1. レザージャケットの着こなしコーデ例・襟なしや大きめサイズも

レザージャケットには大きく分けて、シングルライダース(前が重ならないタイプ)とダブルライダース(前が重なるタイプ)の2種類がある。シングルライダースはスマートな印象、ダブルライダースはワイルドで男らしい印象が持ち味だ。この2種類の着こなし方に加え、流行の大きめサイズの着こなしについても解説しよう。
シングルライダースの着こなし
- 襟なしシングルライダースはすっきりと着こなす
シングルライダースは、襟なし(ノーカラー)デザインが主流だ。襟なしタイプは、レザージャケットのなかでも最もすっきりと見えるため、白シャツや丸首ニットなどをINして、ぜひシンプルにコーデしてみよう。ダーク系の細身パンツでスリムにまとめると好感度も高い着こなしになるはずだ。 - 色付きレザージャケットで個性をアピール
シングルライダースの着こなしで他人と差を付けたければ、色付きのレザージャケットを選ぶのもおすすめだ。キャメルやカーキなどの渋めの色味を選べば、着回しもしやすくなる。白シャツ&黒パンツなどと組み合わせ、ごちゃごちゃさせないのがオシャレに見えるコツである。
ダブルライダースの着こなし
- チェックシャツやタートルネックで大人っぽく
重厚感があり人目を引くダブルライダースは、あえてシンプルなチェックシャツやタートルネックなど、品のあるアイテムと合わせるとバランスがよい。ハードな雰囲気が和らぎ、エレガンスな大人の着こなしが完成する。 - ジーンズやパーカーでワイルドさを意識
ダブルライダースをジーンズやパーカーと組み合わせ、「直球」なコーデにするのも勿論ありだ。攻めたい人は、ダメージジーンズなどでワイルドさ全開にしてもよいだろう。逆に、ダークな色味のジーンズと合わせればスタイリッシュにまとめることもできる。
大きめサイズのレザージャケットの着こなしは?
レザージャケットはジャストサイズで着るのが基本だが、大きめサイズをだぼっと着るのも流行りである。ストリート感が演出でき、キマればかなりオシャレに見える。おすすめは、スリムパンツで下半身をすっきりさせるコーデだ。ほどよくラフな雰囲気になりかっこいい。
また、大きめサイズのレザージャケットにあえてワイドパンツを合わせる方法もある。トレンド感満載の着こなしになるが、一歩間違えるとだらしない印象になるので、全体の清潔感にこだわってコーデしてみてほしい。
また、大きめサイズのレザージャケットにあえてワイドパンツを合わせる方法もある。トレンド感満載の着こなしになるが、一歩間違えるとだらしない印象になるので、全体の清潔感にこだわってコーデしてみてほしい。
2. 30代40代のレザージャケットの選び方

30代・40代がレザージャケットをかっこよく着こなしたいなら、自分に似合う1枚を見極める知識も必要だ。ここでは、レザージャケットの選び方のポイントについて紹介しよう。
シングルとダブルの印象の違いを理解する
シングルのレザージャケットは、装飾が少なくどんなコーデでも着こなしやすいのが特徴だ。対してダブルは男臭く渋い雰囲気になり、扱いが難しい面もある。気軽に着たいならシングル、レザージャケットらしさを楽しみたいならダブルと、両者の違いを意識することが大切だ。
サイズと着丈にこだわる
大きめサイズでトレンド感を出すのもよいが、レザージャケットはやはりジャストサイズがおすすめだ。スマートに着こなしたいなら、肩幅や身頃が自分にフィットするかしっかり確認しよう。また、着丈が短すぎるとボトムとのバランスをとるのが難しくなる。あまり短い丈のデザインは選ばないのが無難である。
素材の違いも知っておく
一括りにレザーといっても、柔らかくフィット性のある羊革、耐久性や防寒性に優れる牛革、希少性が高い馬革、山羊革など、さまざまな種類がある。それぞれの特長や手触りなどを知ってから選べば、より理想的な1枚が見つかるだろう。
迷ったら色は黒が◎
レザージャケット初心者なら、まずは迷わず「黒」を選ぶのがおすすめだ。黒を選んでおけば合わせるアイテムも幅広くなり、コーデもさほど難しくないからだ。バックプリントやワッペンなどの付いていないシンプルなタイプをチョイスすると尚よいだろう。
3. レザージャケットの手入れ方法

レザーは手入れを怠るとカビや劣化によってダメージが現れやすい。レザージャケットの上手な着こなしには日々の手入れも必要不可欠なので、最後に解説しておこう。
上手な着こなしのために1:基本の手入れ
まずレザージャケットを着用したあとは、毎回ブラシで汚れやホコリを落とすようにしよう。汚れが付着したままだとカビの原因になってしまう。さらに少なくとも2~3ヶ月に1回はクリーナーで汚れを落としたあと、革用のオイルで手入れをするのがおすすめだ。この工程により、ひび割れなどを防ぎ長く着ることが可能になる。
上手な着こなしのために2:カビ・水濡れの手入れ
レザージャケットにカビが発生した場合は、まずは水拭きで拭きとり、落ちなければカビ用のスプレーを使って除去するとキレイに落とせる。水に濡れてしまった場合は、乾拭きで水分をとったあと、陰干しでしっかりと乾かそう。乾いたらオイルを塗布し、できれば最後に防水スプレーを使用するのがおすすめである。
結論
レザージャケットの着こなしでは、やりすぎは厳禁である。あまりハード系のアイテムばかりを組み合わせると、「ロックな雰囲気」になりすぎるので注意してほしい。どこかに上品さを取り入れることが、コーデ成功のコツといえるだろう。ぜひレザージャケットの大人の着こなしを楽しんでみてほしい。