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気になる手汗に効果的な対策は?ライフスタイルも見直してみよう

気になる手汗に効果的な対策は?ライフスタイルも見直してみよう

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年4月 8日

手汗に悩んでいる人は男女問わず意外と多く、暑い夏でなくても、不安や緊張の場面で手汗を感じる人が多いようだ。ここでは、手汗対策法をご紹介していく。人に見つからずに、すぐに手汗対策できる方法があれば知りたいという人に向け、おすすめの方法をまとめてみた。また、手汗の原因や「手掌多汗症」という病気についても触れているので、併せて読んでみていただきたい。

  

1. 手汗対策・いますぐしたいおすすめの方法

まずは、すぐにできる手汗対策法を3つご紹介しよう。

拭く

「拭く」ということは、根本的な対策にはならないが、手汗による不快感を取り除くという意味では効果がある。手汗が多い人は吸水性に優れたタオルで、少なめの人はボディシートがおすすめだ。アルコール成分配合のボディシートを使えば、すーっとした清涼感を感じられるだろう。

塗る

手汗対策には、市販されている塩化アルミニウム液が有効といわれている。これは手のひらに塗ることで、皮膚の外側に汗が出にくくするものだ。塩化アルミニウム液の効果は個人差が大きく、効果がない人もいるようだが、試してみる価値はあるだろう。

ツボ押し

手汗対策に即効性のあるツボを2つご紹介しよう。
  • 労宮
    深呼吸しながら、手のひらの中央にある「労宮」を押したり離したりする。これをゆっくりと行うことで、リラックス効果が期待できる。
  • 合谷
    人差し指と親指の付け根を手の甲側から押してみると、痛気持ちいいところがあるのがお分かりだろうか。その「合谷」というツボは、発汗機能を正常に近づけることで知られている。深呼吸しながらゆっくりと刺激してみてほしい。
いざというときに、人に気づかれることなく手汗対策できるツボ押しは、知っておいて損はないだろう。

2. どの日常で手汗が出る原因とは?

手汗には原因がある。その原因を知っておくと対策にもつながるだろう。

緊張する場合

まず多くの人が手汗を感じるのが、緊張の場面だ。人は緊張すると交感神経が活発に働く。交感神経が活発になって優位に働くと汗をかきやすくなり、手汗を感じやすくなるのだ。ゲームに熱中していたり運転に集中していたりという場面も同じように考えることができる。手汗の原因がわかっている場合は、対策法を試してみると改善することがあるだろう。

常に交感神経が活発に働いている場合

しかしなかには、何もしていなくても手汗が多い人もいる。常に交感神経が活発に働いている場合だ。この場合は自分で対策を講じにくいので、病院受診をおすすめする。症状に悩む人は多いものの、なぜ交感神経が過敏になっているかという根本的な原因は解明されていないのが現状だ。(※1)

3. 手汗対策は市販グッズ以外にもライフスタイルの見直しも大切

手汗に悩む人は、対策としてライフスタイルを見直してみてはいかがだろうか?

規則正しい生活を心がける

発汗には自律神経が関わっているので、規則正しい生活を心がけ、自律神経を整えることが大切である。日中にはストレスを感じない程度の適度な運動を行ったり、寝る前にはヒーリング音楽で副交感神経の働きを高めたりと、メリハリをつけることも効果的だ。

辛い物・アルコール・カフェイン摂取を控える

また、辛い食べ物やアルコール、カフェインの摂取を控えることが、手汗に有効な対策になることもある。手汗を気にしすぎると余計に汗が出てくることもあるので、思い詰めないことも大切だ。ストレスや睡眠不足も発汗しやすくなるので、気をつけたい。

ライフスタイルの改善は意外と有効な手汗対策だ。いますぐにでも試してみていただきたい。

4. 手汗の量が多汗症かチェックしよう

手汗対策を講じても改善されず、日常生活にさまざまな影響を及ぼしている場合、手掌多汗症という病気の可能性もある。手掌多汗症は3つの段階に分けられているので、ご紹介しよう。(※2)

レベル1

手が湿っているが、汗がぽたぽたと落ちることはない。この段階だと、手汗対策として先ほどご紹介した塩化アルミニウム液で症状が改善することもある。

レベル2

手に水滴ができるほどの発汗があり、手を握ると汗がぽたぽたと落ちる。

レベル3

手を握らなくても汗がぽたぽたと落ちるほどの発汗が見られる。

レベル3ほどの手汗の場合、自分で対策をすることは難しいので、皮膚科を受診してみるのもひとつの方法だ。(※3)多汗症専門の医院もあるので、気になる人は調べておくとよいだろう。

結論

多くの人が人知れず悩んでいる手汗のすぐにできる対策として、ライフスタイルを見直してみてはいかがだろうか?悩みすぎないことやストレスをため込まないことが、手汗対策になるので覚えておこう。それでも症状が改善しない場合や日常生活に支障をきたすときには、病院受診も視野に入れておくと心強い。
(参考文献)
※1出典:加賀谷正クリニック「手汗を何とかしたい!ひどい手汗の原因と治療」
URL:https://www.kagaya-clinic.jp/kagaya-tease.com/therapy/

※2出典:医療法人社団あんしん会 四谷メディカルキューブ「手掌多汗症(手汗)とは」
https://www.mcube.jp/lp/sweating/sweating_05.html#:~:text=%E6%89%8B%E3%81%AE%E3%81%B2%E3%82%89%E3%81%AE%E5%A4%9A%E6%B1%97%E7%97%87%EF%BC%88%E6%89%8B%E6%B1%97%EF%BC%89%E3%81%AE%E6%B1%97%E3%81%AE,%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8C%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8B%E3%80%82

※3出典:医療法人社団エムズ「手汗・多汗症の自己チェック方法!検査方法や重症度の判定は」
https://www.clinicfor.life/articles/d-007/
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  • 更新日:

    2021年4月 8日

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