1. 内転筋を鍛えるマシンとは?

股関節内転筋は、恥骨筋・長内転筋・大内転筋・薄筋・短内転筋の5つの筋肉で構成されている。股関節内転筋は太ももの内側に存在する筋肉で、主に足を閉じたりクロスしたりする動作に関わっている。ほかにも、股関節内転筋は立っているときにバランスを保ったり、歩いているときの足の振り出しにも関連している筋肉だ。
日常生活で私たちを支えてくれている股関節内転筋だが、鍛えづらいという特徴がある。その点、マシンを使えばピンポイントで股関節内転筋を鍛えられるのだ。また、マシンなら負荷を調節しながら行えるので、自重トレーニングよりも効果が得られやすい。ダイエット目的や筋肥大を目指すなど、マシンなら理想の太ももの獲得を実現してくれるだろう。股関節内転筋を鍛えるマシンには以下のようなものがある。
日常生活で私たちを支えてくれている股関節内転筋だが、鍛えづらいという特徴がある。その点、マシンを使えばピンポイントで股関節内転筋を鍛えられるのだ。また、マシンなら負荷を調節しながら行えるので、自重トレーニングよりも効果が得られやすい。ダイエット目的や筋肥大を目指すなど、マシンなら理想の太ももの獲得を実現してくれるだろう。股関節内転筋を鍛えるマシンには以下のようなものがある。
- ヒップアダクターマシン
- レッグプレスマシン
- 振動マシン(シェイプアップマシン/シェイプアップボード)
- レッグトレーニングDX IMC-104/エアロライフ
などである。これらについて、ひとつひとつ詳しく解説していこう。
2. ジムにある内転筋を鍛えるマシンの活用法

ここでは、ジムにある股関節内転筋を鍛えるためのヒップアダクターマシン・レッグプレスマシンの使用方法やトレーニングの際のポイントを解説していく。ジムに通われている方は、ぜひ参考にして股関節内転筋を鍛えていってもらいたい。
ヒップアダクターマシン
ヒップアダクターマシンは、股関節内転筋を鍛えるために特化した専用のマシンである。大殿筋下部線維も同時に鍛えられる。ヒップアダクターマシンはジムには必ず設置されていると思うので、利用してみてほしい。負荷は5kg~100kg程度の範囲で調節できるものがほとんどである。
- イスに座って足をパッドにセットする。このとき、太ももが床と平行になっているかどうかを確認する。
- 手元のハンドルを握る。
- 息を吐きながら足を閉じていく。
- 足を閉じきったら数秒止めて、ゆっくり開脚していく。
ポイントとしては、背中が背もたれから離れないようにすることである。しっかり背もたれにもたれてトレーニングしよう。
レッグプレスマシン
レッグプレスマシンは、足全体を鍛えるためのものである。王道のトレーニングマシンなので、どこのジムにも必ず設置されているだろう。足のポジションを工夫すれば、股関節内転筋に負荷を集中させられるので、その方法を紹介する。
- 足を自分から見て「逆八の字」にする。このとき、足パッドからつま先がはみ出ても構わない。
- スクワットの要領で、足を曲げ伸ばしする。
最初の足の位置が大切だ。逆八の字に設定することで、股関節内転筋を鍛えられる。
3. 自宅で行う内転筋を鍛えるマシンの選び方

最後に、自宅で使える股関節内転筋を鍛えるためのマシンを紹介していく。ヒップアダクターマシン・レッグプレスマシンは効果的に股関節内転筋を鍛えられるが、重厚でスペースをかなりとるうえに、値段が高い。自宅には向かないといえるだろう。ここでは、比較的リーズナブルで股関節内転筋を効率的に鍛えられるマシンを紹介するので、ぜひ購入を検討してみてほしい。
振動マシン(シェイプアップマシン/シェイプアップボード)
振動マシンは、その上に乗っているだけで足全体の筋肉を鍛えられるアイテムだ。振動するボードの上でバランスをとらないといけないため、もちろん股関節内転筋にもアプローチできる。テレビを見ながらの「ながら運動」もできるので、時間がない方やスキマ時間にトレーニングしたい方にぴったりだ。
レッグトレーニングDX IMC-104/エアロライフ
こちらの商品は、立った状態で足を閉じたり開いたりするローラーマシンである。これも振動マシンのようにながら運動ができるので、便利だ。また、電源なども要らないので省エネである。
結論
股関節内転筋を鍛えるためのマシンを紹介した。ジムにあるような重厚なマシンから、自宅でも使える手軽なマシンまでさまざまだ。ぜひ自分にあったマシンを選んで、股関節内転筋を鍛えていってほしい。なお、マシンそれぞれの使い方や注意点も合わせて解説した。一歩間違えるとケガのリスクがあるので、注意点はしっかり守って、股関節内転筋を鍛えていってもらいたい。