1. かかとの正しいマッサージの方法と効果とは?

さっそく、かかとマッサージの正しい方法と効果を見ていこう。マッサージを行う頻度も紹介するので参考にしてほしい。
かかとマッサージの方法
- かかとを握った手の第二関節部分を使ってほぐす。4本の指でしごくようにするとよい。
- あぐらをかくようにして内くるぶしが上を向くように座る。親指を使い、足の側面をかかとから指先までほぐしていく。
- 親指を使い、足の側面を外側から内側へ流すようにマッサージしたら完了だ。
かかとマッサージの効果
足の裏には「反射区」がある。反射区とは、全身の器官や内臓につながる末梢神経が密集した部分のことだ。この反射区を刺激することで、つながっている部分が活性化するといわれている。かかとにある反射区のマッサージでは、腰痛やホルモンバランスに効果が期待できるようだ。
他にも、足裏のマッサージにはさまざまな効果があるといわれている。たとえば、マッサージによる血流促進効果だ。冷えやむくみを予防し、リラックス効果も期待できる。また、マッサージを続けることで、疲れにくい足に近づいていくことも可能だ。日常的にマッサージを行えば、効果をより実感しやすくなるだろう。
他にも、足裏のマッサージにはさまざまな効果があるといわれている。たとえば、マッサージによる血流促進効果だ。冷えやむくみを予防し、リラックス効果も期待できる。また、マッサージを続けることで、疲れにくい足に近づいていくことも可能だ。日常的にマッサージを行えば、効果をより実感しやすくなるだろう。
かかとマッサージの頻度
かかとマッサージは、週に2~3回の頻度で行うとよい。とくに不調を感じていなくても、マッサージを続けることで体調へのよい効果が期待できる。
2. かかとのマッサージの他にツボ押しもおすすめ

かかとマッサージをする際に、一緒にツボ押しをするのもおすすめだ。ツボ押しの効果と場所、行う際の注意点を紹介しよう。
ツボ押しの効果
かかとにあるツボは、腰回りの不調に効果が期待できる。たとえば、生殖器や膀胱、腰やお尻などである。かかとのツボ押しをして痛む場合は、これらの場所に不調を抱えている可能性があるので注意してほしい。
かかとのツボ
かかと周りにあるツボを見ていこう。かかとをマッサージする際に、刺激するのがおすすめである。
- 失眠穴(しつみんけつ)
かかとの中央、押すとやや凹んだところにある。生殖器に対応するだけでなく、眠気を誘う効果が期待できる。 - 水泉(すいせん)
内くるぶしとかかとの間にある凹んだ部分にあるツボだ。膀胱の不調やむくみなどに効果があるといわれている。 - 太谿(たいけい)
内くるぶしの最も高い点からかかと側にズレた凹みにあるツボだ。足の冷えに効果が期待できる。
ツボ押しを行うときの注意点
ツボ押しを行うときに注意してほしい点がいくつかある。まず、食後1時間以内やアルコールを飲んだあとは、ツボ押しをしないようにしてほしい。消化不良を起こしたり悪酔いしたりする恐れがあるからだ。
また、マッサージをする前からかかとに痛みがある場合もおすすめできない。マッサージをすることで、痛みを悪化させてしまう可能性がある。痛みが続く場合は、医療機関へ相談するとよいだろう。
また、マッサージをする前からかかとに痛みがある場合もおすすめできない。マッサージをすることで、痛みを悪化させてしまう可能性がある。痛みが続く場合は、医療機関へ相談するとよいだろう。
3. かかとのマッサージの他に足裏のガサガサもケアしよう

かかとマッサージと一緒に、ガサガサとした足裏をケアするのもおすすめだ。マッサージと一緒に行いたい、かかとのケア方法を見ていこう。
クリームで保湿する
ガサガサとしたかかとに悩んでいないだろうか。かかとの乾燥が進むと、ひび割れて出血してしまう可能性もある。そうならないために、かかとマッサージをするときに保湿クリームを塗りこむとよい。保湿クリームの働きで、ガサガサしたかかとの皮膚をケアできるだろう。また、保湿クリームを塗ったあとは、靴下をはいておくとうるおいが持続するのでおすすめだ。足先の冷えも予防でき、一石二鳥である。
固くなった角質を落とす
かかとの角質が分厚くなっている場合は、専用のやすりを使ってケアをしよう。やすりを使うタイミングは、角質が柔らかくなっている入浴後がおすすめである。ただし、角質のとりすぎには注意してほしい。やすりを使うのは、少しかかとの角質が残る程度でストップしよう。角質がたくさんたまっている場合は、1度にとりきろうとせず、数回に分けて角質を減らしていくとよい。
結論
かかとは、全身の体重を支える重要な部位だ。さまざまな部位の反射区もあり、こまめなマッサージを続けることでより健やかな身体に近づけるだろう。また、マッサージと一緒にツボ押しや角質ケアを行ってもよい。やり方は、今回紹介したケア方法を参考にしてほしい。かかとのケアを行って、足の裏から健康になっていこう。