目次
1. レザージャケットの手入れの方法

レザーは丈夫な素材だが、カビや湿気には弱い。レザージャケットの手入れをしないまま放っておくと、カビが生えるほかひび割れたりカピカピになったりして、二度と着られなくなる場合もある。まずは手入れ方法の基本を知っておこう。
レザージャケットの手入れ方法
・必要なもの
馬毛ブラシ・革用クリーナー・革用オイル・布やスポンジ
・手順
- まずはブラシを使って表面の汚れや埃を落とす。革を傷つけないよう毛が柔らかな馬毛ブラシがおすすめだ。襟や袖、縫い目やジッパーなど細かい部分までしっかり落とそう。
- 布などにクリーナーを含ませ、残った汚れもふき取る。
- 革用の保護オイルを布やスポンジに少量とり、全体に薄く塗り込む。シミになるのを避けるためオイルは無色のタイプがおすすめだ。
- 最後に乾いた布で磨き上げてツヤを出す。
レザージャケットの手入れの注意点
革を保護しようとオイルを大量に塗ってしまうと、逆に汚れが付きやすくなり革の通気性も損なわれてしまう。あくまで薄く塗布することが大切である。汚れを落とさないままオイルを塗るのもNGだ。オイルが汚れを革に定着させてしまうため、必ず汚れを除去してからオイルを使おう。
また、クリーナーやオイルは裏側の目立たない場所に使用して、シミにならないか確かめてから使うのがおすすめである。
また、クリーナーやオイルは裏側の目立たない場所に使用して、シミにならないか確かめてから使うのがおすすめである。
2. レザージャケットの手入れ・おすすめの頻度は?

レザージャケットの手入れの頻度は、着る回数にもよるが「1~3ヶ月に1回」が適切とされている。頻繁に着ているなら月に1回、時々着るくらいなら季節の変わり目ごとに1回手入れをするイメージだ。ただどんなに頻繁に着る方でも、毎日のようにオイルで手入れをするのは避けよう。油を与えすぎてかえって革が駄目になってしまうという。
その代わり、レザージャケットを着た日はその都度ブラッシングをして汚れを払っておくのがおすすめだ。日常的にこれをやっておくだけでよい状態が保ちやすくなる。レザージャケットに汚れや埃が付着したままクローゼットにしまうと、カビの要因ともなるので注意したい。
その代わり、レザージャケットを着た日はその都度ブラッシングをして汚れを払っておくのがおすすめだ。日常的にこれをやっておくだけでよい状態が保ちやすくなる。レザージャケットに汚れや埃が付着したままクローゼットにしまうと、カビの要因ともなるので注意したい。
3. レザージャケットにカビが生えた時はどうする?

レザーはカビが生えやすいことでも有名だ。小さなカビであれば、湿らせてしっかり絞ったタオルなどで拭きとり、オイルで手入れをするだけでかなりキレイにできる。
広範囲にカビが生えている場合は、「革用のカビ取りスプレー」で手入れをするのがおすすめだ。表面のカビを軽く払ったあと、カビのある部分にスプレーを吹きかけ、カビを拭き取るだけと簡単である。ジッパーやポケットなどは使い古しの歯ブラシで擦ると落としやすい。最後にオイルで手入れをして仕上げよう。
もしカビ取りスプレーがない場合は、消毒用エタノールやアルコール入り除菌スプレーでも代用が可能だ。
広範囲にカビが生えている場合は、「革用のカビ取りスプレー」で手入れをするのがおすすめだ。表面のカビを軽く払ったあと、カビのある部分にスプレーを吹きかけ、カビを拭き取るだけと簡単である。ジッパーやポケットなどは使い古しの歯ブラシで擦ると落としやすい。最後にオイルで手入れをして仕上げよう。
もしカビ取りスプレーがない場合は、消毒用エタノールやアルコール入り除菌スプレーでも代用が可能だ。
4. レザージャケットが濡れてしまった場合の対処法

急な雨でレザージャケットが濡れてしまったときの手入れは、まず乾いた布でやさしく水分を拭き取ることが大切だ。その後厚みのあるハンガーに吊るし、形を整えて陰干しをしよう。
完全に乾いてからオイルを使って手入れをすればOKである。ただし、レザージャケットを日なたに干したりドライヤーをあてたりするのは厳禁だ。色あせやひび割れにつながるので避けるようにしよう。
もしレザージャケットの一部がシミになるほど濡れた場合は、タオルなどで全体を湿らせてから乾かしたほうがシミになりにくい。さらにずぶ濡れになってしまった場合は、タオルで水気を取ってから、半乾きの状態で全体にオイルを塗ってから乾かすとひび割れを防ぐことができるという。いざというときのために覚えておきたい手入れ方法である。
完全に乾いてからオイルを使って手入れをすればOKである。ただし、レザージャケットを日なたに干したりドライヤーをあてたりするのは厳禁だ。色あせやひび割れにつながるので避けるようにしよう。
もしレザージャケットの一部がシミになるほど濡れた場合は、タオルなどで全体を湿らせてから乾かしたほうがシミになりにくい。さらにずぶ濡れになってしまった場合は、タオルで水気を取ってから、半乾きの状態で全体にオイルを塗ってから乾かすとひび割れを防ぐことができるという。いざというときのために覚えておきたい手入れ方法である。
5. レザージャケットを長く保管する場合

レザージャケットの手入れを日常的に行っていても、長期保管の際にいつの間にかカビが生えてしまうことはよくある。最後に、レザージャケットの正しい保管方法にも触れておこう。
オンシーズン中の保管方法
日々の手入れをしたあとは、できればクローゼットにはしまわず、風通しのよい場所に吊るしておくとよい。もしクローゼットに収納する場合は、しっかり埃を落とし湿気も抜いてからにしよう。
オフシーズンの長期保管方法
長期保管をする際は、まず冒頭で紹介した一連の手入れを行おう。その後、通気性のある布のカバー(できれば綿100%)をかけてクローゼットにしまう。ビニールのカバーは通気性が悪く、カビ発生の原因ともなるので使わないほうがよい。
さらにクローゼットに除湿剤を置く、定期的に空気の入れ替えをするなど、湿気がこもらないようにすることが大切である。
さらにクローゼットに除湿剤を置く、定期的に空気の入れ替えをするなど、湿気がこもらないようにすることが大切である。
結論
以上、レザージャケットの手入れ方法を解説した。レザージャケットを長く着るためには、日々の手入れをしっかり行うことが必要不可欠だ。お気に入りのジャケットに知らないうちにカビが生えていたなんてことにならないよう、ぜひ日頃から愛情を持ってメンテナンスを続けてほしい。