1. トレーニングの記録は取ったほうがいい?

トレーニングの記録には多くのメリットがあり、取るに越したことはない。以下では、そのメリットや効果を紹介しよう。
成果を高められる
トレーニングは、行うこと自体への満足感があるため、続けることに意味を見出しやすい。もちろん、リフレッシュやストレス解消のためであればそれで構わないが、理想のボディへ近づくためには、トレーニング内容をレベルアップする必要がある。
筋肉は、同じ部位へ同じ負荷を与えていると、次第に刺激に慣れて効果が薄れる性質があるのだ。トレーニングを記録することで、前回よりも負荷を高くしたり、回数を多くしたりする目安になる。継続的に成果をだすためには、記録が必要だといえる。
筋肉は、同じ部位へ同じ負荷を与えていると、次第に刺激に慣れて効果が薄れる性質があるのだ。トレーニングを記録することで、前回よりも負荷を高くしたり、回数を多くしたりする目安になる。継続的に成果をだすためには、記録が必要だといえる。
モチベーションが上がる
トレーニングは、たった数日で成果を出すことが難しく、ともすれば飽きたり諦めたりしてしまうこともあるだろう。1人で取り組む場合にはなおさらで、ストイックに継続するのには精神力も必要だ。
そんな時、トレーニングの記録があれば、過去の頑張りが目に見えるため、継続しやすい。たとえ少し期間が空いたとしても、そろそろやらなければと再奮起できるはずだ。トレーニングの記録は、モチベーションの向上にも効果がある。
そんな時、トレーニングの記録があれば、過去の頑張りが目に見えるため、継続しやすい。たとえ少し期間が空いたとしても、そろそろやらなければと再奮起できるはずだ。トレーニングの記録は、モチベーションの向上にも効果がある。
期間が空いても再開しやすい
仕事やプライベートの状況次第では、継続してきたトレーニングを一時中断することもあるだろう。環境がととのってトレーニングを再開できるようになっても、種目や負荷、回数をはっきり覚えておくのは難しいかもしれない。
そこでトレーニングの記録があれば、最終的な負荷や回数を目標にしてトレーニングを再開できる。期間が空いて同じようにはできなかったとしても、記録された負荷や回数は、自分が一度は到達した実績なのだ。
そこでトレーニングの記録があれば、最終的な負荷や回数を目標にしてトレーニングを再開できる。期間が空いて同じようにはできなかったとしても、記録された負荷や回数は、自分が一度は到達した実績なのだ。
客観的なアドバイスを受けやすい
ジムに通ったり、トレーナーやアドバイザーがいたりする場合にも、トレーニングの記録は役に立つ。自分の目的に照らし合わせ、現在のトレーニング内容や強度が適切なのかどうかを判断するのに、記録は重要な判断材料になるのだ。次の章で説明する記録方法を参考に、なるべく正確な記録を取っておこう。
2. トレーニングの上手な記録の仕方

トレーニングの記録のメリットがわかったところで、どのように記録すればよいか、おすすめの記録方法を紹介しよう。
必須は日付・種目・負荷
トレーニングを記録するにあたり、必ず記載したいのが日付と種目、負荷(回数)だ。たとえば、3月9日にクランチ10回を2セット、プッシュアップ10回を3セット、プランク60秒を2セットというように、行ったメニューは全て記載しよう。こうすることで、次回以降のトレーニングでは、特定の種目に限って負荷を調整することも可能になる。
感想や体調も記録するとベスト
トレーニングを記録するなら、感想や体調も添えておくとベストだ。怪我や体調によって、回数を大幅に減らしたり、特定の種目に取り組まなかったりすることもあるはずだ。
人は時間が経つと忘れるもの。時間が経って記録を見直したときにも、正確に情報が取れるよう、感想や体調、メニューの意図なども書きそえておこう。
人は時間が経つと忘れるもの。時間が経って記録を見直したときにも、正確に情報が取れるよう、感想や体調、メニューの意図なども書きそえておこう。
トレーニングの記録にはアプリが便利
このような記録を抜け漏れなく行うには、スマホやタブレットのアプリが活用できる。標準搭載のメモ帳でもかまわないが、トレーニング専用の記録アプリも数多くリリースされている。専用のアプリなら、項目を順番に入力していくだけで、詳細な記録が可能だ。
また、回数などをグラフ化できるものもあり、より詳細にトレーニングを分析できる。目的にあった使いやすいアプリを見つけることも、トレーニングの記録を習慣化するポイントだ。
また、回数などをグラフ化できるものもあり、より詳細にトレーニングを分析できる。目的にあった使いやすいアプリを見つけることも、トレーニングの記録を習慣化するポイントだ。
3. トレーニング記録にアプリを使うデメリット

トレーニングの記録にスマホのアプリが便利であることは、先ほど解説したとおりだ。しかし、アプリにはデメリットもあることを付け加えておきたい。スマホ上のサービスは必ず改廃があるため、アプリがいつまで使えるかわからない。
運営元が閉鎖したり、機種変更したりすることで、データが破損・削除される可能性があるのだ。また、スマホを紛失したり盗難にあったりする可能性もある。これらを回避するには、アプリだけに頼るのではなく、紙ベースや表計算ソフトなどでバックアップを取るのがおすすめだ。
ジムやトレーニング場所ではアプリに簡易的に書きとめ、帰宅してから紙やパソコンへ記録しなおすのがよいだろう。
運営元が閉鎖したり、機種変更したりすることで、データが破損・削除される可能性があるのだ。また、スマホを紛失したり盗難にあったりする可能性もある。これらを回避するには、アプリだけに頼るのではなく、紙ベースや表計算ソフトなどでバックアップを取るのがおすすめだ。
ジムやトレーニング場所ではアプリに簡易的に書きとめ、帰宅してから紙やパソコンへ記録しなおすのがよいだろう。
結論
トレーニングは、記録することで成果を上げやすくなり、モチベーションの向上にもつながる。トレーニングで成果を出すには、積み重ねと継続が何よりも重要だ。記録をおこたらず、過去の自分と向き合うことで、目標に向かって躍進してほしい。