1. かかとのための靴下とは?保湿や潤い効果も
かかとのために作られた靴下と聞いても、どのようなものかピンと来ていない方もいるだろう。最初に、かかとケア靴下の効果について見ていこう。
かかとを保湿する
かかとケア靴下は、かかとが当たる部分に加工が施されており、はくだけで皮膚にうるおいを与えてくれる靴下だ。たとえば、かかとにミネラルオイル配合のパッドをつけたものや、ジェル加工を施して肌の水分が逃げないようにしたものなどがある。かかとケア靴下をはいて寝れば、一晩かけてうるおいをキープしてくれるだろう。
足元の冷えを防ぐ
ガサガサかかとになる原因の1つに、足の冷えがある。足元が冷えて血の巡りが悪くなると、ターンオーバー(肌の入れ替わり)が正常に働かず、角質が溜まってしまうのだ。かかとケア靴下をはけば、足元を保温してターンオーバーをサポートする効果が期待できるだろう。
2. かかとのための靴下の選び方
かかとのケアをする靴下は、さまざまな種類が発売されているため、どれがいいのか分からないという方も多いだろう。かかとケア靴下は、保湿力や暖かさなどを基準にして選ぶとよい。それぞれについて詳しく見ていこう。
保湿力で選ぶ
かかとケア靴下を選ぶときにもっとも注目してほしいのは、保湿力である。かかと部分に保湿シートを内蔵したタイプは、身体から自然にでる水分を利用して皮膚を保湿することが可能だ。さらに保湿力がほしい方は、保湿シートにオイルのような保湿成分を含んだ素材が使われているものをチェックしよう。
暖かさで選ぶ
靴下をはいたときの暖かさも重要なポイントだ。厚手の生地でできたものや、くるぶしをすっぽりとおおうデザインのものは、足元をしっかりと暖めてくれるだろう。保温性に優れたチタンラバーを使用したアイテムは、冷えが気になる方にもおすすめだ。
形状で選ぶ
かかとケア靴下には、さまざまな形状のものが販売されている。通気性に優れた靴下がほしい方は、つま先が開いたデザインのものがおすすめだ。眠っている間もムレることなく、かかとだけを保湿してくれるだろう。
一方、ひどい冷え性の方は、薄手のかかとケア靴下を選び、普通の靴下と重ねてはくとよい。靴下の締めつけで足の血流を悪化させてはいけないので、少しサイズの大きめなものを選ぶとベストである。
一方、ひどい冷え性の方は、薄手のかかとケア靴下を選び、普通の靴下と重ねてはくとよい。靴下の締めつけで足の血流を悪化させてはいけないので、少しサイズの大きめなものを選ぶとベストである。
3. かかと専用靴下のほかにしたいケアとは?
かかとケア靴下と併せて、ほかのかかとケアを行うと効果的だ。最後に、ガサガサかかとのセルフケア方法を紹介する。
クリームで保湿する
乾燥しているかかとは、クリームを塗って保湿するとよい。塗るタイミングは、かかとが清潔になっているお風呂上りがおすすめだ。クリームを塗った上から靴下をはくと、保湿効果がアップするだろう。
やすりで不要な角質を除去
かかとの角質が溜まり、分厚くなっている方は、専用のやすりを使ってケアしよう。お風呂に浸かってかかとを柔らかくした後に、優しくやすりを当てて角質を落としていくとよい。削りすぎると逆効果になるので、少し角質が残っている状態で止めるのがポイントである。角質を削った後のかかとは非常に乾燥しやすい状態だ。クリームを塗ったりかかとケア靴下をはいたりして、しっかり保湿してほしい。
また、やすりを使った角質ケアは多くても週1回程度にとどめよう。頻繁に削りすぎると、皮膚を傷つけてしまう可能性があるので注意が必要だ。
また、やすりを使った角質ケアは多くても週1回程度にとどめよう。頻繁に削りすぎると、皮膚を傷つけてしまう可能性があるので注意が必要だ。
かかとパックを試してみる
かかとパックは、足を専用のジェルにひたして洗い流すだけで、不要な角質がはがれるというアイテムだ。即効性はないが、数日~2週間ほどで角質が除去され、つるつるのかかとになることができる。ただし、刺激が強い薬液が使われているアイテムもあるので、肌が弱い方は避けた方がよいだろう。
結論
かかとケア靴下について解説した。靴下を選ぶ際は、保湿力や保温性で選ぶとよいだろう。さまざまな形状のアイテムが販売されているので、季節で使い分けるのもおすすめだ。また、靴下は、ほかのかかとケア方法と組み合わせることで、より高い効果を発揮する。今回紹介した方法を参考にして、セルフケアを行ってほしい。かかとケア靴下を活用して、つるつるの足裏を手に入れよう。