1. かかとがつるつるでなくなる原因
かかとがつるつるでなくなってしまう原因には、乾燥や冷えなどがある。まずは、それぞれの原因を詳しく見ていこう。
乾燥
足の裏には皮脂を分泌する皮脂腺がないため、かかとは非常に乾燥しやすい部分だ。乾燥してガサガサになったかかとには、顔と同様にしっかりと保湿ケアをする必要がある。のちほど、かかとを保湿するアイテムを紹介するので参考にしてほしい。
冷え
足の冷えも、かかとがつるつるでなくなってしまう原因の1つだ。足が冷えると、血流が悪化し、ガサガサの原因になる角質がたまりやすくなるのである。
かかとへの刺激
かかとは、外部からの刺激を受けやすいパーツだ。刺激を受けると、皮膚を守ろうとして角質が厚くなり、ガサガサの手触りになってしまう。歩行時の刺激はもちろん、サイズが合っていない靴や靴下との摩擦にも注意する必要があるだろう。
新陳代謝の乱れ
足裏の新陳代謝が乱れると、不要な角質がたまってガサガサになってしまう。新陳代謝が乱れる原因は、ストレスや生活習慣の悪化、加齢などが挙げられる。適切なケアをして不要な角質を除去すれば、つるつるのかかとを手に入れられるだろう。
2. かかとをつるつるにするグッズとは?パックや靴下も
ガサガサのかかとに悩んでいる方は、市販のアイテムを試してみるとよい。ここでは、かかとをつるつるにするグッズを見ていこう。
リベルタ「ベビーフットイージーパック」
角質をケアしたい方におすすめなのが、ベビーフットイージーパックだ。専用のジェルに足をつけて待つだけでつるつるの足裏に近づくことができる。角質を削る方法では、力を入れすぎて皮膚を傷つけてしまう可能性があるが、パックであれば不要な角質だけをケアできるだろう。
小林製薬「かかとちゃん」
靴下をはくだけで、かかとを保湿するアイテムだ。かかと部分の内側が特殊ラバーになっており、乾燥をふせいでつるつるの状態に導いてくれる。乾燥からくるガサガサを手軽にケアしたい方におすすめだ。
ロクシタン「シア フットクリーム」
人気のボディケアブランドであるロクシタンからも、かかとのケアができるアイテムが販売されている。クリームには保湿成分であるシアバターが配合されているため、肌をしっかりとうるおしてくれるだろう。かかとだけでなく、太ももやふくらはぎといった足全体をケアできることもうれしいポイントだ。
3. かかとをつるつるに保つ方法
かかとケアを行っても、すぐにガサガサに戻ってしまったら意味がない。ここでは、かかとの乾燥や角質がたまることを防いで、つるつるに保つ方法を見ていこう。
かかとをこまめに保湿する
かかとの乾燥を防ぐためには、こまめに保湿することが重要だ。お風呂上りや寝る前などに、保湿クリームを使うとつるつるの状態をキープできるだろう。靴下やマッサージと組み合わせると、より効果的である。
靴下をはく
家の中でも、靴下をはくようにしてほしい。靴下は、かかとへの刺激を緩和し、冷えも予防してくれるからだ。ムレると足裏に雑菌が繁殖しやすくなるので、通気性のよい綿でできている靴下がおすすめである。
ほどよい角質ケアを続ける
かかと用のやすりやパックを使用し、適切な頻度で角質ケアを続けることも重要だ。角質の蓄積を防ぎ、つるつるなかかとを保つことができるだろう。ただし、必要な角質まで除去してしまうと逆効果になるため、ケアは2週間に1度を目安にするとよい。
歩き方にも注意
無意識のうちに、かかとから着地したり足裏をすったりするような歩き方をしてはいないだろうか。かかとに刺激を与えるような歩き方をしていると、肌がガサガサになる可能性がある。かかとが固くなっている方は、自分の歩き方をチェックしてみるとよいだろう。
結論
かかとをつるつるにする方法について解説した。かかとをつるつるにするためには、固いかかとになってしまう原因をなくしつつ、適切な角質ケアをすることが重要だ。今回紹介した角質ケアアイテムや、かかとをつるつるに保つ方法を参考にしてほしい。セルフのケアを続けてもガサガサのかかとが治らない場合は、病院への相談をおすすめする。かかとケアを行って、きれいな足裏をキープしよう。