1. 伸ばしかけなどで襟足がはねる場合の直し方

襟足のはねるクセは、肩より下ぐらいの長さがあれば気になりにくい。なぜなら、髪の重さではねるのを抑えられるからだ。しかし男性の場合、襟足を肩より下に伸ばすという方はあまり多くないだろう。そのため、伸ばして抑えるよりもスタイリングで抑える方法を知っておくのがおすすめだ。襟足がはねる場合の直し方については以下のような方法がある。
ドライヤーを使う
スタイリング時にドライヤーを使用することで襟足のクセを抑えることが可能である。やり方としてまずは、髪を濡らしてタオルドライをしておく。乾いた髪にいくらドライヤーを当ててもクセは抑えられないので必ず濡らしておくのがポイントだ。毛先ではなく頭皮を乾かすイメージでドライヤーをふりながら全体を乾かしていく。
7割から8割乾いたところで、襟足がはねるのを抑えるよう上から下にドライヤーを当てつつ指で髪を挟み、根元のクセを伸ばしながら乾かしていく。クセの程度にもよるが、この作業だけでも何もしないよりは格段に襟足がはねるのを抑えられ、収まりがよくなる。
7割から8割乾いたところで、襟足がはねるのを抑えるよう上から下にドライヤーを当てつつ指で髪を挟み、根元のクセを伸ばしながら乾かしていく。クセの程度にもよるが、この作業だけでも何もしないよりは格段に襟足がはねるのを抑えられ、収まりがよくなる。
ヘアアイロンを使う
クセが強い方の場合、ヘアアイロンを使用するのもおすすめである。ヘアアイロンを使用する際のポイントとしては、髪をしっかり乾かしてからかけていくことが重要だ。なぜなら、ヘアアイロンは非常に高温のため、水分が残っていると髪内部で蒸発してしまい大きなダメージを与えてしまうからである。そのため、ドライヤーで完全に乾かしてから使用するよう心がけてもらいたい。
使い方は簡単で、指でクセを伸ばしながらヘアアイロンをサッと通すだけ。じっくり当て過ぎるとダメージにつながるため、サッと通すことを意識しよう。ダメージ予防として、洗い流さないトリートメントやオイルなどであらかじめ髪を保護しておくのがおすすめだ。
使い方は簡単で、指でクセを伸ばしながらヘアアイロンをサッと通すだけ。じっくり当て過ぎるとダメージにつながるため、サッと通すことを意識しよう。ダメージ予防として、洗い流さないトリートメントやオイルなどであらかじめ髪を保護しておくのがおすすめだ。
スタイリング剤を使う
ドライヤーやヘアアイロンでクセを抑えつつ、よりキープ力を高めたい場合はスタイリング剤を併用することをおすすめする。仕上げにハード系のワックスを襟足部分に使用することでキープ力は段違いによくなるだろう。また、ドライヤーやヘアアイロンを使う時間がない時はスタイリング剤で抑えつけてしまうこともできるため、常備しておくと非常に便利である。
2. 襟足がはねる男性向けのヘアスタイル・刈り上げもおすすめ

襟足がはねる男性の場合、先ほど紹介した方法でクセを抑えるのもいいし、クセを利用した外はねヘアもおすすめだ。また、思い切って刈り上げてしまうのもいいだろう。それぞれに合ったヘアスタイルを紹介しよう。
スパイラルパーマのマッシュウルフ
今、注目を集めつつあるマッシュウルフにスパイラルパーマをミックスした大人の向けのヘアスタイル。襟足部分を耳から少し見える長さにして外はねにすることで骨格をキレイに見せることができ、長さも適度なためビジネスマンにもおすすめだ。ワックスで簡単にスタイリングが可能で、かつクセも利用できるのがこのヘアスタイルの魅力といえる。
無造作パーマミディアムスタイル
伸ばしかけのミディアムヘアにパーマを加えることで、重たくペタンとなりがちな髪に動きを出すことができる。また、パーマによって襟足がはねるクセも抑えられ、ワックスで無造作にスタイリングするだけでいいので手入れが楽なのもポイントだ。
アップバングの刈り上げショート
襟足とサイドを刈り上げたアップバングのショートスタイル。トップに長さを残して無造作にスタイリングをしてもいいし、ツヤの出るワックスやポマードで流すのもいいだろう。顔周りを刈り上げることでスッキリした印象を与えつつ、アップバングでさわやかさも演出できる人気のスタイルだ。襟足を刈り上げてしまうことで、はねるクセがなくなるので手入れも非常に楽になるのも大きなメリットである。
ツーブロックのマッシュスタイル
がっつり刈り上げてしまうのは勇気がないという方におすすめのスタイルだ。サイドと襟足をツーブロックにすることではねるクセをなくしつつ、上の髪をかぶせることで刈り上げ部分を隠して長さをキープできる。
3. 襟足が跳ねる場合は縮毛矯正もできる

襟足がはねる場合、縮毛矯正という手段もおすすめである。縮毛矯正をかけることのメリットと言えばやはりクセによるうねりや広がりを抑えられるため、毎日のスタイリングの手間が省ける点にあるだろう。髪全体にかけることで、ストレート感の強いスタイルにすることが可能であるため、さらさらヘアを楽しむこともできる。
とはいえ、あまりに真っすぐすぎるのも嫌だという方もいるだろう。その場合は部分的な縮毛矯正がおすすめだ。たとえば、全体的なクセはそれほど気にならず、襟足がはねるクセだけを抑えたい方であればトップ部分は縮毛矯正をかけずにボリュームをキープしつつ、襟足など顔周りのはねる部分にだけ縮毛矯正をかけることでメリハリのついたヘアスタイルにすることも可能である。縮毛矯正は全体的だけでなく部分的にかけることもできるため、自身のクセを考慮しながら美容師さんに相談するといいだろう。
とはいえ、あまりに真っすぐすぎるのも嫌だという方もいるだろう。その場合は部分的な縮毛矯正がおすすめだ。たとえば、全体的なクセはそれほど気にならず、襟足がはねるクセだけを抑えたい方であればトップ部分は縮毛矯正をかけずにボリュームをキープしつつ、襟足など顔周りのはねる部分にだけ縮毛矯正をかけることでメリハリのついたヘアスタイルにすることも可能である。縮毛矯正は全体的だけでなく部分的にかけることもできるため、自身のクセを考慮しながら美容師さんに相談するといいだろう。
結論
襟足のはねるクセはドライヤーやアイロン、スタイリング剤である程度直すことは可能である。また、手入れが面倒であったりクセが強かったりする場合は縮毛矯正を試してみるのもいいし、思い切って刈り上げてしまうのもいいだろう。この記事を参考にいろいろ試しつつ、自身に合った方法を見つけてもらいたい。