1. ふくらはぎサポーターは立ち仕事などにもおすすめ!アスリートも愛用
ふくらはぎサポーターは、運動中や立ち仕事のときにおすすめのアイテムだ。その理由について見ていこう。
1.筋肉のムダな動きを軽減してくれる
ふくらはぎサポーターには、筋肉のムダな動きを軽減してくれる働きがある。走ったりジャンプしたりと身体を動かしているときには、筋肉は絶え間なく振動を続け、同時にムダな動きを抑制しようとする力が働く。そのため、ふくらはぎには負荷がどんどん蓄積していきやすいが、サポーターを使っているとこれらの動きを軽減してくれるのだ。
2.着圧によって血流が促されやすい
ふくらはぎサポーターの適度な圧力は「筋ポンプ作用」をサポートし、血流を促す働きがある。筋ポンプ作用とは、筋肉の収縮運動によって下半身の血液(静脈血)を心臓へと戻す働きのことだ。ふくらはぎはその作用が強い部位だ。長時間同じ姿勢でいると血液は滞りやすくなるが、ふくらはぎサポーターを使っていると巡りの悪さを軽減してくれる。
3.疲労回復が早い
ふくらはぎサポーターには筋肉の硬さを抑制する働きがあるため、運動中や運動後の疲労回復も早い。とくに、ふくらはぎの外側に位置する「ヒラメ筋」などが硬くなりやすい人は、着用することでその効果を感じやすいだろう。
2. ふくらはぎサポーターの選び方とは?
ふくらはぎサポーターには、さまざまなタイプがある。自分に合ったものを選ぶときには、次の項目を参考にするとよいだろう。
選び方その1.機能性で選ぶ
ふくらはぎのサポーターを選ぶときには、機能性に注目していこう。疲労を軽減するテーピング効果のあるサポーターや肉離れの回復期をサポートしてくれるものなどがあるため、自分の用途にあった機能を選ぶことが大切だ。
また、「hPa(ヘクトパスカル)」や「mmHg(ミリハーゲ)」などの着圧を示す単位も参考になる。数値が大きいほど着圧は強くなるため、初めて使うときには圧力数値が小さいサポーターから始めてみるとよいだろう。
また、「hPa(ヘクトパスカル)」や「mmHg(ミリハーゲ)」などの着圧を示す単位も参考になる。数値が大きいほど着圧は強くなるため、初めて使うときには圧力数値が小さいサポーターから始めてみるとよいだろう。
選び方その2.使用シーンで選ぶ
ふくらはぎサポーターは、使用シーンによっても選ぶタイプが変わる。スポーツの場面でサポーターを使いたいときには速乾性があり動きやすいアスリート用のものを、日常生活で使うのであれば適度な着圧で肌や血流に負担がかからないものを選ぶとよいだろう。
選び方その3.長さで選ぶ
ふくらはぎサポーターは、いくつかの長さに分けられる。代表的なものはふくらはぎを覆うものだが、足首からふくらはぎ全体をサポートするものなども発売されており、それぞれ機能性が異なるため自分に合った長さを選ぶことが大切だ。
3. ふくらはぎサポーターは寝る時用もおすすめ
ふくらはぎサポーターは就寝時に使えるものもあり、足のむくみを軽減させたいときなどにおすすめだ。ふくらはぎに適度な圧力がかかり、血流を促進してくれるだろう。就寝用のサポーターを選ぶときには次のポイントをチェックしておこう。
就寝時専用のサポーターを選ぶ
寝るときに使うふくらはぎサポーターは、就寝時専用で作られているものを使うことが大切だ。寝るとき専用で作られてないサポーターを使用すると、圧力が強すぎて不快になる可能性がある。横になっているときは血液内(静脈)の圧力が低下しやすいため、着圧が強すぎない、就寝用のサポーターを選ぶようにしよう。
男性用を選ぶときは医療用から探すと見つけやすい
男性用の就寝用ふくらはぎサポーターは、医療用から探すと見つけやすい。市販されているものは比較的女性用のものが多いが、医療用だと男女問わず使えるものが見つかるだろう。サポーターを見つけるときの参考にしてほしい。
結論
ふくらはぎサポーターは、筋肉のムダな動きや疲労を軽減するなどの効果があり、運動中や立ち仕事のシーンでもおすすめのアイテムだ。タイプによって機能性や長さが違うため、自分が使いたいシーンに合ったものを選ぶことが大切である。寝るときに使いたい場合は、就寝中専用のものを選ぶことが重要だ。足のむくみや疲労を軽減したい人は、ぜひ使ってみてはいかがだろうか。