1. 鼻毛カットをするメリットとデメリットとは?

鼻毛カットをするメリットは当然、見た目がすっきりとすることだ。鼻毛がはみ出したまま人と対面すれば不快感を持たれたり、陰で笑われたりすることもあるかもしれない。男性の身嗜みとして、定期的な鼻毛カットは必須ともいえるだろう。
鼻毛カットにデメリットはあるのか?
鼻毛カットにはいいことばかりではない。鼻毛にはそもそも、ウイルスや埃などの侵入を防いだり、鼻の粘膜を乾燥から守ったりする役割がある。むやみに鼻毛を無くしてしまえばこれらの役割が低下し、風邪をひきやすくなったり、粘膜が乾燥してドライノーズという症状が出たりと、健康に弊害が生じる恐れもあるのだ。このデメリットを抑えるためにも、鼻毛カットの際には鼻の入り口付近だけを処理することが重要である。鼻の奥の毛を残しておくことで、本来の機能を保つことができるのだ。
2. 鼻毛カットの正しいやり方と頻度

鼻毛をカットするグッズは主に「ハサミ」と「電動カッター」の2つである。それぞれを使ったカットのやり方と、処理を行う頻度について説明しよう。
鼻毛用ハサミを使った鼻毛カットのやり方
まずは、鼻の中を傷つけないよう先端が丸くなった鼻毛用のハサミを用意しよう。コンパクトで携帯もしやすいので、ひとつあると便利だ。
ハサミを用意したら、鼻を少し押し上げるようにして鏡を見ながらカットしていこう。正面と横のアングルから見てカットしたら、最後に鼻をつまんで飛び出す毛がないかもチェックしよう。カット後は鼻の中の毛を除去し、ハサミの先をキレイにすれば完了だ。
ハサミを用意したら、鼻を少し押し上げるようにして鏡を見ながらカットしていこう。正面と横のアングルから見てカットしたら、最後に鼻をつまんで飛び出す毛がないかもチェックしよう。カット後は鼻の中の毛を除去し、ハサミの先をキレイにすれば完了だ。
鼻毛用カッターを使った鼻毛カットのやり方
鼻毛用の電動カッター(シェーバー)は刃が直接肌に触れない造りのため、安全に鼻毛を処理できるのがメリットだ。広範囲をすばやくカットすることも可能である。
使い方は、スイッチを入れたら剃りたい範囲にぐるっとあてるだけと簡単だ。剃り終わったら必ずカッターを洗う・拭くなどして清潔に保とう。水洗いできるタイプを選んでおくと、お手入れも楽である。
使い方は、スイッチを入れたら剃りたい範囲にぐるっとあてるだけと簡単だ。剃り終わったら必ずカッターを洗う・拭くなどして清潔に保とう。水洗いできるタイプを選んでおくと、お手入れも楽である。
鼻毛カットはどのくらいの頻度でするべきか?
鼻毛の伸びる速度は1ヶ月で4~5mmが平均だという。個人差もあるので一概にはいえないが、ひと月に1~2回はカットするよう心がけるとよいだろう。
ただ、男性ホルモンが増える、喫煙している、空気が汚れた環境に暮らすことなどで、鼻毛の伸びる速度が上がるケースもあるそうだ。伸びが速いと感じる方は、もう少し頻繁に処理したほうが安心かもしれない。
ただ、男性ホルモンが増える、喫煙している、空気が汚れた環境に暮らすことなどで、鼻毛の伸びる速度が上がるケースもあるそうだ。伸びが速いと感じる方は、もう少し頻繁に処理したほうが安心かもしれない。
3. 鼻毛カットにまつわる疑問

ここでは、知っているようで意外と知らない鼻毛カットにまつわる疑問について解説しよう。
鼻毛をカットせずに抜くのはOK?
鼻毛が1本だけ飛び出ているような場合はピンセットで抜きたくなるが、鼻毛を抜くと粘膜が傷つき、そこからばい菌が侵入する危険があるという。鼻には雑菌も多いため、炎症を起こすケースもある。できる限り抜かずにカットするのが安全だ。
鼻毛はどこまでカットするべき?
前述したように鼻毛には異物の侵入を防ぐフィルターの役割があるため、あまり奥まで処理してしまうのはおすすめではない。処理の範囲は手前側から0.5cm~1cmほどにするとよいといわれているので、参考にしてほしい。
鼻毛が出ている人に指摘するべき?
他人の鼻毛が出ているの見つけてしまい、気まずい思いをした経験がある方も多いだろう。貝印株式会社の調査によると、「夫婦や恋人間で相手の鼻毛が出ていたら指摘する」と答えた人は男性で約7割、女性では8割以上にのぼるという。親しい間柄であれば、きちんと指摘してあげたほうが親切という考えが多数派のようだ。
しかしそのことで「相手の魅力が下がった」という意見もあるため、やはり日常的に鼻毛のケアをしておくことは、自分の魅力を下げないためにも重要といえそうだ。
しかしそのことで「相手の魅力が下がった」という意見もあるため、やはり日常的に鼻毛のケアをしておくことは、自分の魅力を下げないためにも重要といえそうだ。
結論
鼻毛をカットするなら、鼻の中を傷つけにくい鼻毛用のハサミやカッターを使うのがおすすめだ。鼻の中を傷つけてしまうと、ニキビや毛嚢炎などのトラブルにつながりかねないので注意してほしい。鼻毛のフィルターとしての機能を守るため、カットの範囲は手前から1cm以内とすると安心だ。また、使用後はハサミやカッターを清潔に保つことも忘れないでほしい。