけでこりの緩和だけでなく、筋肉の可動する範囲を広げたり、筋膜を整えたりする効果が期待できる。
使用するフォームローラーのタイプや身体の部位にもよるが、1部分につき30秒程度と短時間でできるのもメリットだ。自重による負荷を利用するため、無理なく使用できる。しかし、あまりにも痛い場合や筋肉に違和感がある場合などは、病院を受診したほうがよいだろう。
2. おしりでフォームローラーを使用してみよう

おしりに効果のあるフォームローラーの使い方を紹介する。使用前には、入浴するか準備体操をするなどして身体を温めておこう。
- 右ひじを床について、右側のおしりをフォームローラーに乗せる。
- 身体を斜めに傾けながら、おしりの上下に4往復転がそう。痛い部分は、こするようにして4往復転がすとよい。
- おしりの付け根部分にフォームローラーをあてる。
- 上半身を後ろに倒したら、膝を曲げながら左足を持ち上げ右に倒そう。
- 左足をもとに戻し、右に倒す動作を4往復行って、おしりに自重をかける。
- 左腕を右に持っていき、身体を起こす。
- 左側のおしりについても、1~6と同様の動作をしていこう。
強い痛みを感じる場合には使用を中止してほしい。体調によっては、手足など身体の一部を床につけて負荷を調整したり、転がす回数を減らしたりしよう。紹介したストレッチはおしりの筋膜リリースができるため、全身の血流促進など疲労回復効果が期待できる。
フォームローラー滑ってうまくできない場合は、ヨガマットなどを敷いて使用するとよい。フォームローラーを使い終わったら、最後にストレッチをして柔軟性血流アップを図るのがおすすめだ。
フォームローラー滑ってうまくできない場合は、ヨガマットなどを敷いて使用するとよい。フォームローラーを使い終わったら、最後にストレッチをして柔軟性血流アップを図るのがおすすめだ。
3. 疲労回復以外のフォームローラーのおしりでの効能は?

筋膜リリースを目的としてフォームローラーを使用する人も多いだろう。筋肉は筋膜といわれる薄い膜で覆われている。フォームローラーを使うことで、筋膜と筋肉の柔軟性が高まり、関節の可動域が広がりやすくなるため、怪我の予防にもなる。おしりに使うことで股関節周りもほぐれるため、柔軟性の向上も期待できる。
また、フォームローラーを使用するとおしりだけでなく身体全体の血行がよくなるため、老廃物が排出されやすくなる。むくみや血流が滞っている場合には、気軽にセルフケアできるフォームローラーが役立つのだ。
フォームローラーを使用したからといって痩せるわけではないが、筋肉の可動域が広がることで普段あまり使っていない筋肉も動くようになる。結果的にカロリー消費量が増えるので、おしりの引き締め効果なども期待できるだろう。
また、フォームローラーを使用するとおしりだけでなく身体全体の血行がよくなるため、老廃物が排出されやすくなる。むくみや血流が滞っている場合には、気軽にセルフケアできるフォームローラーが役立つのだ。
フォームローラーを使用したからといって痩せるわけではないが、筋肉の可動域が広がることで普段あまり使っていない筋肉も動くようになる。結果的にカロリー消費量が増えるので、おしりの引き締め効果なども期待できるだろう。
結論
フォームローラーを使っておしりをほぐせば、腰痛改善まで期待できる。短時間ででき、自分で負荷を調整できるのがメリットだが、あまりにも痛い場合などは病院を受診したほうがいいだろう。ここではおしりへの使い方を紹介したが、フォームローラーは他の身体のパーツでも使用できる。疲労回復だけでなく、怪我の予防や柔軟性の向上も期待できるため、入浴後のルーティンなどに取り入れてみてはどうだろうか。また、ストレッチポールの使用により腰痛などの痛みが悪化する場合もある。痛みの原因が分からない場合、むやみに使用せずにまずは病院を受診しよう。