ランニングマシンの効果的な走り方とは？ダイエットしたい方にも

ランニングマシンは、使い方次第でダイエット効果を得ることが可能だ。ランニングマシンのダイエット効果について解説する。

ベルトが自動で回るランニングマシンは、外を走る時よりも下半身の筋肉への刺激が弱い。しかし、自分に合ったペースを設定して走ることができるので、継続しやすいことがメリットだ。継続して使用することで、ダイエット効果を期待できるだろう。

ランニングマシンは、全身を動かして有酸素運動をすることができる。有酸素運動は、酸素を消費しながら筋肉を動かす運動のことで、脂肪を燃焼させる効果があるといわれている。有酸素運動ができるランニングマシンは、ダイエットをしたい方におすすめである。

普段あまりスポーツをしておらず体力に自信がないという方にも、ランニングマシンを使ったダイエットは効果的だ。ランニングマシンは、外で走るよりも天候に左右されにくく、初心者の方も挫折しにくくなっている。

さらに、ランニングマシンのベルトは衝撃を吸収する効果のある素材が使われており、野外を走る時に比べてケガをしにくい。体力がついてきたら、ランニングマシンに傾斜をつけて使用すると、より効果的にダイエットをすることが可能である。

ランニングマシン初心者の方に向け、強い負荷をかけなくても効果的にダイエットができる方法を解説する。

有酸素運動は、スタートしてから20分程度経過してから脂肪燃焼が始まるといわれている。そのため、ランニングマシンは、20分以上行うと効果的である。ただし、20分も走る体力がない場合は、無理のない時間内で問題ない。体力がついてきたら、徐々に時間を伸ばしていこう。

普段運動をしていない方は、ランニングマシンのスピードを落としてウォーキングからスタートするとよい。いきなり走りはじめるのは、身体に負担がかかりケガをする可能性があるからだ。少し早歩きになる程度のスピードで歩き、慣れてきたら徐々にスピードを上げていくとよい。姿勢を正して目線を上げて歩くと、早く走らなくても効果を実感できるだろう。

ここでは、ランニングマシンの効果的な使い方を紹介する。初心者の方だけでなく、ランニングマシンを使い慣れている方にも意識してほしいポイントである。

本格的にランニングマシンで走り始める前に、しっかりとウォーミングアップを行おう。時速4km程度のスピードで5～10分程度歩き、筋肉を温めるとよい。

また、ランニングマシンで走り終わったら、疲労物質の蓄積を減らすためにクールダウンを行ってほしい。ランニングマシンのスピードを徐々に落として5～10分ほど走ってから、ストレッチを行うとよいだろう。

ランニングマシンを効果的に使うには、心拍数をコントロールすることが重要だ。自分にとってちょうどよい心拍数を知るためには、最大心拍数を把握する必要がある。最大心拍数は、1分間に発揮できる心拍数のことで「220-年齢」でおおよその値を計算できる。

ランニングマシンをダイエットのために使う場合、心拍数は最大心拍数の40～60％が望ましいといわれている。心肺機能の向上を目的にする場合は、最大心拍数の80％程度をキープするとよいだろう。

正しいフォームで走ることは、ランニングマシンを効果的に使用する重要なポイントだ。しっかりと背筋を伸ばしてやや前傾姿勢になり、足を前にけり出すようなイメージで走ろう。ランニングマシンに着地する時は、足の裏全体で踏み込むようにするとよい。

ランニングマシンの効果的な使い方を解説した。ランニングマシンは、ダイエットしたい方や心肺機能をアップしたい方におすすめのトレーニング器具である。強い負荷をかけなくても効果が期待できるため、体力に自信がない方にもぴったりだろう。ランニングマシンを上手に使って、理想的な身体を手に入れてほしい。