1. そもそもメンズのボア フリースって何?

まずは、ボアやフリースと呼ばれるメンズのアイテムについて理解を深めておこう。
ボアとフリースの違い
よく似たイメージのあるボアとフリースだが、違いはあるのだろうか。ボアとは本来、動物の毛皮などで作られた襟巻のことを指し、現在ではポリエステル製などで毛足の長い生地の総称となっている。
一方フリースとはペットボトルに使用されるPETを原料とした起毛素材のこと。つまり、ボアとフリースには大きな違いはなく、メンズの秋冬アイテムにどちらも欠かせない素材だ。
一方フリースとはペットボトルに使用されるPETを原料とした起毛素材のこと。つまり、ボアとフリースには大きな違いはなく、メンズの秋冬アイテムにどちらも欠かせない素材だ。
再注目されるフリース
当初は羊毛などが用いられていたボアやフリースだが、1970年代になって化学繊維が用いられるようになり、量産化が可能になった。軽くて防寒性が高く、速乾性にも優れたフリースは、1980年代後半から1990年代にかけて世界中で大流行する。アウトドアスタイルやレトロスタイルが流行している現在、ボアやフリースはメンズの間でも再注目されている素材なのだ。
2. メンズのボア フリースはどんなものを選べばいい?

次に、ボアやフリースのメンズアイテムを選ぶコツを紹介しよう。
サイズはシルエットを意識して選ぶ
ボリューム感のある質感が特徴のボアフリースだが、サイズを間違えると着ぶくれして見えてしまうこともある。手持ちのアイテムと合わせた時の最終的なシルエットを意識し、ジャストからややルーズを選ぶのがセオリー。
色はモノトーンが定番、アースカラーも
ボアやフリースはそのもこもこした見た目から、幼く映る場合もある。大人っぽくキメたい場合には黒やグレーなどのモノトーンが定番だ。一方、ベージュやカーキなどのアースカラーはトレンド感を際立たせるのにおすすめだ。
厚さにも注目して選ぶ
暖かさが魅力のボアフリースだが、メンズが着る際には動きにくい場合もある。防寒性を優先する場合には厚手の生地を、動きやすさやオシャレアイテムとして使う場合には薄手の生地を選ぶのがおすすめだ。
3. 今話題のメンズボア フリースコーデおすすめ10選

最後に、ボアやフリースのメンズコーデのおすすめを、ボアフリースの色別に10パターン紹介しょう。
黒:グレーパーカーとスキニーデニム
定番はやはりグレーパーカーだ。パーカーのフードをボアフリースから出してカジュアル感を演出しつつ、ボトムスはスキニーデニムでスッキリとまとめるのがポイントだ。
黒:ブルーシャツと黒スキニー
シックな雰囲気をもつ黒のボアフリースには、メンズライクなブルーシャツと黒スキニーもよく合う。スニーカーからキャップまで黒で統一すれば、清潔感のあるスタイルの完成だ。
ベージュ:白タートルネックとネイビーカラーパンツ
上半身をベージュと白でやわらかくまとめたら、ネイビーのカラーパンツで一気にスタイルを引き締めよう。スニーカーと合わせたキャップをかぶるのもおすすめ。
ベージュ:ウールパンツとローファー
カジュアルなベージュのボアフリースに、トラッドなウールパンツやローファーをあえて合わせることでメリハリの効いたスタイルに。インナーはシンプルなタートルネックがおすすめ。
ネイビー:デニムオンデニムに挑戦
無骨なデニムジャケットにネイビーのボアフリースを羽織ることで、デニムオンデニムがさらにオシャレに。ボアフリースの部屋着感が薄れ、メンズライクな雰囲気に。
白:チェックシャツにカーキパンツ
シンプルに思える白ボアフリースも、インナーのチェックシャツをチラ見せし、カーキパンツを履くことで季節感と遊び心のあるスタイルに。ボアフリースはジャストサイズがおすすめだ。
白:グレースウェットに迷彩パンツ
白ボアフリースとグレースウェットでカジュアル感を演出しつつ、迷彩柄のパンツでミリタリーテイストに。ボアフリースの質感で無骨すぎず、好感のもてるスタイルに仕上がる。
グレー:白無地Tシャツに黒イージーパンツ
手軽にモノトーンコーデを実現できるグレーなら、白無地Tシャツにイージーパンツを合わせることで、スポーティーながらシックな装いを実現できる。
グレー:ワインレッドシャツに黒スキニー
グレーが野暮ったく見えそうであれば、グレーによく合うワインレッドシャツできちんと感を出し、黒スキニーで引き締めてみよう。スニーカーと色を合わせたキャップを被り、アクティブさを演出するのもおすすめ。
迷彩柄:迷彩の色味にパンツを合わせる
ボアフリースでひねりの効いたスタイルを求めるなら、迷彩柄がおすすめ。ボアフリースの質感が無骨さを中和してくれる上に、迷彩の色味に合わせたパンツをチョイスすれば統一感も出せる。
結論
ボアやフリースは、秋冬の寒さを乗り切るマストアイテムだ。部屋着のイメージを払拭し、オシャレ着として使いたい場合には、ジャストなサイズ感と色使いを意識しよう。また、家庭での手入れや洗濯も可能な製品も販売されているので、新たに購入する際には要チェックだ。