1. メンズにはやっぱりブレザーがおすすめ

ブレザーとは、主に紺や黒の無地のジャケットに金属製のボタンが付いた上着のことだ。90年代にネイビーのブレザー通称「紺ブレ」が流行したが、今ふたたびオシャレなメンズジャケットとして脚光を浴びている。人気の理由はどこにあるのだろうか。
トラッドにもカジュアルにも着こなせるブレザー
ブレザーの起源は、イギリス海軍の制服や大学のボート競技のユニフォームだという。制服から進化を遂げたブレザーの魅力は、もちろんトラッドで正統派な雰囲気である。最近では、いつものジャケパンスタイルをほどよく上品に見せてくれるアイテムとして、流行に敏感なメンズから支持されているようだ。
メタルボタンで華やかさを演出しつつ、普通のジャケットとして着回せる便利さもあるのがブレザーのよさ。ビジネスカジュアルでの通勤も増えつつある今、ジャケットのバリエーションのひとつとして買い足すメンズが増えているのだ。
メタルボタンで華やかさを演出しつつ、普通のジャケットとして着回せる便利さもあるのがブレザーのよさ。ビジネスカジュアルでの通勤も増えつつある今、ジャケットのバリエーションのひとつとして買い足すメンズが増えているのだ。
2. メンズのブレザーの着こなし方とは?

カチッとした印象にもくだけた印象にも着こなせるブレザー。ここでは、定番の紺ブレザーを取り入れた、メンズにおすすめの着こなし方を紹介しよう。
ブレザー×グレーパンツは基本
メンズの紺ブレの基本コーデといえば、グレーのパンツと合わせる方法だ。ネクタイを締めればビジネスシーンにも相応しいスタイルになる。インナーに無地のタートルネックなどを合わせて品よく着こなすのもおすすめだ。
紺ブレザー×白パンツで爽やかに
紺ブレの爽やかさを最大限に引き出したいなら、白パンツとのコーデが最強といえる。青系のシャツやニットを合わせるとより爽やかさが際立つだろう。
チノパンやジーンズでカジュアルダウン
ブレザーをほどよく着崩したいメンズは、チノパンやジーンズと組み合わせるのもおすすめだ。カジュアルに寄りすぎたくないなら、上半身は襟付きシャツできれい目にまとめるとバランスがよくなるだろう。
ギンガムチェックやボーダーで遊び心をプラス
ギンガムチェックやボーダーも、紺ブレと相性のよいアイテムのひとつだ。これらをブレザーのインナーにすることで、正統派ながらどこか遊び心ある大人のコーデができあがる。
ブレザー×ニットで知的な雰囲気に
インナーにニット素材をチョイスすれば、柔らかく知的な印象を演出できる。大人っぽく見せたいならダークカラーのニット、若々しく見せたいなら明るいカラーのニットを選んでみるとよいだろう。
3. メンズのブレザーの選び方を知ろう

ブレザーを今風に着こなしたいなら、選び方にもしっかりとこだわりたい。最後に、メンズがブレザーを選ぶときに意識したいポイントを紹介しよう。
ボタンはメタルボタンがマスト
ブレザーの最大の特徴といえば、やはりメタルボタン。きらっと光る金属のボタンは、他のジャケットにはない魅力だ。ブレザーのよさを味わいたいなら必ずメタルボタン付きを選ぼう。
シルエットはスマートなものを
メンズが大きめなブレザーを選んでしまうと、どうしても制服のように見えてしまう可能性がある。ジャストサイズや、少し腰が絞られたタイプなど、スマートなシルエットをチョイスしよう。
トラッド感を高めたいならダブルがおすすめ
ブレザーにもダブルボタン・シングルボタンの2種類が存在する。どんな場面にも無難に着こなせるのがシングルだが、ダブルには独特な重厚感があるのが魅力だ。ブレザーのトラッドな雰囲気を活かすなら、あえてダブルを選ぶのもおすすめである。
結論
どこか懐かしさも感じられるブレザーは、今こそメンズに再注目してほしいアイテム。紹介したコーデ例を参考に、ぜひ自分なりにブレザーを着こなしてみてほしい。テーラードジャケットとは一風変わった、クラシカルな装いを楽しめるはずである。ジャケットを一着プラスしたいという方は、ブレザーを選んでその魅力を発信してみてはいかがだろうか。