1. ベンチプレスセットの正しい選び方とは?

ベンチプレスとは、上半身を鍛えるに最適な筋トレ器具だ。Amazonや楽天、ファイティングロードなどの通販サイトでも、家庭用ベンチプレスセットは販売されている。ベンチプレスセットの選び方について詳しく解説しよう。
ナロータイプは省スペースが魅力
ナロータイプはコンパクトサイズのため、ベンチプレスを自宅で行うのに最適で、折りたたみが可能な商品もある。ただし、安定性に欠けるため、バランスを崩して倒れる危険があり、注意が必要だ。ベンチプレスセットを置くスペースがない方は、ナロータイプがおすすめだ。
ワイドタイプは広いスペースが必要
ワイドタイプは、パワーラックの幅が広く、安定感がある。ただし、広いスペースが必要になるため、ベンチプレスセットの置き場所を確認しよう。商品には、120kgや130kgの高重量セット、スクワットや筋肉を伸ばせて懸垂もできる高級な商品もあり、全身の筋トレができる。
高さ調整ができるものを
パワーラックには高さ調整ができる商品とできない商品の2種類がある。おすすめは高さの調整ができる商品だ。腕の長さは人それぞれで違うため、バーまでの距離が近すぎたり遠すぎたりする場合がある。しっかりと筋トレを行うには、調整機能が必要となる。ベンチプレスセットを中古品や激安品、メルカリなどで購入する場合は調節可能かどうかも見るとよいだろう。
2. ベンチプレスセットで初心者におすすめのタイプとは?

初心者におすすめしたいベンチプレスセットについて解説していく。
プレートとシャフトがセットに
初心者には、どんなシャフトやプレートを選んだらよいかわからないという方も多いだろう。そんなときは、プレートとシャフトがついているベンチプレスセットを購入しよう。重りのプレートを50kg、60kg、70kg、80kg、90kg、100kgと調節できるベンチプレスセットが初心者におすすめだ。価格は比較的安い5万円台の商品が人気のようだ。
セーフティバー付き
家庭では、ベンチプレスをひとりで行うことが多いだろう。その場合、補助をしてくれる人がいないため、ベンチプレス中に重さに耐えられずにバーが落下してけがをする危険性がある。セーフティバーが付いていると、バーが落下した時も、身体に当たる心配がないため安心だ。
3. ベンチプレスセットでできる筋トレ

ベンチプレスセットでできる、組み合わせたい筋トレメニューと方法について紹介しよう。
【胸】ベンチプレス
分厚い胸板を目指せるベンチプレスは、筋トレの王道だろう。ポイントは、正しいポジションを保ったまま、バーは腕で持ち上げず、胸の筋肉を使って持ち上げることだ。
【腕(上腕二頭筋)】バーベルカール
バーベルカールは、バーベルを肩幅ほどの幅で握って肘の曲げ伸ばしを行う筋トレである。ポイントは、ゆっくりとバーを下げ、上腕二頭筋にほどよいストレスを与えること。また、肘はできるだけ動かさずに行おう。
【腕(上腕三頭筋)】ナローグリップベンチプレス
ナローグリップベンチプレスは、通常よりも腕の間隔を狭めて行う筋トレだ。上腕三頭筋を意識して行うことが重要で、二の腕が鍛えられる。
【肩】ショルダープレス
ショルダープレスは、一般的によく行われる肩の筋トレで、持ち上げる時は素早く行い、下ろす時はゆっくり下ろすのがコツだ。
【背中】デッドリフト
デッドリフトは、背中を中心にほぼ全身を鍛えられる筋トレだ。バーベルを床に置いたら、肩幅に足を広げ、膝と腰を曲げる。足幅より少し広めにバーベルを握って、全身に力を入れ、一気にバーベルを上げよう。背中を曲げずに肩から腰までまっすぐに保つことがポイントで、背中が丸まっていたり、腰を反らしたりすると腰を痛めるため注意が必要だ。
筋肥大させるには、自分に合った重量や回数、インターバル、セット数を決めて、計画的にプログラムを進めていく必要がある。正しいフォームが覚えやすいように軽い重量からはじめて、慣れてきたら8回が限度の重量に設定するのが、筋力アップに効果的な筋トレメニューだ。セット数は3セット行おう。
身体を大きくしたい方には、ひとつの種目で5セットを各5回行う5×5という筋トレ方法もある。また、筋肉の休憩も必要となるため、間隔をあけて1週間に3日行うとよいだろう。
筋肥大させるには、自分に合った重量や回数、インターバル、セット数を決めて、計画的にプログラムを進めていく必要がある。正しいフォームが覚えやすいように軽い重量からはじめて、慣れてきたら8回が限度の重量に設定するのが、筋力アップに効果的な筋トレメニューだ。セット数は3セット行おう。
身体を大きくしたい方には、ひとつの種目で5セットを各5回行う5×5という筋トレ方法もある。また、筋肉の休憩も必要となるため、間隔をあけて1週間に3日行うとよいだろう。
結論
自宅で自分の好きな時間に筋トレを行い、理想のボディメイクができるベンチプレス。フィットネスジムに行けない方や、自分一人で行いたい方にはぴったりの筋トレ器具だ。気になった方は、ベンチプレスセットを購入して試してみてはいかがだろうか。