1. 腹筋するならストレッチもセットですべき?

腹筋を鍛えるときは、ストレッチもセットで行ってほしい。最初に、腹筋のストレッチを取り入れるメリットを見ていこう。
腹筋ストレッチのメリット
腹筋ストレッチの最も大きなメリットは、筋トレや運動のパフォーマンスを向上できることだ。筋トレ前に腹筋をストレッチすると、血流がよくなり、可動域が広がると言われている。柔軟性もアップして、パフォーマンス向上が狙えるのだ。
また、筋トレの後にストレッチをすると、固くなった筋繊維をほぐす効果も期待できる。筋肉痛になりにくく、素早い回復を促せるのだ。ストレッチは、ぜひ筋トレの前後に取り入れてほしい。
また、筋トレの後にストレッチをすると、固くなった筋繊維をほぐす効果も期待できる。筋肉痛になりにくく、素早い回復を促せるのだ。ストレッチは、ぜひ筋トレの前後に取り入れてほしい。
2. 腹筋を伸ばす簡単ストレッチの方法とコツとは?

ここからは、腹筋を伸ばすストレッチの方法を紹介していこう。上手に身体を動かすコツも解説するので、意識しながら行ってほしい。
どこでもできる腹筋伸ばし
腹筋全体を伸ばせるストレッチだ。さらに、背中の筋肉も刺激可能である。道具を使わずどこでも行えるので、朝起きたときや仕事の休憩時間などに取り入れてほしい。
- 足を肩幅に開いて立つ。
- 足の指を上げてかかとに重心を乗せる。
- 両手を頭の後ろで組み、首を斜め上に引っ張られるイメージで上体をそらせる。目線は上を向き、骨盤が前に出ないように注意しよう。
- 姿勢を保ったまま、2回呼吸する。
- 息を吐きながら元の姿勢に戻る。
エロンゲーション
腹筋と背筋をストレッチできる運動だ。高い所にバーがあれば、ちょっとしたすきま時間に行える。
- ぶら下がるのに十分な高さのバーを用意する。
- 両手でバーを掴み、足を上げてぶら下がる。
- ゆっくりと呼吸しながら、20~30秒キープする。
背伸びストレッチ
腹筋だけでなく、脇腹や脇を伸ばせるストレッチだ。全身の血流をアップして身体を温めるため、ウォーミングアップに最適である。
- まっすぐに立ち、両手を伸ばして頭の上でクロスさせる。
- 右足を前に出しながら、腹筋が伸びているのを意識する。
- 右足を引き戻し、左足を前に出して、腹筋を伸ばす。
- 左足を引き戻す。両手を上げたまま、左右に身体を倒して脇腹をしっかりと伸ばす。
腹斜筋ストレッチ
腹直筋を伸ばせるストレッチである。左右にねじる動きをプラスすると、腹斜筋にも刺激を与えられる。
- うつ伏せに寝る。
- 両手を床について、上半身を起こす。肩を内側に入れ、肘を外側に向けよう。
- へそを前に出すイメージで、腹筋を伸ばす。そのまま30秒キープする。
- 上半身をゆっくり左右にひねり、腹斜筋を伸ばしたら元の体勢に戻る。
3. 腹筋ストレッチで気をつけるポイントは?

最後に、腹筋ストレッチを行うときの注意点を見ていこう。
無理をしない
腹筋のストレッチをするときは、痛気持ちいい程度で止め、決して無理をしないでほしい。無理やり筋肉を伸ばすと、ケガの原因になってしまうためである。また、動作をゆっくり行うことで、無駄な力を入れずにストレッチできる。もし、ストレッチ後に腹筋に痛みが残る場合は、早めに医師へ相談することをおすすめする。
息を止めない
ストレッチ中は、息を止めないように気をつけよう。呼吸で酸素を取り込むと、筋繊維の回復を効率的に行うことが可能と言われているからだ。さらに、血流アップも見込めるため、ゆっくりと呼吸をしながらストレッチを行ってほしい。
結論
腹筋のストレッチについて解説した。腹筋は身体を支える重要なパーツである。鍛えると見た目が引き締まるだけでなく、姿勢改善や便秘解消といった効果が期待できる。そのため、腹筋のストレッチを生活に取り入れることで、より健康的な身体を目指せるだろう。今回紹介したメニューに、ぜひチャレンジしてほしい。