加圧シャツを効果的に着よう！選び方やおすすめの筋トレを紹介

加圧シャツは伸縮性がある素材でできており、着ることで体に圧力がかかるインナーTシャツで、加圧インナーシャツとも呼ばれている。ここでは、加圧シャツを着て得られる効果について説明していく。

加圧シャツは身体に圧を加えて動きを制限するため、普段通りの生活を送っていたとしても身体を動かすために余分に力を加える必要がある。この状態で筋トレを行えば、いつもより負荷がかかるため効果的に筋力のアップが望めるのだ。

姿勢がよくないと筋トレを行っても効果はうまく出ないし、痩せにくい身体になってしまう。加圧式のシャツは、着るだけで腰や腹回りもしっかりと引き締めてくれる。そのため、背筋が伸びて姿勢がよくなる効果があるのである。

加圧シャツをただ着ているだけで、劇的に筋力がアップしたり痩せたりすることはない。加圧シャツを着る利点を最大限に活かすためには、筋トレを行うのが有効だ。自宅でもできる、加圧シャツを活かせるメニューを紹介する。

加圧シャツを着ると、姿勢が正され身体に負荷がかかる。腕立て伏せをするのにも、効果的なフォームで行うことができるのだ。腹筋や背筋が加圧されているのに加えて腕立て伏せを行うことで、さらなる効果を期待できる。

筋トレだけでなくダイエットもしたい人におすすめなのが、加圧シャツを着た上でスクワットを行うトレーニングだ。加圧シャツは下半身への効果なしなのになぜ下半身のトレーニングを？と思うかもしれないが、スクワットは腹筋や背筋にも効果があるトレーニングなのである。正しい姿勢で負荷をかけながら行うため、さらに効果が見込める。消費カロリーも大きく、ダイエットにももってこいだ。

加圧シャツを着て筋トレを行うと、着ないのに比べて身体にかかる負荷は増えるため無理は禁物だ。密着する加圧シャツの特性上汗もかきやすくなるため、筋トレ中にもこまめに水分をとろう。

加圧シャツを選ぶ際に注意したい点について、検証された結果を元に紹介していく。効果を最大限に得ることができるように、チェックしてほしい。

加圧シャツを着ると姿勢を正してくれる効果があるということは、大きなメリットだ。その特長をしっかりと出してくれるものを選ぶ必要がある。商品をチェックするときには、背中から腰までの背筋にかかる圧がとくに強いものを選ぶと、効果を感じやすい。

加圧シャツは身体を圧迫するシャツのため、肌と密着する。せっかく効果があったとしても、肌ざわりがガサガサしていたりチクチクしていたりすると不快に感じてしまう。また、厚めの生地のものを選ぶと暑い時期にはつらい場合もある。生地の厚さや肌ざわりについてもチェックしておこう。

加圧シャツと言っても、ほぼ効果を実感できないようなシャツもある。圧が強いものを選びたい場合は生地の素材に注目しよう。弾性が強いスパンデックスが配合されているものは、とくに加圧の効果を期待できる。

加圧シャツは着ることでさまざまな効果が期待できるが、その特徴のために注意したいこともある。

身体にピッタリと密着する加圧シャツは、保温効果が期待できるほどに気密性が高い。そのため、汗をかいたときにも肌にずっと付着してしまい、皮膚が弱い人の場合は湿疹などが出てしまう可能性がある。気になる場合は、たくさん汗をかいた後にはすぐに脱いで着替えるなどの対処が必要だ。

あまりにも圧が強い加圧シャツを選んでしまうと、圧がもたらす効果によって体内の血液の巡りが悪くなってしまう可能性がある。加圧シャツを着ると具合が悪くなるという場合には圧が少し低いものを選ぶか少しサイズに余裕があるものを選ぼう。