1. ボア付きアウターはいつから着る?

見た目にも暖かなボア付きアウターだが、時期によっては少々オーバーな防寒対策に見えてしまうこともある。ここでは、ボア付きアウターを着るべき時期について解説しよう。
ボア付きアウターは種類によって時期を変える
ボア付きアウターには、大きく分けて3種類ある。まずはボアパーカー。パーカーの裏地にボアが付いており、柔らかな印象を演出できる。次にボアジャケット。大人っぽい雰囲気でスタイリッシュな印象になる。最後はボアコート。存在感があり、コーデの主役となる。それぞれに防寒性能が異なるため、着用する時期をずらすのがよいだろう。
10月頃はボアパーカーやボアジャケット
10月頃といえば、ショップには冬物が並んでいるものの、残暑が落ち着いたくらいの時期なので、重厚なコートを着込むのにはまだ早い。そこで、長袖Tシャツの上にボアパーカーをさらっと羽織るのがおすすめだ。
ボアパーカーなら、脱ぎ着がしやすく日中が快適な上に、朝晩の冷え込みにも対応できる。季節が進み肌寒くなってきたら、パーカーをボアジャケットにチェンジしてみよう。ボアジャケットはパーカーよりも防寒性が高く、冬支度には最適だ。
ボアパーカーなら、脱ぎ着がしやすく日中が快適な上に、朝晩の冷え込みにも対応できる。季節が進み肌寒くなってきたら、パーカーをボアジャケットにチェンジしてみよう。ボアジャケットはパーカーよりも防寒性が高く、冬支度には最適だ。
11月後半からはボアコート
11月も後半になり真冬の寒さを感じはじめたら、ボアコートの登場だ。1枚でコーデの主役になるボアコートは防寒性が高く、見た目の季節感も演出できる。さらに寒くなってきたら、インナーの枚数や素材を調整することで、ボアコートは冬中活躍してくれるだろう。
2. ボア付きアウターの人気ブランド

続いて、ボア付きアウターの人気ブランドを紹介しよう。
パタゴニア
ボア付きアウターの王道スタイルである、総ボアジャケットの本命ブランド。機能性に富んだアウトドアウェアを展開しており、リサイクルにより地球に優しい製品づくりを行っている。パタゴニアのボアジャケットは、どこかレトロな雰囲気を感じさせるのが特徴。アウトドアウェアらしく本格的な防寒性能が自慢なので、真冬にも着用可能だ。
リーバイス
言わずと知れたデニムの雄。表地がデニム、裏地がボアのデニムボアジャケットが定番だ。ボア付きアウターは色味によっては幼く見えてしまうこともあるが、デニムジャケットなら心配無用。合わせられるアイテムも幅広く、ボア付きアウター初心者にもおすすめだ。
その他
その他にも、ラングラーやリーなどのデニムブランドや、プーマやチャンピオンなどのスポーツブランド、あるいはユニクロやGUなどのファストファッションブランドからも各種ボア付きアウターが販売されている。ブランド毎に特徴が異なるため、自分に合ったものを検討してほしい。
3. ボア付きアウターのおすすめメンズコーデ

ここでは、ボア付きアウターのおすすめコーデを紹介しよう。
ジャストサイズがベター
ボア付きアウターはそれ自体にボリュームがあるので、ジャストサイズを選ぶのがベターだ。ジャストサイズを選ぶことで、細身のパンツを履けばIラインシルエットが簡単に完成する。
色合わせはモノトーンをベースに
ボア付きアウターは、カジュアルな印象の強いアイテムだ。特に暖かなベージュやブラウンの色味ならなおさらである。そこで、ボア付きアウター以外をモノトーンでまとめることで、大人っぽくキレイめの印象に格上げできる。逆に、シックなブラックのボア付きアウターを選ぶ場合には、重厚になりすぎないようにインナーやパンツの色を軽めのものにしてみよう。
ビッグシルエットで韓流に
ボア付きアウターのおすすめは、韓流コーデを意識することだ。肩から大きく落ちたようなビッグシルエットのボア付きアウターを選び、ジョガーパンツなどのタイトなパンツを合わせることで、簡単に韓流スタイルが完成する。ボア付きアウターは、トレンドを押さえた着こなしにも活躍するのだ。
4. ボア付きアウターの正しい洗い方

最後に、ボア付きアウターの洗い方を紹介する。注意点さえ守れば、ボア付きアウターは家庭でも洗濯が可能だ。素材によっては自宅で選択できないアウターもある。その場合は、月に1回程度クリーニングに出すことをおすすめする。
まずは洗濯表示を確認
どのおしゃれ着にも言えることだが、まずは洗濯表示をしっかりと確認しよう。水洗い可能の表示があれば、家庭で洗濯が可能だ。手洗い表示がある場合には、洗濯機が手洗いコースなどに対応しているかどうか確認しよう。
畳んで洗濯ネットへ
洗濯可能なことが分かったら、ボア付きアウターのファスナーを閉じ、両袖をクロスして半分に折り畳み、洗濯ネットへ入れる。この時、襟や袖の汚れが気になるようなら、おしゃれ着用の洗剤を少量塗りこんでおくと良い。また、洗濯ネットの中でアウターが型崩れしないよう、ネットもジャストサイズを選ぼう。
弱水流コースがおすすめ
全自動洗濯機に入れたら、おしゃれ着用の洗剤を使い、必ず弱水流のコースで洗おう。手洗い、ドライなど機種によって呼び名が異なるので、説明書を確認するのが無難だ。
陰干しで乾燥させよう
洗いあがったら、肩が崩れないよう厚手のハンガーに掛け、ファスナーを締めて陰干しし、乾燥させる。内側もしっかりと乾燥するまで仕舞わないように注意しよう。
結論
ボア付きアウターは、トレンドでもありながら、冬の装いの定番として長く着られるアイテムだ。手持ちのアイテムをうまく活用して、大人っぽく落ち着いたスタイルを目指してほしい。シーズンの終わりには、丁寧に洗濯して翌年に備えることを忘れないでおこう。