インソールで足の疲労やニオイを劇的改善！おすすめや効果を解説

インソールは、革靴や登山靴など、靴のタイプを問わずおすすめだ。ここでは、タイプごとにインソールがおすすめの理由をみていこう。

革靴を履く際、歩き疲れたり、指先が痛くなったりすることはないだろうか。原因のひとつとして、革靴の底が構造上非常に薄くなっていることが挙げられる。インソールを使用して歩行をサポートすることで、歩き疲れなどが軽減される。また、インソールの消臭効果は革靴とも相性が良くおすすめだ。

長時間の歩行する登山では、足のアーチが下がってしまうことで土踏まずで衝撃を吸収できず、怪我や靴擦れの原因になることがある。インソールを使用してアーチを支え、体重を分散させることで、長時間でも安定した歩行が可能になる。

スニーカーの底は平らであることが多く、足のアーチが下がってくることで歩き疲れてしまうことがある。インソールを用いてアーチのサポートをすることで、足の疲れを軽減できる。また、運動不足や加齢により低下した筋力を補助するものもある。

ランニングでは、一旦地面から両足が離れた状態の身体を片足だけで受け止めるため、体重の数倍もの大きな衝撃が加わるとされている。この衝撃は膝や腰にまで影響があることも。インソールを使えば、足のアーチを支えて適切なフォームに整えたり、衝撃を吸収することで身体への負担を減らしたりすることができる。

インソールを選ぶ際には、目的に合ったものにするのがおすすめだ。

歩行時の疲れや、靴擦れが気になる場合には、安定性やグリップ力が高いインソールがおすすめだ。特に左右の足のサイズが異なる場合、靴が大きくフィットしていないことが原因で靴擦れが起こることもある。安定性やグリップ力が高いインソールを使うことで、バランスが取りやすく、また重心をスムーズに移動できるため、疲労や怪我を予防できる。

一方で、皮膚が弱い方が使用すると足にマメができることもあるので、使用感に合ったものを選ぶのがよいだろう。

長時間の歩行で足の痛みが想定される場合には、衝撃吸収性に優れたインソールを選ぶのがおすすめだ。適度な厚みがあり、クッション性が高いため、大きな衝撃のかかるかかとや、歩行時に負担を受けやすい足の指をサポートしてくれる。

なお、厚みのあるインソールの場合、普段履いている靴に使用すると足が窮屈になってしまうこともあるので、サイズには十分注意しよう。

革靴など、足のムレやニオイが気になる場合には、通気性を重視したインソールがおすすめだ。足の裏には汗腺が多く、ニオイの元になる雑菌が繁殖しやすい。吸湿性の高いメッシュ生地などのインソールを使えば、不快なムレを軽減できる。また、消臭・抗菌効果のある生地を使用したインソールなら、靴を脱いだ時のニオイ対策も万全になる。

インソールは目的によって使い分けるのがベストだが、靴に合ったサイズが無かったり、どうしても履き心地に満足できなかったりすることもあるだろう。そんな時は、オーダーメイドのインソールがおすすめだ。

そもそも、足の形は人それぞれであり、左右対称でもない。さらに、靴の形や歩き方の癖により、変化するものでもある。オーダーメイドのインソールは、このような個人の特性を把握し、ぴったりの状態に仕上げてくれる。インソールが足に合っていれば、靴とのフィット感も向上し、履き心地も改善するだろう。また、市販のインソールは一度履いてしまえば返品は困難だが、オーダーメイドであれば微調整や交換ができることもある。

オーダーメイドのインソールは、専門店やスポーツ用品店で購入できる。特に専門店では、経験や知識の豊富な専門員が、実際に自分の足を測定し、形や目的に合ったインソールを仕上げてくれる。既製品に比べて価格は高いものの、足や歩行を整えることで身体全体のバランスにも好影響があるので、身体の不調に悩む方は試してみてはどうだろうか。