1. かかとの角質をやすりで削る効果とは?
最初に、かかとをやすりでケアすることで得られる効果について見ていこう。
かかとのひび割れ予防
不要な角質がたまり、かかとが硬くなると、歩行による刺激でひび割れを起こしやすくなる。ひび割れの傷が深くなると出血する可能性があり、さらにその傷から雑菌が入ってしまう恐れもあるのだ。そうならないためにも、かかとをやすりでケアして、柔らかいかかとをキープするのがおすすめである。
足のニオイを予防できる
やすりで角質をケアすることで、足の嫌なニオイを予防することが可能だ。足の角質は、ニオイの原因になる雑菌のエサやすみかになる。角質を除去することで、汗をかきやすい季節でもニオイにくい足になることが期待できるだろう。
2. かかとやすりの選び方・電動や防水初心者向けも
ひとくちでかかと用のやすりといっても、さまざまな種類がある。ここでは、やすりの選び方を解説する。
手動か電動かで選ぶ
やすりには自分で動かす手動タイプと、自動で稼働する電動タイプがある。手動タイプは、安価で手に入り、電気代も必要ないのがメリットだ。また、メンテナンスが楽なものが多い。ただし、自分で動かさなくてはいけないので、手間に感じる方もいるだろう。
一方電動タイプは、楽にしっかりとかかとの角質をケアすることが可能だ。短時間でかかとの角質ケアができるのもメリットである。ただし、防水モデルでない場合は、メンテナンスに手間がかかるモデルもあるので注意しよう。
一方電動タイプは、楽にしっかりとかかとの角質をケアすることが可能だ。短時間でかかとの角質ケアができるのもメリットである。ただし、防水モデルでない場合は、メンテナンスに手間がかかるモデルもあるので注意しよう。
やすりの素材で選ぶ
やすりの角質をけずる部分の素材にも注目しよう。多くのやすりで使用されているのは、ステンレスと紙である。ステンレスは、角質を除去する能力が高いが、削りすぎるリスクがある。一方、紙のやすりは、ステンレスに比べて削る力は弱いが、優しく角質をケアすることが可能だ。紙は削りすぎるのが心配な方や初心者向けの素材といえるだろう。
3. かかとやすりの正しいやり方とは?
次に、かかとをやすりでケアする方法を見ていこう。上手にケアするコツも紹介するので、ぜひマスターしてほしい。
かかとやすりの正しいやり方
- 角質のケアを始める前に、足湯や風呂に入って角質を柔らかくする。10分を目安にして、しっかりと浸かるのがおすすめだ。
- 水分を拭き取り、やすりで角質を少しずつ削っていく。完全に取り除くのではなく、少し角質を残す程度でストップしよう。
- クリームを使い、かかとを保湿する。可能であれば、クリームを塗った後に靴下をはいて寝ると、しっかりと保湿することができるだろう。
4. かかとやすりをする時の注意点
やすりは角質を除去する力が強く、しっかりとケアができるアイテムだ。しかし、効果の高さゆえに、注意して使わないと逆にかかとが汚くなってしまう可能性がある。ここでは、かかとをやすりでケアする時の注意点を解説する。
角質を削りすぎない
かかとにやすりを使う時は、角質を削りすぎないように注意してほしい。削りすぎると、皮膚を傷つけてしまう可能性があるからだ。厚く角質がたまっている場合は、複数回に分けてケアをしよう。また、高頻度でやすりを使い過ぎるのもおすすめできない。2週間に1度を目安にケアを行ってほしい。
やすりは一定方向に動かす
やすりを動かす時は、一定方向に動かすとよい。やすりを往復させてしまうと、傷がつきやすく、かかとがボロボロになってしまうからだ。
保湿する
やり方の部分でも紹介したが、やすりで角質ケアをした後はしっかりと保湿を行おう。角質がとれた後の肌はとてもデリケートな状態だ。しっかりと保湿しないと、すぐに硬い状態に戻ってしまうだろう。また、やすりを使った時だけでなく、毎日の風呂上りにクリームで保湿すると、かかとが柔らかい状態をキープすることが可能だ。こまめなかかとケアを心がけよう。
結論
かかとのケアは女性のものだと考えている方もいるかもしれないが、手入れをする男性も増えている。男性向けの角質ケアメニューを揃えているエステサロンも出てきたほどだ。エステサロンに行くことに抵抗がある方は、今回ご紹介した方法を参考にしてセルフケアを行ってみてほしい。セルフケアをする時は、角質のとり過ぎに注意して、ケガをしないようにしよう。キレイな足になって、より快適な生活を手に入れてはいかがだろうか。