目次
1. マンションでエクササイズは騒音が心配

エクササイズをマンションで行う場合、気になるのは騒音だろう。騒音は、日常生活を送るだけでもトラブルに発展することもある。ましてや、エクササイズを行う場合にはさらに注意が必要だ。
気づかない間にうるさくしていることも
エクササイズをマンションで行う際には、騒音にはとくに注意しよう。隣接する部屋や上下階だけでなく、離れた部屋まで騒音が伝わることもある。鉄筋コンクリートなら大丈夫と考えがちだが、床下の空洞で足音などが増幅され、気づかない間に騒音を起こすこともあるのだ。
飛んだり跳ねたりするエクササイズは避けよう
エクササイズには多くの種類があるが、マンションで行う場合には、騒音を意識してメニューを選ぼう。とくに、飛んだり跳ねたりするエクササイズはマンションでは避けるのが無難だ。
2. マンションでのエクササイズは防音マットがあると安心

エクササイズをマンションで行うなら、騒音対策として防音マットを敷くのがおすすめだ。
エクササイズ用のマットを準備する
エクササイズは、比較的動きの少ないヨガなどから、激しく動くダンスや格闘技系までさまざまだ。動きが少なければ騒音を出しにくいと考えがちだが、ヨガやトレーニングでは床との設置面積が多くなり、結果的に騒音を引き起こすこともある。エクササイズをマンションでする場合、種類を問わず、エクササイズ用のマットがあると安心だ。
マシンを使う場合は必ず防音マットを設置しよう
エクササイズをマンションで行う際には、マシンを使うこともあるだろう。ランニングマシンやフィットネスバイクは、部屋の中で有酸素運動ができる優秀なマシンだが、マシンを設置する際や使用する時に通常以上の音をたてることもある。マシンを使う際には、必ず防音マットを設置しよう。
3. マンションでトランポリンを使ったエクササイズはできる?

代表的なエクササイズであるトランポリンは、マンションでも騒音を立てずに行うことができるのだろうか。
トランポリンを行うなら防音マットは必須
結論としては、トランポリンをエクササイズとしてマンションで行うことは可能だ。しかし、跳ぶことで騒音を立てる可能性は非常に高いため、必ず防音マットを準備しよう。賃貸の場合には、床材を傷つけるリスクも下げることになる。トランポリン用の防音マットも市販されているので検討してほしい。
トランポリンは有酸素運動
トランポリンは、有酸素運動に分類されるエクササイズだ。マンションで行うなら、ウォーキングなどのように外出する必要もなく、楽しく続けられるはずだ。比較的短時間で下半身を鍛えられるうえ、全身運動としても効果的である。
4. マンションでできるおすすめエクササイズ

エクササイズをマンションで行う場合のおすすめを紹介しよう。
HIITがおすすめ
エクササイズをマンションで行うなら、HIIT(ヒット)がおすすめだ。高強度インターバルトレーニングと呼ばれるもので、負荷の高い運動と休憩を短時間に繰り返す。無酸素運動と有酸素運動の両面の効果が得られるのに加え、所要時間が短いのが特徴だ。
HIITのおすすめメニュー
ここで紹介するHIITエクササイズは、マンションでもできるトレーニングのみで構成した。トレーニングを20秒間全力で行い、10秒の休憩を挟んで次のメニューへ進むのが基本だ。HIITエクササイズをマンションでする場合、ニートゥーチェスト・ ロシアンツイスト・サイドクランチ(右)・プランク ・バイシクルクランチ ・ ペンギンクランチ・ サイドクランチ(左)・ プランクプッシュアップの順に、計4分間で取り組もう。
ニートゥーチェスト
腹筋を鍛えるメニュー。仰向けになって両手を後ろにつき、肘を直角に曲げる。膝を軽く曲げて足を上げたら、膝を胸に近づけては離す動作を繰り返す。
ロシアンツイスト
腹斜筋を鍛えるメニュー。ニートゥーチェストの姿勢から、両手を床から離し、胸の前で組む。足を浮かせたまま上半身を左右に大きくひねる動作を繰り返す。
サイドクランチ
同じく腹斜筋を鍛える。横向きに寝転び、身体の上側にある手を頭に添える。肘と両膝を近づけるように、脇腹を収縮させる動作を繰り返す。左右それぞれ20秒間、動作を続けよう。
プランク
体幹を鍛えるメニュー。うつ伏せになり、両肘と両つま先のみを支点に身体を浮かせる。後頭部からかかとまでが一直線になるよう姿勢をキープしよう。
バイシクルクランチ
腹筋を鍛えるメニュー。仰向けになり、両手を頭に添える。膝を曲げて足を浮かせたら、右足を伸ばしながら、右肘と左膝を近づける。次に左足を伸ばしながら、左肘と右膝を近づける。この動作をリズミカルに繰り返す。
ペンギンクランチ
腹横筋を鍛える。仰向けになり、足の裏はつけたまま膝を曲げ、身体に近づける。上半身を浮かせてひねり、肘を伸ばした両手で交互に足をタッチする。
プランクプッシュアップ
体幹を鍛える。プランクの状態から左右の手を順に床につけて肘を伸ばし、腕立て伏せの姿勢に。同じ順番で肘を曲げ、プランクの姿勢に戻ることを繰り返す。
結論
エクササイズは、工夫次第でマンションでも行うことが可能だ。屋内のため天候に左右されず、ウェアを新調したり、人の目を気にしたりする必要もない。騒音や床の傷には十分注意をしながら、自分にあったエクササイズを実践してほしい。