1. メンズの襟足のインナーカラーとは?

インナーカラーとはベースとなる表面の髪はそのままに、内側の一部を染めたカラーのことで、男女問わず人気が高まっているカラーリング方法のひとつである。インナーカラーはベースの髪色と異なるカラーを入れることで明度差をつけるため、個性的なヘアスタイルを作りやすいのが特徴だ。
インナーカラーを入れる場所に関してはフロント、サイド、襟足などさまざまで、顔周り付近に入れるほど目立ちやすいのが特徴である。そのため、興味があって試してみたいという初心者の場合、フロントやサイドよりも目立ちにくい襟足から試してみるのがおすすめだ。インナーカラーについてイメージが掴めたところでいくつかメリットとデメリットについても触れておこう。
インナーカラーを入れる場所に関してはフロント、サイド、襟足などさまざまで、顔周り付近に入れるほど目立ちやすいのが特徴である。そのため、興味があって試してみたいという初心者の場合、フロントやサイドよりも目立ちにくい襟足から試してみるのがおすすめだ。インナーカラーについてイメージが掴めたところでいくつかメリットとデメリットについても触れておこう。
インナーカラーのメリット
メリットに関しては以下のとおりである。
- 髪全体のカラーを大きく変える必要がない
- ダメージが抑えられる
- 髪が伸びても目立ちにくい
インナーカラーはベースを染めずに印象を変えることができ、髪全体のカラーを大きく変える必要がないため、明るすぎるカラーができないという方におすすめである。また、一部分だけしか染めないので通常のカラーに比べて傷みが気になりにくいのも大きなメリットだ。さらに、髪の内側を染めているので根元が伸びてきてもうまく隠すことができ、頻繁に染める必要がないことからコスパも優れている。
インナーカラーのデメリット
デメリットに関しては、料金が通常のカラーと変わらないこと、全体を染める時に均一になりにくいことの2つが挙げられる。インナーカラーは一部分だけのカラーなので料金も安いと思われがちであるが、ブリーチとカラーのそれぞれに料金がかかるため、通常のカラーとさほど料金は変わらず、襟足だけのインナーカラーであったとしても決して安いとはいえない。
また、インナーカラーをやめて全体を染め直す時も均一になりにくいといったデメリットがある。とくにブリーチを使用した場合は、ブリーチ箇所から先に色が抜けていくためインナーカラー部分がすぐに明るくなってしまうことがある。
また、インナーカラーをやめて全体を染め直す時も均一になりにくいといったデメリットがある。とくにブリーチを使用した場合は、ブリーチ箇所から先に色が抜けていくためインナーカラー部分がすぐに明るくなってしまうことがある。
2. 襟足のインナーカラーはこんなにおしゃれに決まる

襟足のインナーカラーは明るさや色によってさまざまな印象を与えることが可能であり、バリエーションも豊富となっている。参考としてインナーカラーがオシャレに決まるおすすめのヘアスタイルを紹介しよう。
ウルフスタイルの襟足インナーカラー
襟足が特徴のウルフスタイルにインナーカラーは相性ばつぐんである。定番のブリーチで金色にするとワイルドイメージとなり、アッシュ系のカラーにすることで大人の雰囲気を出すことができる。
マッシュスタイルの襟足インナーカラー
人気のマッシュスタイルにインナーカラーを入れることでオシャレ度もアップし、個性も出せるおすすめスタイルだ。マッシュスタイルの場合、サイドとフロント部分に長さがあるため、襟足にプラスしてインナーカラーを入れてみるのもいいだろう。
ミディアムパーマの襟足インナーカラー
ベースを暗めにしたミディアムパーマで大人の雰囲気とセクシーさを出しつつ、アクセントとして襟足にインナーカラーを入れることで個性が引き立つ。大人の男性向けヘアスタイルである。
3. 襟足のインナーカラーをセルフでする方法とは?

襟足のインナーカラーはセルフでも可能である。ここではインナーカラーをセルフでやってみたいという方向けにやり方についての解説をしていく。
ブロッキングで下準備をする
明るい色を入れたい場合、ブリーチをしてからカラー剤を入れていくため、まずはブリーチ剤で色を抜いていく必要がある。使用する道具はブリーチ剤と髪を留めるピン、ラップの3つだ。まず、ピンを使って染める部分をブロッキングしていく。ブロッキングは仕上がりに大きく影響するため慎重に行ってもらいたい。とくに襟足部分は見えにくいため三面鏡や合わせ鏡でしっかりチェックすることが重要だ。
ブリーチ剤を塗布していく
ブロッキングができたらブリーチ剤を塗布していくのだが、根元は頭皮の体温で明るくなりやすいため1cm下から塗布するよう注意してもらいたい。全体に塗布できたらラップを巻いて説明書に記載された時間放置をする。長時間放置すると痛みの原因になるため必ず放置時間を守るよう注意しよう。
しっかりと洗い流しカラー剤を入れていく
ピンを外してしまうと襟足以外の髪にブリーチ剤が付着してしまうため、シャンプーはピンを留めたままの状態で行う。色味を入りやすくするため、カラー剤はしっかり乾かしてから塗布していく。ブリーチ剤同様にラップを巻いて放置し、時間が経過したらシャンプーで洗い流す。最後にトリートメントでケアをすれば完了である。
4. 襟足カラーをセルフでする時の注意点

最後に襟足のインナーカラーをセルフでする場合の注意点について解説しておく。まず、ブリーチを使用する際だが、襟足に塗布したブリーチ剤が首の皮膚に直接触れないようクリームで保護するよう心がけてもらいたい。ブリーチ剤は刺激が非常に強いため、肌がかぶれる恐れがあるからだ。
次に、襟足のカラーを落ち着いた色にしたい方の場合、ブリーチ剤は使用せずにカラー剤のみで行うことおすすめする。ブリーチ剤は明るいカラーにしたい方向けなので、仕上がりのイメージによって使い分けが必要だ。
そしてもうひとつ。カラーバターというトリートメントにカラーが入った髪にやさしいアイテムがあるのだが、これは黒髪には使用することができない。カラーバターはブリーチをした髪に色味を入れるためのものなので、くれぐれも黒髪に使用して無駄にすることのないよう注意をしてもらいたい。
次に、襟足のカラーを落ち着いた色にしたい方の場合、ブリーチ剤は使用せずにカラー剤のみで行うことおすすめする。ブリーチ剤は明るいカラーにしたい方向けなので、仕上がりのイメージによって使い分けが必要だ。
そしてもうひとつ。カラーバターというトリートメントにカラーが入った髪にやさしいアイテムがあるのだが、これは黒髪には使用することができない。カラーバターはブリーチをした髪に色味を入れるためのものなので、くれぐれも黒髪に使用して無駄にすることのないよう注意をしてもらいたい。
結論
インナーカラーはデザインカラーの一種であり、雰囲気を変えたり個性を出してみたりしたい方におすすめのカラーリング方法である。バリエーションも豊富で、明るい仕上がりだけでなく落ち着いた仕上がりにもできるため、さまざまな楽しみ方ができるのも特徴だ。セルフでも染めることができるため、興味がある方はぜひチャレンジしてみてはいかがだろうか。